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マイナス感情をプラス感情に変える(4)

劣等感、悩み、氣がかり、不満、怒り、確執といったマイナス感情をプラスに変えられたら素晴らしいではありませんか!

言葉を変える、しかも初めの言葉をプラスに変えるだけで、状況をプラスのものに変える……
「よかったね!」と言えば、その出来事はよいものになる。
「有り難いねえ!」と言えば、その出来事は有り難いものになる。……

こういうことは、現実に苦しい状況に直面している時は、まったくもって受け入れがたい、子ども騙しのように聞こえますね(笑)。
志望校に落ちてしまった時……
恋しい人と残酷な別れをした時……
大事な試合で惨敗した時……
会社が倒産せざるを得ず借金を抱えることになった時……
そういう時に「よかったね」「有り難いね」「素晴らしいね」「嬉しいね」などとは到底思えませんね。

しかし、わたくしは多くの人から何回も何回も聴きました。
「後から振り返ると、あの時それがあったから今の自分があるんだなと……今ではそのように本当に心からそう思います。そのことに感謝しています。」という話を。
人というのは逞しい、柔らかなもので、へこまされたままではいないものなのですね。
ただ、大きなマイナスをプラスに転じるには、少し時間が必要だということなのでしょう。(極意塾投稿No.362)

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