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悪いことはやらずに済ます

(中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。)

ドラッグにはまった人の悲惨さは目に余る。

そういうものには一生涯関わらないに限る。

身体にも経済にも大打撃だ。

「憎い人を破滅させたかったらギャンブルを教えろ」というようなことを中学生の頃に読んだことがある。

たしか、アメリカの諺というような紹介があったように思う。

しかし、アメリカに限らず、世間には、人生をよりよく生きることに結局マイナスにしかならないものが充満している。

誘惑はいろいろな姿になって襲いかかり続ける(笑)。

およそ誰でも、すぐに簡単にできる対策は、それに夢中になっている人がどんな人たちか、それをよく見ることだ。

そこに答えがある。

この手の悪いことは、「少しだけなら」「一回だけなら」という誘い方をしてくる。

極意は、一度たりとも、絶対に手を染めないことだ。

一度もやらないとどうなるか、その実験のほうを選択すればいい。

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