『闇の中の五人』作者あとがき

はいどうも!あけましておめでとうございます、作者でございます。
このたびは『闇の中の五人』をプレイいただき、そしてここまで読んでいただいてありがとうございます。

友達のおうちで、道尾秀介先生とSCRAPさんがコラボした犯罪捜査ボードゲーム『DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人』をプレイさせてもらって「うひょ~!なんか証言とかデータとかいっぱいあるのを手分けして調べて、みんなでひとつの殺人事件を捜査するやつおもしれ~~~~~」となって書き上げたのが本作です。すぐに影響を受ける悪い癖。
「ヤクザの組長殺し」というテーマになったのは、今期ずっと個人的応援上映していた神アニメ『アキバ冥途戦争』にがっつり染められ、このお正月『アウトレイジ』とか『孤狼の血』を見返してすっかりアウトローな気分になっていたことが大きいですが、殺人が闇から闇に葬られることが日常の世界は、「絶海の孤島とか行かずに、科学捜査や司法解剖を気にしない犯人当てを書く」のに非常~に都合の良い舞台設定でもあります。

わざわざ解説せずともお気づきでしょうが、うさぎ年ということで本作の登場人物は全員、「うさぎ」にちなんだネーミングになっています。
「望月十五」は「十五夜/月で餅をつくうさぎ」、「泥舟勝克」は「かちかち山」、「鰐飛伊那馬」は「因幡の白兎」、「碧居法比古」は酒井法子さんの「碧いうさぎ」。
「有栖井腕太」は「アリス・イン・ワンダーランド」、「舞目路黒美」は「マイメロディ/クロミ」。「小浦と野呂井」は「うさぎと亀」から。
「宗玄倉理(そうげん・くらり)」というキャラ名案もあったのですが、ヤツは猫なので没に。

「ここは理屈が怪しいんじゃないか?」「こういう伏線があった方が良かったんじゃないの?」といったご意見、あるいは普通に面白かった/つまんなかったのご感想、お待ちしております! ぜひぜひ、この記事のコメント欄に書き込んでください。ネタバレ可。

頂いてなるほどと唸ったご意見に関しては、しれっと更新して取り入れちゃうかもしれません(こちらにスペシャルサンクスのクレジット入れますね)。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました! また遊んでね!ばいばーい!

南与野ぼんやり総研 代表

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