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花瓶のうた

がんもバーをたべています。6月1日午前1時47分。
今年も半年目がはじまりましたね。舞台が終わってから、なんだか言葉が出てこなくなって、みんなの近況をスクロールするなどして過ごしています、いました。換気扇の音だけだと心もとないから、昔のインスタライブとか最近のラジオとかをつけて、毎日少しずつ部屋の掃除をした。おかげさまで部屋に空間がうまれました。自分がいちばん満足しています。誰からも知られることはないけれど、そういうことってたくさんある。それでいい、それでいいと思いながら、やっぱりそれだけだとちょっと寂しくなったり、どうしてももっと世間に分かりやすく何者かにならないといけない気がしたり、それでもこの暮らしが泣いてしまうほどに愛おしかったりする。誰かの中にたしかに自分は存在していて、それはまちがいのない生きてきた証で、本当はずっとそれだけでよかったのかもしれない。そんなこと分かっていたはずなのに。社会はたくさんの光が眩しくて自分の中が見えなくなったりします。鮮やかに強いその光の根源をよく知らないまま、それが羨ましくなったり妬んだりしてしまう。でも同じ温度で、いつからか知ったところで自分は自分の人生しか歩めない、ということに諦めがつくようになった。たぶんきっといいことです。だって笑えるようになったので。出逢えてよかったと想える人たちが周りに今たくさんいるので。いつのまにかこんなに東京が広くなった。
6月です。みなさんお元気ですか。待ち遠しい日々、

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