見出し画像

マスターさんと推し活と

マスター・ホムマとはホームページマスターのことを言います。kpopファンであれば、一度は耳にしたことがある単語ではないかと思います。
マスターがどのような活動をしているのかというと、最近のマスターは主にSNSを利用し、自分の撮った写真を掲載しています。

ホムマ・マスターとは
今でこそkpopも世界で注目されるようになりましたが、以前は公式からでる写真が少なかったことから、ファンが自分のサイトに推しの写真をアップするようになったのが、今のマスター文化の始まりと言われています。
マスターさんの撮った写真で実際に爆発的人気を得たアイドルが誕生することもあり、肖像権を持っているのは事務所ですが、宣伝効果が大きいことから事務所も黙認している事が多い状況ではあります。
私もマスターさんの撮った素敵な写真にたくさんお気に入りの写真があります。(最近では、コンサート会場での撮影NGなど、少しずつルールも変わってきているようですが)

サポート
また、韓国では練習生時代の練習費や生活費を事務所側が負担、デビュー後に事務所に返済していくという場合がほとんどです。(事務所によって違うとは思いますが・・・)そのため、“デビュー当時、お金がなくて大変だった”という話を聞くことも少なくありませんでした。
そこで、マスターさんがファンたちに呼びかけてお金を集め、サポートという形で、食事やプレゼントを贈るという事もありました。(個人で行う人もいると思いますが)コーヒー車などもその一部ですね。(添付画像はファンではなくメンバーがSUGAに送ったコーヒー車ですが…)
今でこそ、BTSは贈り物の受け取りを辞退していますが、以前はファンからの贈り物を嬉しそうに使っている様子もSNSなどを通して沢山目にすることができました。
また、マスターさん以外が行うこともありますが、アイドル達のお誕生日や記念日に応援広告やイベントカフェを行う、サポートの一部といえるかもしれません。
私が2年前の年末年始に韓国旅行をした際は、ソウルの街中、テヒョンくんの広告であふれていてとてもわくわくしたのをよく覚えています。

日本では肖像権が著作権の厳しく、コンサートやイベントでアイドルの写真を撮るのは禁忌!アイドルの写真を利用した加工物の制作も基本的には禁止されていることがありますが、韓国では割と緩く黙認されている文化ではあります。


禁止されている撮影を許容しろ!二次加工もどんどんやったらいい!と思っている訳でも、肖像権があるから全部禁止したらいい!と思っている訳でもありません。
ただ、韓国で始まったkpopの文化が、日本で人気になるにあたり、それぞれの国の“当たり前”は、別の誰かにとっては“当たり前”でない事であるという事を、認識し歩み寄る事が大切なのではないかと思っています。

ファンダムが大きくなり、マスターがサセンと混同される事や、一方的に批判的な反応を見る事が増え、なんだかなぁ…と思い、私の知る範囲で少し書き留めてみました。(賛否両論あると思いますが、あくまでも個人の意見です)

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?