ストップウオッチと苦手克服

とっても個人的な事なのですが、人に時間を計られてるとわかると、途端に頭が固まって、上手く行っていたものもうまくいなかくなってしまいます。

その一番最初の記憶は、幼稚園の年中さんか年長さんの時、クラス一斉の知能テスト見たいなのを受けたときの記憶です。先生がストップウォッチを持って、お遊戯会とかをするホールにみんな長机にびっしりと座っている前に立って、「はい!次のページに行って下さい。はい始め!!」「はい終わって!ページをめくって下さい!はい始め」っていうのが永遠のように続いたのを覚えています。いつ、「はい止めて」って言われるのかドキドキで頭はもう大混乱で、どんな問題だったのかなんてほとんど頭に入ってきてなかったです。わらばん紙が、ざらざらした鼠色の紙だったのはハッキリ覚えてます。もちろん、結果は散々だったようで、親子で幼稚園に呼び出されて、母親が、特別学級入れないといけないことになるかもしれないって、ヒステリックに心配していました。

そんなことで、今でも時間が迫ってると、電話で番号かけ間違えたり、行き慣れている道を間違えて曲がったり、ポンコツ丸出しです。なので今でもストップウォッチって苦手です。

でも一つだけストップウオッチが重宝する時があります。

それは、あまりやる気のしないことをする時です。

もう一つ、個人的なことなのですが、私は洗い物が好きじゃないんです。料理は好きだけれど、鍋やいろいろ洗うのはほんと勘弁してーって思います。嫌だなーーって気分で、夕飯終わった後とかダラダラ先延ばしにして、もっとなんか重圧感じて、もっとイヤーな気分になったりで、なかなか取り掛かりにくい。その上、洗い物している間の時間が永遠のように感じるのです。

そこで、何度か以前、「よし仕方がない。洗うか」ってときに、ストップウオッチで、どの位時間がかるのか、調査してみたんです。そしたら驚きの結果でした。鍋2つにフライパン1つとお皿数枚なら、5分ちょっととか、かかっても7分とかなんです。ちょっと多めの時で、11分くらいでした。

あんなに永遠に感じてたのに、計ってみれば、よく見るユーチューブのお料理番組よりずーっと短いのです。

それがわかってからは、「やらないと」っていう最初のハードルがかなり下がりました。まあ5分くらいだしって感じです。

もし何かやりたくないことがあったら、ストップウオッチで時間を測ってみるのも、楽にやっつけてしまう為の一つの手ですよ。




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