令和3年9月場所予想番付

令和3年7月場所 横綱~前頭5 成績

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令和3年9月場所 横綱~小結 番付予想

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  まずは照ノ富士が横綱昇進。73代目を襲名いたしました。朝乃山は大関から関脇に陥落。これにより2横綱2大関体制となります。
 東関脇で7-8の高安は小結に陥落。西関脇で8-7の御嶽海が東にスライド。空いた西関脇の座には朝乃山が落ちてくるので、関脇にする昇進力士をゼロにすると予想します。
 小結は東に明生がスライド、西は前述の高安が入りそうです。

令和3年9月場所 前頭1・2 番付予想

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 西前頭2枚目で10-5を上げ、三役昇進文句なしの成績を上げた逸ノ城ですが、上が詰まっているため、小結にすら昇進できなさそうです。仕方なく東前頭筆頭にとどめておきます。西前頭5枚目で10-5の豊昇龍も計算上は三役に上がれる成績ですが、同様の理由です。
 東前頭2枚目で8-7の隆の勝は、計算上は豊昇龍よりも下になりますが、その場合番付が据え置きになってしまうこと、そして上位総当たり圏内ということから、隆の勝のほうが上に置かれると予想します。

令和3年7月場所 前頭6~17 成績

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令和3年9月場所 前頭3~14 番付予想

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 12勝を挙げ敢闘賞を受賞した琴ノ若が自己最高位を更新し、上位との対戦も見えてくるところまで番付を上げそうです。復活の宇良も前頭一桁台まで番付を戻しそうです。上位で大敗した翔猿・千代大龍・遠藤・琴恵光の落とし具合が難しいですね。

令和3年7月場所 十両1~6 成績

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令和3年9月場所 前頭15~17 番付予想

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 十両から昇進できそうな成績の力士は、東十両筆頭で10-5の豊山、西十両2枚目で8-7の天空海、西十両6枚目で12-3の水戸龍の3名。しかし、幕内から落とせる成績の力士は東前頭14枚目で4-11の大奄美のみ。そう考えた場合、豊山が最も有利な計算となりますので、豊山のみの昇進と予想できます。しかし天空海はともかく水戸龍は、昇進を見送るのは忍びない成績です。
 では、幕内から十両に落とせる力士をもう一人増やせないか考えてみたいと思います。その候補としては東前頭16枚目で7-8の千代の国が挙げられます。7-8で2枚番付が下がるのは、ありえない話ではありません。しかし、千代の国は7-7で迎えた千秋楽、東前頭2枚目の隆の勝に敗れて負け越しました。7-8になった千代の国を十両に落とすことを念頭に入れていれば、千秋楽は水戸龍との入れ替え戦を組んでいたはずです。普通の審判部ならばそうします。したがって、千代の国は陥落させないのではないかと予想します。現在の審判部は大勝ちに厳しいイメージもありますし、水戸龍に涙を呑ませる可能性が高いと思います。
 さらに難しいのが幕尻の番付。幕内力士の成績だけを考えれば、西前頭15枚目から順に、千代ノ皇千代丸徳勝龍千代の国と埋めることができ、唯一の昇進組となる豊山が幕尻の西前頭17枚目に入ることなります。しかし、東十両筆頭で10-5なのに、いくら十両からの昇格組とはいえ番付が0.5枚しか上がらないのはさすがにいかがなものかと思います。豊山の置き場所は難しいところですが、幕内の勝ち越し力士で昇進後の番付が最も下となる力士よりも昇格力士は上に置かれないのが、最近の幕内・十両における番付編成の傾向なので、一山本のすぐ下が良いと考えました。千代ノ皇・千代丸・徳勝龍・千代の国の3名には0.5枚ずつ涙を呑んでもらって。

令和3年7月場所 十両7~14 成績

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令和3年9月場所 十両1~10 番付予想画像9

 というわけで、惜しくも昇格できなかった水戸龍を東の筆頭、天空海を西の筆頭に置きました。問題はここからで、筆頭~7枚目で、豊山・天空海・水戸龍以外に勝ち越した力士がいないため、候補となる力士がいません。そのため、東十両2枚目は7-8の旭大星を据え置き、西十両2枚目はやや甘めの下げ幅とはなりますが、陥落組の大奄美。東十両3枚目には7-8の若元春を旭大星と同様に据え置きました。西十両3枚目には西十両8枚目で9-6の佐田の海、東十両4枚目には東十両13枚目で11-4の魁勝、東十両5枚目には東十両14枚目で11-4の阿炎、西十両5枚目には西十両12枚目で10-5の王鵬を抜擢し、空白を埋めました。

令和3年7月場所 幕下1~5 成績

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令和3年9月場所 十両11~14 番付予想

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 十両から幕下へ陥落するのは、全休となった東十両7枚目の明瀬山と東十両10枚目の竜電、そして西十両13枚目で4-11の荒篤山の3名で収まりそうです。
 幕下からの昇進は西幕下2枚目で全勝優勝の北青鵬、西幕下3枚目で5-2の美ノ海、東幕下5枚目で6-1の村田改め朝志雄の3名ということがすでに発表されています。
 昇進組の番付ですが、前述の傾向に従って、十両の勝ち越し力士が番付が最も下になる矢後よりも下の番付に置きます。北青鵬はその中でも最上位の東十両11枚目に置きました。朝志雄美ノ海大翔鵬の順番が難しいところです。昇進の優先度としては美ノ海が朝志雄よりも上という見方ですが、ともに昇進となった場合には朝志雄のほうが上になると予想します。大翔鵬はこの2名より上になるか下になるかも判断が難しいです。昇格組の2名は好成績なので、大翔鵬よりも上に置かれるとも予想できますし、近年の審判部は昇格組に厳しいので大翔鵬よりも下に置かれるとも予想できます。今回は前者を予想しました。

令和3年9月場所 幕下1~15 番付予想

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 幕下の番付予想は素人なので、特にコメントは致しません。正式な番付発表後に展望をコメントします。

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