ギャンブル依存症3

前回は、親父が子供の小遣い盗むところまで話した。
まあ、いま考えればどうしようもない親父で、多分歳は38歳ぐらいなのかな…世間で言えばいい中年でバリバリ働いても良さげなのにね。

ちなみに俺はパチンコは一切やりません。ギャンブルはボートレースをほんの少しやるだけです。


さて、改心するかと思いきや期待通りと言うのでしょうか。やはりパチンコ止めません。
その頃はパチスロにハマり出したようです。
目押しも出来ない癖にアホですね。

相変わらずうちには泥棒と同居しているようなもんですから金の隠し場所は日々変えて居るのに、良く探すよ。
賞状の裏、ベッドのマットじゃない裏、漫画本の間、あと何処だっけな?使ってない鞄とかにも隠してたが、ことごとくやられた。
日雇のアルバイトして返して来てた。
その頃は泥棒って意識もなく、借りて返せば良いんだろうと言う感覚。

子供の頃、親父とどこかへ遊びに行った記憶は小学校入る前くらいしかない。
それ以外は、たまにホントにごくたまに銭湯へ連れて行ってくれたぐらい。
まあ、大人になってわかるけど異常だわ。子供への愛情一切ない!
その頃から、俺は嫌いで早く離れたかった。夫婦喧嘩も絶えなくて…

そしたら何を考えているのか親父が仕事辞めた。
多分、パチンコばっかりやっているので通勤が苦痛になったのだろう。と言っても、片道1時間ちょっとの車通勤。
夫婦でどうゆう話になったのか辞めた。

そして失業保険貰いながら、職業訓練校に入った。多分一年位なのかな?溶接の資格を取って地元の鉄工所に勤め出した。
失業保険貰いながらも、地元の土建屋でたまにアルバイトしてた。

通学時、たまたま親父が穴掘ってた。そこに通りかかる俺に声かけずに無言で知らん顔すれと言うような圧力かけてきた。
まあプライドだけはあるようで、恥はしっていたのかね。笑っちゃうけど。

鉄工所に勤めて給料は前より下っていたと思うが田舎なので十分暮らせる額だった。
母親の家計簿付けてるのちらっと見たので。

しかし鉄工所は当時でも珍しい給料現金支給だった…
賢明な読者様ならもうわかっていると思いますが、給料日に給料持って来ないのです。

最初は5万、10万と抜く!
そして遂に全額持ってこない!

うちの生活は困窮する…

続く。

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