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僕は時間をどのように使うべきか


人生とはなにか。

人生とは単純に"時間"のことだ。

ポイントは、それが無限ではなく"有限"であるということ。

僕は、お金のことを考えるよりもまず先に、時間の大切さ、貴重さに気づき、それを上手に使いこなせるようになることが大事だと思っている。
何年後か分からないけど、自分に必ずリターンがくるような時間の投資を若いうちからするべき。

例えば、自分の1時間を使い、読書をしたとする。
その1時間で自分は新しい知識や情報を得ることができる。頭に取り込んだ知識や情報が、やがて何かのチャンスを掴むキッカケになったり、困難な問題を解いたり発見したりするヒントになるだろう。

では逆に、無駄な時間の使い方をしてしまうとどうだろうか。その1時間を何も思考せずに、ただボーっとゲームをしてみたり、テレビをボーっとみることに使ってしまうとする。この使い方で何かリターンはあるのか。ほとんどないと思う。有限である貴重な時間を無駄使いしてるだけだ。

もちろん、ストレス発散や楽しさなどゲームをすることで得られることもあるだろうし、テレビでも貴重な情報を得ることができる番組もある。
そして、将来の目標がプロゲーマーになることや、職業がテレビタレントで自分が出演している番組を観て、結果を出すためにどうするべきか研究をしているのなら話は別だ。

問題なのは、その人の目標や目的がそれとは全く関係ないことで時間を消費してしまうことと、脳を全く働かせないで、思考停止状態をずっと続けてしまうことが大問題なのだ。
目的と手段がリンクしていない状態で、ただ時間を消費してしまっては、いつまでもたっても能力や才能は見つからないし、成長していくことはできない。早く時間の使い方の間違いに気づく必要がある。なぜなら、時間は有限なものだから。

時間の使い方の違いで、これほどまでにも結果や成長速度が変わってしまうことが理解できただろう。

そして、僕が"プロサッカー選手になる"という夢を叶えることができたのも、当然サッカーの練習をたくさんしてきたからだ。
例えば、僕がサッカーの練習をしないで、有限である時間をゲームにずっと費やしていたら、夢は叶うはずはないし、叶える可能性も高くはならない。

**僕は、目的(夢や目標)に対しての時間の使い方が上手であったのだ。 **

時間を目的のために投資できていたのだ。

1日24時間で1年365日という絶対変わらない普遍的なルールがある限り、人はその与えられた時間の中で"自分の能力"を磨き、"才能の芽"を伸ばしていかないといけない。

そして、その時間で身につけた能力や才能を使って、はじめて、社会や人の役に立つような貢献をすることができるようになると僕は思う。

また、自分の能力を最大限使用した時間の活動価値が高ければ、より多くの人から求められ、より多くのお金を引き寄せることができる。

そうなると、人生における選択肢がどんどん増え、世の中のため、人のためにもお金を使うことができる。自分の好きなことにも使えるし、家族をちゃんと守れるし、困っている人がいれば助ける余裕さえもできる。

そんなお金使いができる人間になりたい。


僕の平日1日のスケジュールは、だいたいこんな感じ。
↓↓↓

7時〜8時 : 起床、朝食 
8時半〜11時半 : 身体準備、チームトレーニング
 12時〜15時 : 昼食、身体のケア、自主トレ
 15時〜18時半 : フリー 
18時半〜20時 : 夕食 
20時〜23時 : フリー、就寝

このスケジュールから見えるように、フリーとなっている自由に使える時間をどのように使うかが凄く肝だと感じる。
15時以降のフリータイムになるまでは、チームに所属する選手全員が、与えられたプロサッカー選手としての仕事時間だ。当たり前だが練習しないと成長はないし、結果もでない。
もちろん、その仕事時間以外での選手としての休養や睡眠、食事も非常に重要なのは言うまでもない。
そんなことは、誰もが分かってる。

だけども、15時以降から18時半までの3時間半、20時から23時までの3時間の合計6時間半を全部休養に当てるのはどうなのか?

サッカー選手、暇な時間ありすぎじゃないか?

身体を動かさずに、ゆっくり休養がとれるなら、他にその時間でやれることは何か。

僕の答えは、頭を働かせ、能力を磨く、発見することだと思っている。

その自由な時間でノートにサッカーの課題を書いて、思考を整理したり、新しい本や他業種の人などから知識や情報、生き方、価値観をインプットして常に自分をアップデートしていく作業をしないといけない。

さらには、学んだことをSNSでアウトプットすることで、誰かの役に立つこともできるだろうし、知識を血肉化していくこともできる。

これらは、今の自分にできている行動だ。
現在やっている。

だから僕は、その時間でサッカーを軸にした、何か違う価値あることができるのではないかと常に考えている。
「自分の成長や誰かの成長、社会の貢献に繋がることができるんじゃないか。この使い方で大丈夫なのか」と、いつも自問自答してる日々。

プロサッカー選手は、ピッチでの結果や表現が全てなのは当たり前の話。応援してくれるファンやサポーターのために、J1に絶対に残留するという想いで日々激しくトレーニングをしている。
だけども、トレーニング後に何かやれることは、もっともっとあるだろうと考えている。サッカーのパフォーマンスアップのためにも、それ以外でもだ。なぜなら、時間があるからだ。そして、現役選手としての旅立ちもあるからだ。

答えはなかなか見つからない。

様々なアクションを起こしてみて、点と点がいつか結ばれ、線になり形が見えてくる日が、いつか来ることを信じている。

先が分からないから人生楽しい。

V・ファーレン長崎 米田隼也




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