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ベクトルは自分に向ける

ある日の練習後、チームの偉大な先輩から貴重なアドバイスをもらいました。

多くの人は物事がうまくいかない時、その要因を自分ではなく誰かのせいや物事のせいにしてしまう。

分かっていてもベクトルが内側ではなく外側(他人、物事)に向いてしまうもの。

この外側に向いてしまうベクトルをいかに自分に向けることができるか。

これが後々の成長に大きく繋がるんだと言われました。

物事がうまくいかない時よりも、うまくいくことが続けばもちろん最高な気分でいられます。

それは例えば、試合に勝ち続けることや得点を決めたとき。良いプレーをしてチームの勝利に貢献できたとき。
とても喜びを感じる瞬間です。
この時間は本当に幸せです。

だけど、人生はそんなことの連続ではないと思います。

必ず負けることもあるし、良いプレーができないときもある。失敗もある。挫折もある。困難もある。不幸もある。

そんな時は悔しくてたまらなくて、現実から目を逸らしたくなります。
必要以上に自分を責めてしまいます。
すると気がつけば、自分のせいじゃない、あいつのせいなんだとベクトルを外側に向けようとします。

これが人間の弱さ。

でも、そういうときこそ成長のチャンスだと自分に言い聞かせる必要があります。

うまくいかない時にこそ自分にベクトルを向けることができれば、自分が成長できるヒントをたくさん見つけられます。

むしろ、物事がうまくいってるときよりも成長の度合いは大きいかもしれないです。

過去を振り返ってみても、自分が成長したなと感じるときは、いつだってうまくいかない時を乗り越えたときです。

だから、"逆境こそ成長の絶好のチャンス"だと常に自分に言い聞かせ続けます。

そして、今が逆境だろうが順境だろうが変わらずに今を楽しむこと。

自分のベストを尽くすこと。

自分がコントロールできることに集中すること。

そうすれば必ず物事は良い方向に進むと信じます。

最後に

自分が一生懸命楽しんでやった結果、誰かが喜んでくれる。

それ以上のものはない。

常にベクトルを内側に向けて自分を磨く。

2020年も残りわずか。

成長し続けよう。

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