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悔しいよりも喜びのシーズンへ

今年からプロサッカー選手になり、1年目のシーズンが終わりました。
まずはこの1年間、家族、友人、多くのファン、サポーターの方々の応援に心から感謝したいと思います。

ホーム、アウェイ、どんな状況でも熱い応援ありがとうございました!!

あの声援を感じると心が高ぶって頑張れないわけがありませんでした。
とにかくエネルギーをたくさんもらってます!!

それでは、2018シーズンを振り返ります。

J1リーグでのプロ1年目は、個人としてもチームとしても苦しい経験をたくさんしたなと感じます。
なぜなら、僕は今までのサッカー人生で控え(ベンチ)になることは、ほぼなかったので正直苦しかったです。そして、ベンチスタートからの途中出場は想像以上に身体への負担が大きいんだなと初体感しました。これらの経験を通して、ウォーミングアップでは試合に向けての身体の準備や強度を工夫して調整することが大事だと気づきました。

これからのサッカー人生においても人生においてもプロ1年目に味わった、これら全ての経験が活きてくる日が必ず来ると思います。

だから、ネガティブにならなくて大丈夫だと思います。

"無駄なことなんて人生にはない"と思ってます。

全て繋がっていくと信じています。

と言っておきます。笑笑

サッカー界は結果を出せばそれまでの挫折や悔しさのマイナスが、全て輝きを増してプラスに働いてくれるようになります。
結果を出せば、評判や信頼、見られ方が一瞬で変わっていきます。
つまり、一見マイナスに感じる挫折などは全て、自分オリジナルのストーリーを作るために長期的に見れば必要不可欠という思考を持つことは大事。

僕自身が物語の主人公であり製作者。
山あり谷ありのような道を歩んでいかないと物語は楽しくならない。

だからどんなことが起きても大丈夫。


どんなストーリーにできるか自分の"努力次第"で変えてしまうことができるのが人生の楽しさだと思います。
だから、これからの僕の未来がどうなるのか楽しみで仕方ないです。苦しいことも楽しいこともあると思います。全部受け止めて、どうなるのか分からない人生を楽しんでいきます。

また、試合にスタートから出られなかった要因は、誰のせいでもなく、自分の実力不足です。監督から見ればまだまだ何かが足りなかったのだと思います。
現状の力を練習で改善していくだけだとずっと思いながら過ごしてました。
人のせいにするのは簡単だし、誰かに文句を言ったところで何も状況は改善されるわけではないので。
自分に常にベクトルを向けてました。

幸いにもルヴァン杯や天皇杯ではスタメンで試合に出場できるチャンスをもらえていました。
サッカー人生で初めてやるウィングバックのポジションの難しさや楽しさを日々感じながら、見つけながら必死にプレーをしていた記憶があります。
そういう意味では、自分の固定概念はぶち壊されました。俺って以外にこのポジションいけるなと。
選手としての幅は確実に広がりました。
成長できました。

"やったことがないことをやる"のはサッカーも人生においても共通して大切なこと。自分のコンフォートゾーン(快適空間)から外れてるみる。
自分でこれしかできないと勝手に限界を作らないこと。
チャレンジするのっていいですね。

しかし、それと同時に「このやり方やポジションのがもっと自分は活きるのではないか」と実は考えたりもしてました。
人の才能や能力なんて、やっぱり適正ってのがあると思うし、合う合わないはもちろんあるよな。
そんなことを考えて時間を無駄使いしていた時期もありました。笑

まぁ、そんな悩みがあった話は置いておいて、それよりも最高に嬉しい瞬間が数多くありました。
それは、ルヴァン杯でスタメン出場90分フルタイムでのプロ初勝利やJリーグでの勝利。なかでも特別に嬉しかったのが8月1日の札幌戦でのJリーグ初ゴールでした。このゴールを決めるまでは自分に自信を持てず伸び悩み、暗いトンネルの中をさまよっているようでした。
このゴールをきっかけに確かな自信が芽生え、暗いトンネルから光が見えてきました。
学んだことは、メンタルの持ちようでプレーのパフォーマンスがこんなにも急激に変化するんだなと強く感じました。

冷静に振り返ると悔しいことだけでなく、このように嬉しいこともたくさんあったんだと気づきます。

未来は誰にも想像できないですね。。

そしてなによりも、試合に勝ってファン、サポーターの方々が笑顔で喜んでくれているときの幸せは格別でした。
こんなにも嬉しいのかと。。

苦しみの後には必ず良いことが訪れる法則はどうやら本当みたいです。
どんな状況でも上を向いて歩みを止めないことが重要ですね。

最後に、今年プロの世界に入ってきて1番感じたことを書きます。
それは、ファンサポーターの熱量、応援、選手と共に創り上げる一体感は感動もので半端じゃないこと。
そのなかで、ピッチでプレーできる僕たちは幸せでしかないということ。普通は味わえないものを味わえているんです。長い人生の中で、このような瞬間は間違いなく"幸せな財産"として心に残るんだろうなと。
だから、皆様に応援して頂けることは当たり前じゃなくて、とても幸せなことなんだと感じながらサッカーをプレーしていきます。
本当にありがとうございました。

"来シーズンも感謝の気持ちを忘れず、個人としては、チームの勝利に繋がるように結果を出す"とここで意気込みを伝えて締めたいと思います。
課題は明確です。 動きながら日々改善していくのみです。

僕はまだまだこんなもんじゃないと思います。

もっとやれるはずです。

期待を超えていきます!!

2019年も"米田隼也"の熱い応援、サポートを宜しくお願いします!!
皆様、良いお年を!!

V・ファーレン長崎 米田隼也

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