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Y: 42 カ~~ペッ!

週末の朝、気分よくコーヒーをすすっていたら、隣の家から

カ~~~ペッ!
カ~~~ペッ!
カ~~~ペッ!

とおじさんの放出音が3連発聞こえてきた。

持っていたマグカップを静かに置いた。さわやかな朝は終了だ。
今、住んでいる家はもともと一軒家に壁を無理やり作って、分割した家で防音とかあまりないし、おそらく私のキッチンと隣の家の洗面台は接しているように感じる。

何もこれはサウジで初めて聞いた音ではない。昔から聞いたことのある音だ。カ~~~ペッ!とするのは、たいてい「おじさん」だった学生や女性がするのをあまり見たことない。おじさんの典型的なネガティブな所作がカ~~ペッ!だ。

さて、よく考えてみれば私も40歳になり、まぎれもなく「おじさん」になった。ふと、そこで疑問が生まれた。

おじさんはいつ、カ~~~ペッ!を始めるのか?
どうやって、できるようになるのか?

もちろん、別にしたいわけじゃない(笑)ただ、自分でやろうとしてもうまくできない感じがするのだ。

かはーーヵぁぁ…みたいな感じにしかできないのだ。隣の家のおじさんのように豪快にあんなに不快にできないのだ。誰かが教えたことないのに、どのおじさんも上手に、カ~~~ペッ!をする。いったい、いつ覚えたのだろう。

先日、こんなニュースを見た。

わかるわ~~~と、やられた方の気持ちに大いに共感した。しかし、同時に自分も大量の紙を人に配る機会が多いので、確かにうまくめくれなくてイライラする時があることを思い出す。

そして、”あ~ここで“指を舐めてしまえば、一発解決かもな”と思う瞬間があるのだ(笑)その直後に、”いや、された時の不快感を思い出せ、ペロサイドに落ちてはいかん”と、思い踏みとどまっている。

ペロリストもなんとなく、おじさんの所作のように感じる。
カ~~ペッストも、そのうち、社会的に淘汰されるんじゃないかと思う(笑)


いつもより、ちょっとよい茶葉や甘味をいただくのに使わせていただきます。よいインプットのおかげで、よいアウトプットができるはずです!