いい原稿とは

編集ライター養成講座上級コース、コース名あらため即戦力コースのシーズン9が来年2018年からスタート。
そこで、修了生に「いまどういう活動しているか教えてー」とお願いして書いてもらいました。

今回はシーズン2のオグマナオトくん。
以前、歌人でありライターでもある枡野浩一さんと「いい原稿ってなんだろう」という話をしていたとき、枡野さんが「その原稿を読んで、別の仕事の依頼があったら、いい原稿」と答えて、「わー明確な答え!」と感動したことがあります。
オグマナオトくんは、まさに「いい原稿」を書いるタイプ。
講座修了後、年間100本書くという目標を立てて、それを実現。「原稿を発表して、それを読んで気に入った人が、また別の仕事を依頼して」というループで仕事を拡げていって、いまでは多彩なジャンルで活躍中です。
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シーズン2のオグマナオトです。
「文科系スポーツライター」として
スポーツがらみのコラム、書籍、インタビューを担当しています。

◎2017年、継続して続いた主な仕事
<WEB>
・エキサイトレビュー
・早稲田ウィークリー
・サイゾーコラム 熱血!スポーツ野郎

<雑誌>
・野球太郎
・週刊プレイボーイ

<放送作家>
・ラジオ番組2本
・テレビ番組2本
(すべてスポーツもの)

<ラジオ出演>
月に1回程度、電話出演をほそぼそと。

<その他、インタビュー取材・構成>
2017年はのべ50人くらい
(インタビューはスポーツもの以外もやってます)

<書籍>
『サッカーヒーロー超百科 日本編』

『サッカーヒーロー超百科』は来月、続編の「世界編」が出ます。
米光講座の受講が終わったのが34歳になるとき。
1年半ほど兼業ライターとして活動して、ライター一本になったのが35歳。
こんな遅いスタートで何ができるんだろう?と不安に思うことも少しありましたが、40歳になった昨年、新たにテレビのスポーツ番組での放送作家の仕事が始まりました。
ライターの仕事は何がどう転がって次の仕事に結びつくのかわからず、予想もしないことが多くて我ながら面白い毎日です。

本当は一度じっくり腰をすえてインプットする時間をつくりたいなと思いつつ、ただでさえ原稿がまわっていないので断念する日々です。
だからこそ、インプットとアウトプットをうまく循環できる状態と意識がけが重要なのかなと思います。

経験上、いい仕事をする人は、インプットがうまい人。
講座はアウトプットの場と思われがちですが、
インプットについても気づきがあるんじゃないかと思います。
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