キャンプ行って来ました
まともな初稿からプロフィール欄に書いてる趣向と全然違う話を書くというのもいかがなものかという話ですがまあここはひとつ。
奈良県は吉野郡山奥。黒滝村のみよしのオートキャンプ場に行って参りました。
小さい頃から家族に連れられて出掛ける旅行はもっぱらキャンプで、ホテルに泊まるなんていう事は滅多にありませんでした。
テントを張って、火を起こして、飯ごうで米を炊き、肉や魚を焼いて、星空を見ながら火の世話をする。
優雅で楽なホテル泊も良いですが、自然の中でしか味わえないものがあって、経済的にもだいぶお得。
ガキんちょでしたからしんどいわみじめやわベッドっちゅうもんで寝てみたいわとぼやいていたもんですが今にして思えば両親GJでした。これを今の仲間とまたやろうというわけです。
今回は実に7年ぶり。せがれの生まれる直前に行って気に入ったのでまたここにしました。
道中
朝からレンタカーでアルファードを借り、せがれと荷物を積み込んで大阪市内班のメンバーを拾いに行きます。
k@rinaさん、535ちゃん、Satokoさんと麗しの女性ばかり。思えば全員北嵯峨関係でしたね。
ええ匂いのするアルファードを高速に乗せて今度は一路奈良県御所市にあるシノビッシュファームへ。
ここでようやくプロフィール欄の趣向とリンクするわけです。趣味農民。
茄子とピーマン、パプリカ、カボチャを見繕って収穫。バーベキューコンロや軍手を積み込んで出発です。
この日の為にとせっせと作ってきた薪を全て忘れて行くという失態を犯しましたが一切白状せずにおきました。
オークワ(和歌山、奈良で幅を利かせてるスーパーのチェーン)大淀西店で全員合流。
和歌山からマッツさん、りえさん。
堺からTackさん、もりもりさん、あびすさん。
総勢10名。揃いました。
必要なものを買い出します。
必要なものも揃い、今度こそキャンプ場へ。
とはならないんですね。朝8時に出発して現在12時30分。腹も減ります。
目的地のキャンプ場まであとわずか3分というところに道の駅。ええとこあるやないのとふらり。
到着
さて、880文字を越えたところでいよいよ到着です長いねん。
荷物を下ろして最低限の段取りだけしたら皆でログハウス裏の川へ。
ええ大人がキャッキャ言いながら全力ではしゃぎます。こんな機会が作れた事は素直に誇らしい。
小2時間ほどでしたかね。夕食の準備もあるので引き揚げます。
ここから火を起こしていくわけです。これが楽しい。
新聞紙に着けた火を細い木から少しずつ太い薪に伝わらせて火を育て、十分に火力を稼いでから最後に炭を投入。炎が治まり良質の赤外線を放つ熱源の出来上がりです。
肉を焼き始めたら食うのも飲むのも焼くのも喋るのも笑うのもあってとにかく忙しい。
k@rinaさん持参のジビエも登場。今回は鹿肉です。特に鹿タンがやばかった。飯盒で炊いたごはんが絶品なのはご存知の方も多いでしょう。
しかし途中で雨が降ってきて慌ててコンロを屋根の下に運んだりもしたもんですから狭くもなるし軽いストレスもあります。
バーベキューはちょこちょこやってますが、なにせ泊まるわけですから帰りを気にすることなく心ゆくまでそして気兼ねなく楽しめるのが大きい。
これですよ。好きな者同士で集まって好きなように過ごせる一泊。
キャンプはキャンプの醍醐味があるから網羅すべくがっついてもいいし、でもいつも通りに穏やかに過ごしたっていいんですよ。
少し歩けばお風呂もあるけど雨も降ったりしてるし皆離れたくないのもあって断念。代わりに6分200円のシャワーで身を清めます。
人にもよりますが、400円持って行った方がいいです。シャンプーの途中で止まったらなかなか困ります。
せがれも早く寝させんといけませんが、大人だってこういう1日の過ごし方をしていると早いうちから睡魔が襲ってきます。
火の世話をしながら目をこすり、夏とは思えぬ寒さに着込んで星空を見ながら遅くまで語り合う。これも醍醐味ですが雨も降ったし早起きすればそれに応じた楽しみがあることも知っています。
皆して22時頃に就寝。
夜中にまた雨が降ったそうです。正解やったね。
翌朝、5時頃には目が覚めます。
まあだいたいこういう時、寝床の違和感に邪魔されて自宅ほどよくは眠れんもんです。それでもある程度まとまった時間眠れたと思ったらさっさと起きだすのが吉。楽しみが待っています。
起きてきたと思ったら早速ランニングに出かけるさとこさん。
Tackさんあびすさん、k@rinaさん535ちゃんは吊り橋を見に散歩へ。
朝食準備組もあれやこれやと作り、振舞うのが楽しみ。
うまい具合に役割分担、というより各々が楽しみを見出していてうまく組み合わさっています。いいメンバーです。
やかんでお湯を沸かして紙コップのお味噌汁。
りえさんご持参のお米を飯盒で炊いた絶品ご飯。
シノビッシュファームで採れたナスとピーマンをふんだんに使った焼きそば。
焼いたシャケとサバ。
朝ごはん、というには凄すぎるマッツさん特製のビールチキン。
ホテルのバイキング並みの豪華な朝食を一通りやっつけたらもう9時を回っていて、いよいよ片付けにかかります。チェックアウトは11時です。
各自の持ち物を荷造り。
ゴミを分別して各捨て場所へ。
借りていた寝具を返却。
各々がテキパキと動いてくれて無事にチェックアウト完了。
最後に集合写真ぐらい撮っておけば良かったと今更後悔しています。
まあでも、それもご愛嬌ですよね。
キャンプ場を出て解散の前に再び道の駅へ。
軽い昼食を摂りつつ清算。
宿泊費、食材等の出費をまとめて人数で割ります。
結局ひとり7000円ほどかな。これだけ遊んでこの金額なら安いものでしょう。
というわけで1泊2日の黒滝村でのシノビッシュキャンプ2022。
無事に終了しました。
楽しかった。皆さんも是非。
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