偉人の徹夜はかっこいいが、真似すれば答えは出る。【絵描きが徹夜での仕事を終えて】

2020.5.9.土 #294日目

母の日のための仕事依頼を受けたので、徹夜で描き、朝を迎えてフラフラしながらも一日を乗り切った京都の絵描きよねはんです。

今日のテーマは、「徹夜作業で何を思うか」です。

読んだ方にとって、徹夜作業が有意義かそうでないかを考えてもらう機会になれば嬉しいです。

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初日の徹夜作業で本気で力を注ぎ込んだら、やっぱり次の日そのツケが回ってきますよね。まさにフラフラ。

締め切りが翌日である!
そうなると描ききる力が必要なので、どうにかこうにかやり切らないといけない場合はどんな人でも徹夜をするのではないでしょうか。


徹夜作業は、睡眠学や健康的には悪とされています。

だけど、それが本人にとって意義のあるものとなれば、善となります。

ぼくたち人間の歴史から見ても、善と悪なんて各々個人の好みや意見から、時代の雰囲気で簡単に変化してますよね。

徹夜作業をして成功した人にとっては徹夜作業は、善。

徹夜作業をせず成功した人にとっては徹夜作業は、悪。

「今の自分」が過去をどう捉えるかで過去の善悪が簡単に変化するわけです。

徹夜作業でずっと過ごせるショートスリーパーは10万人に4人の遺伝子変異らしいので、その4人以外の人はショートスリーパーではなく無理して徹夜作業をしてんです。


徹夜作業をして、絵が完成して、
「いやぁ!頑張った!」
というのは達成感になります。

だけど、それは、
締め切りがあったからだと思います。

体力づくりで徹夜作業をする日があってもいいが、一概に成功者の徹夜作業有意義説を信じ込んでもいけないなぁと思うところです。

なんせ、フラフラしたり、体調崩したりするのは、パフォーマンスを下げる行為ですから、自分のためにも、応援者や家族のためにも良くないです。

尊敬している人が寝ずに仕事をしているのを見て真似てみるのは、誰も止めないです。

だけど、
そのあとのパフォーマンスが落ちて意味不明な仕事や言動をしているようでは徹夜作業はただの迷惑になると思う。

そう思います。

徹夜作業はかっこいい。

だけど、それは、本当に有意義なのか、アンテナを貼りながらにしたい。


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