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”うっせぇわ”ってうるさいわ

今流行っているAdoの”うっせぇわ”。

この曲を聞いて一番に思ったことは、そんなに嫌やったら辞めたらいいやん、ということです。

日本は職業選択の自由がありますので、好きな職につけます。

よしんば好きな職がなければ起業して会社をつくることもできます。

最新の流行は当然把握して、経済の動向を通勤時にチェックして、純情な精神で入社してワークしなければならないような企業に入ってるからそうしないといけないわけですよね。

ならば、酒が空いたグラスあれば直ぐに注がなくてよく、皆がつまみ易いように串を外さなくてもよい会社を作って人を雇えばいいだけのことです。

小さい頃から優等生と歌っているので、自分はエリートであって、大企業やみんなが羨むような企業に入っていないといけない、入っているべきだと思っているのかなぁと歌詞から受け取りました。

そしたらそのルールに従わないとけないし、従いたくないのなら、別のルールの企業や社会へ移動するか、別のルールの会社を自分でつくるか、いくらでも良い方法はあります。

それを既存の価値観の中で人から「良いところにお勤めですね」と言われる企業に入って、自分は他の人と違う、お前らうっせぇ!と言ってるのは、野球やってるときに「なんで一塁に走らなあかんねん、オレは三塁から行く!」と言ってる子どもみたいでとても滑稽です。

いやしかし、若い人にはこの曲のほうが響くんでしょうね。ギザギザハートの子守唄のほうが自分にとって心に響いたのは、そのとき自分が若かったからかなぁ…。

でも最近、都会暮らしをやめてIターンで田舎暮らしはじめた若夫婦の話や、林業の世界に飛び込んだ若者の話などを聞く機会がふえてくると、この「うっせぇわ」のお姉ちゃん、便利な都会でなに吠えてるやろ?と思ってしまいました。

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