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将棋ウォーズ初段同士が真剣に対局してみた7【局面図あり】

どうもmasaです。

私は主に趣味である将棋、麻雀、数学、英語に関する記事を書いて情報発信しています。

特に将棋は30代になってから初めて現在将棋ウォーズ初段の棋力です。

ブログは☟のリンクから飛べますので気になった方は訪問してください。

私の仕事場は昼休憩があり、その時に将棋ウォーズ初段でほぼ互角の棋力の持ち主である同僚と将棋の対局をするのですが、これがかなり神経にやっていて、初段ならではの対局になります。

この度その字延期を書いていこうと思いますので、興味のある方は是非ご覧ください。


勿論プロ同士、高段同士の対局ではないので、粗いところ、笑えるところありの対局になりますが、初段レベルならではの攻防がみられると思います。

それではどうぞ。

今日の対局

今日の戦型

今日の戦型は、前回に引き続き角換わりです。
何度も言いますが角換わりは人気の戦法で、多く指されていますが、
いまだに必勝法が出てきてない奥深い戦法です。

あの藤井八冠も愛用しており、いろいろな変化があります。

今日もいつもとは違う変化が出てきており、面白い将棋となったと思います。

対局

今日は先手が私で、後手が同僚です。

今日も▲26歩と先手が飛車先の歩を突いて対局が始まりました。
△84歩▲25歩△85歩と進み、ここが分岐点です。

▲76歩と角道を開ければ、角換わり模様、△78金と上がれば相掛かり模様です。

今回はいつも通り△76歩とつき、角換わり模様へと進みました。

ここから△32金、▲77角、△34歩、▲88銀と進み、ここで角を交換するのが、角換わりの定跡なのですが、あえて後手は△62銀と上がりました。

これには少し意表を突かれましたが、後で同僚に聞いてみると、単純に角交換を忘れていたみたいです(笑)

そして、▲78金と上がったところで、△77角成と角を交換してきました。

これで完全に角換わりに決定です。

さらに、▲同銀、△22銀、▲48銀、△68玉以下、普通の進行で下の局面図まで進みました。

先手、後手にともに腰掛銀模様で、後手が52金と上がったため、旧型の角換わり腰掛銀です。

そしてお互いに銀を腰掛銀として、相腰掛銀となり、先手も金を▲58金と旧型の形にしました。

そして次の一手が少し意外でした。後手が62飛と右四間飛車の形に決めました。

ここで▲79玉と引き、後手は△73桂と桂馬の活用です。

88玉と完全に玉を囲うことにしました。
そうすると後手も31玉と玉を囲う方針に。

ここで35歩と仕掛けます。
大体玉が引いたときに私は35歩と仕掛けることが多いです。
これは4筋あたりが弱っているのも関係しています。

△同歩に、▲45桂です。
ただこの仕掛けはぴよ将棋だとあまりよくないみたいです。

そして△44銀に▲24歩と飛車先の歩を交換します。ここで歩を得ておくと、のちのちの▲75歩から桂頭攻めを狙っています。

そして以下の局面図になります。

ここから予定通り、▲75歩です。

△65桂と桂馬を逃げ、▲66銀と進みます。
そして後手が△86歩と歩を突きます。

△同歩で、評価値が+170と少し先手に傾きます。
ただ微差です。

そして△75歩とじっと歩を進めます。

ここで手筋の73角です。
これは飛車香車取りになります。

そして61飛車と引き、香車にひもを付けます。

先手は▲82角成と馬をつくりました。

そして△76歩に、▲72馬と飛車をいじめにいきます。

ここで評価値はさらに開き+252に。
ただほとんど互角です。

そして△41飛、▲65銀直、△同銀と進み後手のほうに評価値が-323と傾きました。


▲同銀、△同歩でさらに後手有利に。

しかしここで勝負手▲63銀を指します。
同金は同馬でまた飛車当たりなので、ここは無視とばかりに45銀と桂馬を食いちぎってきました。

結果としてはこれが大悪手で、先手に評価値+1708となり、先手優勢に。

というのもこの後の▲52銀成がきつすぎるのです。

実際は▲52銀成とは進まず私も同歩の悪手を指してしまいました。

この辺は初段レベルならではというか、高段者の方ならノータイムで52銀成だと思います。

そこで返し技とばかりに、33角と王手飛車をかけますが、これは読み筋通りで、44桂馬の合いごまがぴったりです。

ただお互い悪手、疑問手のオンパレードで泥沼状態となり、評価値はまた+170の互角に。

ただ次の△42飛が悪手となりました。▲34歩と打ち、△24角とさせた後に▲52銀成と金をとり、△同飛に同桂成。

これは次に一手詰めなので△23歩と逃げ道を開けます。

しかしここは最善手があります。

そう、▲25歩です。
実際▲25歩を指しました。

角の逃げ道が13しかありません。玉の逃げ道もふさぎますのでかなり厳しいです。

本譜も△13角と逃げ、▲63馬、△22角と王手をかけますが、これには△33銀打がぴったりで、△同角に▲同歩成、△同桂に▲42金打が好手でした。

△同金に、▲同成桂に△21玉と逃げますが、32角と打ち投了。
投了図は以下で、投了図以下はどう逃げても23角成からの即詰みです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

角換わりとなり、相腰掛銀の形から先手、後手がともに旧型の形となりました。

途中お互い悪手の連発で泥沼状態になりましたが、何とか最後即詰みの形に持っていくことが出来て、勝つことが出来ました。

これからも対局を続けていきたいと思います。

それでは楽しい将棋ライフを送っていきましょう。



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