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受講料50万、それでもドロップアウトする受講生|プログラミングスクール

『50万円』

これって、なかなかの大金です。

少なくともカンタンに捨てれる金額ではないですよね?

ですが、実際は結構います。

プログラミングスクールの受講生の中に。

自分で決断し入校したはずなのに、あまりにもあっさりといなくなってしまう。

50万円払ったのを忘れたかごとく。

転職、ひいてはお金を稼ぐためにやり始めたことが、逆にお金を失ってしまうという笑えない話に。

しかし、だれだってこうなる可能性はあります。

もちろん、あなたにだって。

ですのでスクールを探している人は本当に学ぶ覚悟があるのか、もう1度考えてみて下さい。

※これは自分の見た範囲でのことです。ですので、多くの人には当てはまらない話かもしれません。
しかし、挫折する可能性はだれにでもある。そう思ったので書きます。


50万円という金額の大きさ

50万円、これは社会人がかなり努力して1年で貯金できる金額です。

月に3万円とボーナスのぶん合わせて、ギリギリ。

50万円あれば、遊んでても3〜4ヶ月は暮らせます。

1ヶ月の海外旅行もできますね。

ヨーロッパやアメリカかを。

これほどの金額を使ってるんです、自己投資として。

大きな金額ですよね。

それでも、途中で連絡がとれなくなり音信不通になるスクール生がいます。

挫折とも違う形で。

突然、ドロップアウトする受講生

「この前まで、よく学校に来ていたのに」
と学校運営者に噂されていた人が、だんだん姿を見せなくなり、さいごは連絡もつかない状態に。

入校時は、ウェブデザイナーになろうと張り切ってた人が…
次第に学習の進みが遅くなり、ついには学校からのメールにも返事をしなくなる。

これは若い年代の人に限らず見られます。

しかも男女関係なく。

そういうのを見るたび、「50万円も払ったのに」と思ってしまう。

ドロップアウトする理由

もちろんそうするには、何らからの理由があるんでしょう。

人によっては、どうしようもない都合で受講できなくなる場合もあるはずです。

急に仕事の転勤が決まったとか。

体調を崩したとか。

しかし、そういう人は休学届けを出す。

または、受講できなくなった理由をちゃんとスクールに伝えます。

(メンタルが落ちてしまった人は、例外です)

一方、音信不通になってしまうのは、どういう場合があるんでしょう?

  • 学校の教え方・やり方にぜんぜん納得できない。

  • 受講生への関わり方があまりにもずさん過ぎる。

これなら分かります。

抗議や苦情を言うのも1つの手段ですがね。

1番ストレスないのは、そこから無言で離れることですから。

自分だったら、たぶんそうします。

お金もったいないな、と思っても。

50万円を失った自覚があるのか

しかし、学校への不満以外の理由で、学ぶのを辞めてしまう。

これって単純にお金がもったいないと思ってしまいます。

もっと言うと、

ドロップアウトした人は、50万円失ってしまった実感がホントにあるのだろうか?

と疑問が立つわけです。

「道歩いてて、ポケットに入れてた50万円を落っことしてしまったら…」
必死に探しますよね。
それはもう駆けずり回るように。
半泣き状態で。
50万円もポケットに入れないでしょうけど。

「詐欺で50万円盗られたら…」
警察に取り返してもらうよう頼み込みますよね。
悔しすぎますよね。
眠れませんよ、1週間くらい。
たぶん返ってきませんが。

50万円失うと、本来ならこんな絶望的な気持ちになるわけです。

そうじゃないですか?

それが授業料という形で払えば、その金額を忘れてしまうんですね、なぜか。

『50万円払っても必死になれない』

たぶん、スクールに入る時はそれなりの覚悟があったはずです。

50万円かかるから、絶対にプログラミングを学び切ろう。

ウェブデザイナーになろうと。

元を取り返すくらいがんばろうって。

実際、自己投資したら本気になりやすいので。

しかし、生唾を飲み込みながら50万円を振り込んだものの、必死になれないという場合もまたあるのです。

こんなドロップアウトしてしまう人たちのように。

そして、途中でいなくなってしまう理由は、覚悟を決めきれてなかったからだと思います。

みすみす50万円を捨ててはいけない

で、何が言いたいのかというと…

これからスクールに通おう。
プログラミングを学ぼう。

と意気込んでる人も、この事実を知っておいて欲しいわけです。

入ると決めたなら、50万円捨てるなよと。

入ったら、何がなんでも学びきるんだと。

仮に、向いてない・プログラミングが苦痛だと思っても、せめて100万円稼いでからやめてください。

(50万円は受講料、残り50万円は学ぶのに使った時間・労力です)

そうしないと、お金がムダになります。

  • プログラミングを経験できてよかった。

  • チャレンジできてよかった。

こうやって自分を慰なぐさめるのは、問題のすり替えです。

本来の目的は、転職や仕事をして、お金をもらうはずだったのですから。

時間とエネルギーも削っている

ついでに言うと、学ぶのを途中でやめれば時間・労力もムダになります。

数ヶ月ぶんの時間とエネルギーが。

ほかのことをガマンして、勉強に使った時間。

慣れないことに頭を使った労力。

これらが、なんのリターンもなく、ただ費やされるだけです。

途中で学習をやめてしまうと。

『途中でやめると何も得られない』

もうね。

50万円使って何も得られなかったら、ギャンブルして負けるのと一緒です。

いや、まだギャンブルの方がマシです。

使う時間は一瞬で、労力なんてほぼかからないから。

こうなると、貯金は減り、技術は身につかない・時間は過ぎていくわで大損です。

ホントに。

ですから、学ぶならやり切りましょう。

中途半端だと、何も残りません。

見切りをつけるなら1ヶ月で

もし、もしもですよ。

入校後すぐに、どうしてもやめたいと思ったら、1ヶ月で見切りをつけなさい。

これならお金はムダになっても、時間はそんなに使わないので。

(この間は猛烈に勉強しましょう。そして、その間に続けるのかやめるのか決めてください。しかし、これくらいがんばれば、大抵は続くと思います)

『お金・時間・労力は限られている』

受講生の中には、受講期間がもう少しで終わるという時にドロップアウトする人がいます。

そういう人が1番お金と時間・労力をムダにしています。

50万円払ったうえに、半年時間をかけ、仕事できる知識・技術を得ないままやめてしまうので。

言い古されたことばですが、お金・時間・労力は限られています。

使えば使うほど、削られていきます。

ですので、やり切る覚悟がある人だけスクールに通いましょう。

覚悟について

最終的には、学ぶも学ばないも自分次第です。

もちろん、学校の運営などに問題がある場合もあります。

トレーナーの教え方がよくなかったり、入ったはいいがほったらかされていると感じたり。

けれど、そんなのは学校に通えば、大なり小なりあります。

パーフェクトな学校なんてないわけです。

どんなとこに行っても。

※ちなみに学校側の指導力がなくても、教材がしっかりしていれば学べます。教材は学ぶための道すじとなるので。

すべての決断はあなたが下したもの

仮にあなたが途中で学ぶことを放棄しても、それは学校の責任じゃない。

あなたの責任です。

あなたが自分の意志で学校に入り、あなたの意志で50万円を捨てるのです。

意志の決定はすべて自分でしているんです。

  • プログラミングを学ぼうと思ったのもあなた。

  • たくさんの情報からそのスクールを選んだのもあなた。

  • 無料相談をしてそのスクールに入ろうと決意したのもあなた。

  • 途中でやめると決めたのもあなた。

どんな決断もあなたが、あなた自身で行うのです。

決して学校や他人の責任ではありません。

あなたの責任です。

『選択を間違えることもある』

すべての選択が自分にとっていいものばかりにはなりません。

決断を間違えることもあります。

それすらも受け入れる覚悟があるのか。

ここを胸に刻んでおかないと、50万円は捨ててしまうことになります。

だからこそ、何日も考え、考え続けましょう。

ただ、ちょっとやってみたいからという気持ちではなく、心からやりたい。

本気でプログラミングに挑戦してみたい。

そう思えた時、はじめて決断しましょう。

やるのは思い立った時ではありません。考え抜いた時です。

今すぐ学校に入ろうと決めようが、1ヶ月後に決断しようが、そんなの少しの
遅れでもありません。

ですから、どうかキラキラした広告・宣伝に惑わされることなく、冷静なる自分の意思で決めてください。

※広告・宣伝が悪いのではありません。それをどう受け止めて行動するのかがだいじだと思っています。

そうすれば、スクールに入っても途中でドロップアウトすることもなくなるはずです。

というわけで、終わります。

(P.S)
とここまで書いてきましたが、やっぱりやってみないと分かりません。
どんなに覚悟して入っても、やり切ろう考えていても、あきらめる場合もあるはずです。
私の想像を超えるような理由もあると思うので。
しかし、50万円を使うという事実を今より少し重く受け止めれば、そもそも入校するのをやめる。また、ドロップアウトしようとする時の小さな抑止力になるんじゃないか、と思った次第です。

(P.S2)
今さらですが、50万円という金額が、受講料として決して高いと言ってるのではありません。
わずか半年勉強して、転職できるので。
普通なら、2〜3年勉強しないと新たな職種には就けないことを考えると、キャリアを転換するにはプログラミングは悪くない分野です。

さいごに

上記の話を聞き、それでも覚悟が決まらない。

そういう人は、無料相談で学校から話を聞いてみてください。

なぜなら、学習やプログラミングの具体的な話を聞けるから。

そして、たくさんの情報を知ったうえで、悩んで答えを出しましょう。

※無料相談は、2〜3受けてもいいと思います。

↓こちらの記事を参考にしてみてください。

独学か学校、どっちにするか迷った時の解決法

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