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PTA会長日記 5/25


PTA会長日記は
PTA会長の活動について綴る
と言っておきながら
シンプルに
コイツの日記になりそうな予感が
プンプン匂ってきております。


お時間ある方は
どうぞお付き合いください。



とはいえ、今日は
先週あった
運動会(小学部)の日ことを


半分は会長目線で
半分は母目線で
綴ろうと思う。



運動会当日。
天候は曇多め、晴れ。


日差しが続けば
気温が上がることは
予想できる
そんな陽気だった。


グラウンドに着くと
コーディネーターK先生に
受付けで呼び止められ
『会長さんはご来賓です。
お席もご用意してあります!』


と、言われ



『え?そうなの?』
#何も伝えられていない



(こういうのって当日現地で言われるんだっけ)
とか思いながら


(あー今日まできっとバタバタしてたんだね)
という想像に一瞬で至った。


とはいえ、私の頭には


①主人を連れていたし
②ボランティア養成講座ご登録者
の方々にもご挨拶したいし
③デイでお世話になっている事業所の方々とも話したいし
④分校さんにもご挨拶したいし
⑤何より、母たちとお喋りしたい


そんな状況なわけなので
席には着かず



いらしていた来賓の方2名に
挨拶した際
少しだけテント下へ行っただけであった。
#ごめんなさい



来賓には
コミュニティスクールで
昨年度お世話になっていて


地元で毎年開催される
かかしまつり運営に携わる方と
学校近くにある
"o作業所"元代表の方が
いらして下さりご挨拶。
#会長の仕事その1



挨拶を終え振り向くと
待たれていたかのように


先日お会いした
ボランティア養成講座のご登録者
4名がお揃いだったため
さっそくご挨拶。
#会長の仕事その2


皆さん、子供たちを見て
『かわいいー』
と、言って下さり


なんだかその言葉を聞けて
少し、ホッとした。
#あと子供たちを見る表情がとても優しかった



ふと、グラウンドに目を向けると
小学部低学年の徒競走が始まっていた。


徒競走は良い。



私はこの学校の運動会種目で
1番楽しみにしているのが
徒競走だ。



子供たちが
それぞれの表情で
それぞれの立ち振る舞いで
スタートラインに立った瞬間が
1番グッときてしまう。


もうさ、
スタートラインに立てた時点で
全員優勝じゃね?



と、思っている。


個性豊かな子供たちの思いを
素直に表現してくれるわけだが


そんな子供たちが
"よーい、ドン!"
で、前に進むその姿は


どんな子でも
応援したくなるし


その感情に理由なんてなくて




走ってくれて
ありがとう。


そんな気持ちにさえなるのは
自分が背中を押して欲しい
感情の裏返しなのだろうか


とか思ったりしている。


私は大人になった
ある時から
自走するのがしんどくなるような感覚になり
#具体的な目標がなくなったのかも


何か頑張れる理由みたいな存在がないと
走れない自分に気がついた。


そんな時に
長男を妊娠、出産。
続けて次男も出産した。
#生きる理由を与えられたみたいな感覚だった



子供の存在が
私の生きる理由となり



そんな息子たちは今
育ち盛りもいいところで



彼らの頑張る姿や
ただただ生きる姿だけでも
母としてのエネルギーになっていて



そんなような事が
PTA会長としても起こっている。



この子たちが走るなら
私たち大人も走らなきゃだよな



そんな事を思わされるようになったのだ。



私、いつからこんな風に
学校の子供たちを見るようになったんだろう。
#会長七不思議



ふと、思い出したのは
今年4月の入学式。



私はPTA会長として
来賓席に座らせて頂いたわけだが



新入生入場から
1年生のお子さんたちの可愛らしさと
何よりもエネルギーを爆発させたような
その迫力に圧倒された私は
誰よりも気持ち悪い笑顔
になっていたに違いない。
#笑顔に驚きが混ざる表情を想像してみて


新入生の人数も多いこともあり
体育館はお祭り騒ぎ。



とはいえ、1年生の保護者の皆様。
ご安心ください。
毎年、こんな感じなのです。



私の息子も入学式は
そりゃー不安ワクワク帰りたい
が入り混ざった結果
暴れる君でありました。



押さえつける私の腕は開始10分で
パンパンになり
関係者の皆様には非常に申し訳ないが
息子よりも強く願う


一刻も早く家に帰りたい母であったと思う。


そんな過去の自分を思い出しながら
PTA会長として
"お祝いのことば"
を、述べるべく前に出たわけだが



会場が賑やか過ぎて
マイクで喋る自分の声が聞こえない
という事態に初めて陥り



動揺したのか
『ご入学おめでとうございます。』
のところを
『ご卒業おめでとう』
と、言いかけてしまい
#いやシンプルにコイツのミス


『ごそつ…ご入学おめでとうございます。』
という
出だしからやらかすも
そのミスさえも聞こえない会場で
とにかく、私の口よ、動け!



そう言い聞かせながら
祝辞を読ませて頂きました。
#1年生の保護者の皆様すいませんでした


そんなワチャワチャした
新入生の子ども達を見ていたので
運動会の競技に向かう姿には
より一層、胸熱な感情になってしまった。



たった2ヶ月弱で
こんなにも、頼もしい姿を見せてくれるのか。


そりゃ、前に出たり
"私(僕)はやらんぞ"
を貫くお子さんもいるだろうが


何より
この場にいる事だけでも
徒競走でいうと
スタートラインに立てているだけで



やっぱり
全員優勝じゃね?


という結論に至った
運動会であった。


1年ずつ上級生になるにつれ
その頼もしさは増していて
想像するに
中学部の皆さんは
もっと、迫力のある姿であっただろう


と、これからの成長が
楽しみになったりした。



ちなみに我が息子は
小学部最後の運動会だった。


徒競走では
初めてマジ走りを見せてくれ
1位でゴールテープを切ったかのような
清々しい笑顔。
#2位だった



そうだよな、息子。
順位なんて関係ないよな。



自分なりに
走り切れたことが
1番大事なんだよな。


息子の笑顔や
運動会で見た子供たちの姿に
また、背中を押してもらえたような
そんな1日だった。



ということで
今日はおしまい。


皆さん良い一日を。

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