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最近読んだ本その1

絵本が昔からずっと大好きで。

絵が好きだったり、文章が好きだったり、
本の装丁や紙モノが好きなのはここに原点があるのかなぁと最近思ったのでなんとなく好きな本・最近買った本シリーズ載せていこうかと思います。

『マッチ箱日記』
文:ポールフライシュマン
絵:バグラム・イバトゥーリン
訳:島 式子/島 玲子

✍️マッチ箱好きな私はタイトルと表紙だけ見てワクワクが止まらなかったので悩むことなく買いました。

タイトルの『マッチ箱日記』ってどういうこと?って、みなさん思いますよね。私も思いました。

一旦、想像してください・・・(怪しい人みたい)

表紙の絵を見て、タイトルを見てマッチ箱日記とはなんなのか、この物語はどんな物語なのか・・・


想像しましたか?


じゃあ少し説明しますね
登場人物のひいおじいちゃんは、子供の頃字が書けなかったので、日記としてマッチ箱にその日の思い出を大切にしまっていました。なのでマッチ箱日記です。

物語の中では、このマッチ箱日記についてひ孫にひいおじいちゃんが優しく思い出話をします。
苦しかった時代から、今の幸せにたどり着くまでのお話を。

私がこの絵本を読んで感じたことは、
苦しくて不便なところにいるから生み出せるものもあるし、人間は自分の力で生み出したもので不便な生活から抜け出せた時にひとつの幸せを感じているんだなーと。

それはなんとなく読めば書いてあることなんですけど、もう少しよく考えてみたら人間は不便がない生活だとそれはそれで苦しいんだろうなーとも思いました。

今の世の中なんでも便利でなんでも揃っているので、何も苦労しなくたって、ぼーっとしてたって、それなりには生きていけると思います(多分)

でも不便さや苦しさの中で生まれたものの背景を知り、そこを理解した上で便利な世の中を乗りこなせていけたら、私も何か生み出せるような人になれるのかなぁとしみじみ考えました。

過去の不便を学んで今の便利を使いこなそうとするなんてなんと贅沢だこと!!



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