初ひとり海外はタイ②タイの音楽フェスに参戦
前回の記事①はこちらです。
出発からアユタヤ、カンチャナブリを訪れた内容です。
今回は大好きなT-POPを生で聴くためにタイの音楽フェスに参戦した話です。
どうぞ〜!
T-POPを好きになったきっかけ
そもそも私はタイドラマを見たことがきっかけでタイにハマったのですが、最初はドラマの主題歌や挿入歌などしか聴いていませんでした。
タイドラマにハマって少し経つ頃、タイの流行りの音楽ってどんなんなんやろうと思い色々検索し始めました。
が、その頃はどう検索すれば最近のタイ音楽を知ることが出来るのか分からず…。
(今ならSpotifyのチャートプレイリストですぐ分かるのですが)
ということで、私は唯一知っていたタイアーティストをYouTubeで検索し、そこから関連動画をひたすら漁っていくという方法に出ました。
ちなみにその当時、唯一知っていたタイアーティストというのがPhum Viphuritさんです。
そして、その方法で出会ったのが、3ピースバンドTilly Birds。
いろんなT-POPの中でも特にビビッときた音楽で好みでした。ここから徐々に私はTilly Birdsが大好きになり、Tilly Birdsのライブに行くことが夢になりました。
はい、そうなんです。
なので今回のタイ旅行はTilly Birdsのために計画したと言っても過言ではないです。
これほんまに入場出来るん?
ということで、フェスに行くと計画したはいいものの、最初の難関、そして最後の難関でもあるのがチケットです。
過去にもタイのサイトから配信チケットは購入したことがあったためチケットの購入自体に不安はなかったのですが、問題はコロナです。
タイへの出入国にはワクチン接種証明書などは必要なかったのですが、まさかのフェスで証明書が必要だったのです。
なので行くまでに、まずはワクチン接種証明書をゲットしました。
そして次にその証明書をチケットを購入したサイトへ登録し、待つこと数日。
証明書の確認が取れればここでようやく入場のためのQRコードをゲットできる、という流れでした。
早めに準備はしていましたが、いつ確認が取れるのか分からず「これほんまに私フェスに行ける?」と思いながら待っていました。
その後、無事QRコードも表示されましたが、入場するまでは「このQRコードほんまに使えるよな?スマホ壊れたりせんよな?」(紙チケットではなかったため)とずっと色々疑っていました(笑)
これがタイのフェスか!
駅から徒歩でアクセスできるフェスだったので、駅を出るともう会場がすぐそこに…。
疑いまくったQRコードは無事使うことができ、いざ入場!
入ってすぐにはフードエリアがあり屋台がたくさんあったのですが、タイ料理の屋台がたくさんあり、バケツのようなありえない大きさの飲みものもあり、ライブ以外の時間も楽しかったです。
屋台では、お店の人がお客さんの名前を聞いてそれを伝票にメモしていたのですが、タイ文字で私の名前を書いて下さっていてそこにまで感動していました。
あの伝票欲しかったな…。
売店のようなところではメニューというメニューがなく、前の人がビッグサイズのコーラのようなものを頼んでいたので、それがコーラであることを願いつつ同じものをお願いしました。
結果、コーラでした。よかった!
しかもこのコーラ!ドラマでよく見るビニールの持ち手付き!これを持った瞬間、私タイにいるんやって再び嬉しくなりました。
そして今回のフェスで1番感動したことがトイレです。
一部の移動式トイレにエアコンがついており、めちゃくちゃ涼しかったです。
しかもめちゃくちゃトイレ綺麗でした。
日本にもあるんかな、なければ導入してほしい…。
青い鳥効果
と、ライブ以外も満喫しつつご飯を食べたりしているとゴミが出たのでゴミ箱を探し場所を移動しようとしたところ…
なんと私の目の前を大好きなTilly Birdsが通り過ぎました。
しかも周りに人だかりもなく、確実にボーカルのThirdさんとギターのBillyさんと目が合ったのです。
が、その瞬間反射的に目を逸らしてしまいました。
今思えば微笑むとか手を振るくらいならタイ語が出来ずともやれただろうに、大好きな人たちが思いがけないタイミングで目の前に現れてもうパニック。
目を逸らしてしまったことにすごく後悔したのですが、ふと数日前にタイで青い鳥を見たことを思い出しました。
青い鳥を見たのは初めてだったのですが、見た時「これはこの先きっと良いことがあるに違いない」と思いました。
そして後日これです。大好きなアーティストが目の前に現れる。
ここから私はタイ旅行中、すべての良かった出来事を青い鳥のおかげだと思って過ごしていました(笑)
それくらい大好きなアーティストとの距離感に浮かれていたのですが、このあとグッズブースに本人たちが現れてファンと記念撮影をしている姿を見て、「あ、あの距離くらいで騒いどったの私だけやん。はずかし。」と我に返りました(笑)
でも、憧れのアーティストとあんな距離で一瞬でも視界に入れてもらえたかもしれないと思うとやっぱり嬉しいです。
泣きそう…泣いた。
そんな距離感に感動していた私ですが、今や生活の一部ともなっているT-POPを生で聴いてまたもや感動。
Violette Wautierさんのステージでは、タイ映画「プアン / 友だちと呼ばせて」のタイ語版主題歌でもあるこちらの曲を生で聴き、気持ちが抑えられず静かに泣きました…。
そのあとのTilly Birdsのステージも、もちろん最高でこのためにタイに来たんやと思うとグッと込み上げるものがありました。めちゃくちゃかっこよかった…。
そしてSCRUBBのステージ。
私がタイにハマったきっかけのタイドラマ「2gether」はSCRUBBの曲を元にストーリーが作られており、ドラマの要所要所でも流れていました。
そんなSCRUBBの曲を聴くとタイにハマったあの時の気持ち全てを思い出し、その瞬間その場所に立っていることが夢のようでここでもジーンとなりました。
ありがとう!T-POP!
いつか生でT-POPが聴けたらいいな〜程度に思っていた夢でしたが、自分が動けば案外サクッと叶えられました。
腰が重たい私にとって、最初の一歩はとても重要なので勢いでこの旅行を決めてよかったと思いましたし、やっぱり音楽が大好きだなとも思いました。
楽器が弾けたり専門的な知識があるわけではないですが、音楽を聴くことは大得意でライブやミュージカル目当てでないと家から出ないほどのインドアな私。
今回も音楽のおかげでタイに来られました。
いつも聴いていた曲がそこかしこで流れていて、私と同じようにT-POPが好きな人がたくさん来ているという、すごく幸せな空間でした。
改めて、T-POPが、音楽が大好きだと感じたそんな2日間のフェスでした。
最高!!!ありがとう!T-POP!
ということで以上、タイの音楽フェスに初参戦した私のお話でした。
次回は、タイ旅行後半について書いていこうと思っております。
ではまた〜
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