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kety_の特徴や使い方のまとめ

MASHUオリジナルプロダクト「kety_」

MASHUのオリジナルプロダクトである「kety_」の効果や特徴、そして使い方についてお伝えしていきます。

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美髪職人としてこだわりの施術とお客様ひとりひとりの髪質にあったケアアドバイスを得意としている僕が、「kety_」について知っていることをほとんど全て詰め込んだような内容になっています。

購入した「kety_」についてさらに詳しく知りたい方はぜひ詳しい情報を知って活用していただければと思います。

MASHUには通っていないけどオリジナル商品に興味がある方や、アウトバストリートメントを選ぶのに困っている方でも、オンラインストアから商品だけの購入は可能ですので、気になる場合はぜひこのnoteを読んでいただけると嬉しいです。

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※本文では、「kety_」について事細かに書いています。より詳しく「kety_」について知りたい方は順を追ってお読みください。
さっと必要な情報だけを知りたい!というかたは、目次の『「kety_」の効果まとめ』だけを読んでいただければ、「kety_」について大まかなことはわかるようになっています。

※本文で紹介しているヘアケアアイテムは一部を除きMASHUオンラインストアからご購入いただけます。

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「kety_」とは

「kety_」のネーミングの由来は「毛先につけるトリートメント」という意味です。

主にお風呂上りのタイミングでつけるアウトバストリートメントで、特にダメージが大きくなりやすい毛先に重点的につけることで質感をよくすることを目的にしているケアアイテムです。

成分も毛先のケアに特化した内容になっているので、毛先のパサつきや手触りが気になる場合には効果が感じられやすいです。

「kety_」は毛先用のトリートメント
お風呂上りにつけるアウトバストリートメント



「kety_」の特徴と効果

kety(背景透明)

「kety_」の特徴は

耐熱
保湿
疎水化
帯電防止
内部補充

の5つあります。
ひとつづつ詳しく解説していきます。


耐熱について

MASHUがアウトバストリートメントにおいてもっとも重要だと考えるのがこの耐熱効果です。

ドライヤーの熱はもちろん、コテやヘアアイロンの熱などでのダメージはか計り知れません。
僕は様々な髪にお悩みをもつ方を施術させていただいていますが、髪の状態を見ながら普段のヘアケアなどについて深堀りしていくと、熱ダメージによって傷んでいる事例がとても多いです。
髪のダメージのうち、家でのダメージのほとんどがこの熱ダメージであることが大半なのです。

とはいえ、ヘアスタイリングのためにコテやヘアアイロンが欠かせないというのもまた事実です。もちろんドライヤーも必須です。

そのために、いかに熱ダメージを減らすかを考える必要があります。
ヘアケアとしては、熱の温度をできる限り下げることや、美容機器を変えることで熱ダメージを防ぐことも有効といえるでしょう。

しかし、それら熱対策をしても完璧とは言い難いので、トリートメントで補うことを僕はおすすめしています。

通常アウトバストリートメントには、つけることで少なからずドライヤー熱や乾燥を軽減してくれる効果はありますが、「kety_」はその効果に特化したトリートメントです。

「kety_」には3種類の耐熱効果の成分がはいっています。
さらにそのうちの2種類には、熱によって反応しコーティングをしてくれる成分です。
「kety_」をつけてから乾かすことで、熱ダメージを軽減するだけでなくコーティング効果も期待できるので一石二鳥です。


保湿について

保湿効果というとかなりざっくりしているのですが、「kety_」で期待できる効果は疑似的な皮脂膜の形成です。

人間の髪の毛には皮脂膜というものがあるといわれています。
頭皮からでた皮脂が髪をつたって毛先へと浸透し、それが膜のように髪を包むことで油分による保湿をしてくれる機能です。

つまり、本来であれば何もせずとも勝手に髪の毛は保湿されるのです。

しかし、定期的にヘアカラーをしたり毎日きっちりとシャンプーをする今の社会では、この本来の生理機能だけでは髪への保湿は到底追いつかないのです。

そもそも、一度でもヘアカラーをすると、頭皮から皮脂が伝っていくための通り道となるものが剥ぎ落されてしまうと言われています。

カラーしたことのないバージン毛だとつるつるのキューティクルの上を皮脂が滑っていけるけど、カラー剤が反応したあとのざらついたキューティクルの上では皮脂がうまく滑れないようなイメージです。
これはカラーだけではなく、パーマや縮毛矯正等の薬剤施術、そしてヘアアイロンなどによる熱ダメージでも同じように皮脂膜の消失が起きてしまうのではないかと、僕は予想しています。

ただ、上記のようなことは以前から広く知られていたことで、それを緩和するためにもヘアオイルが有効だということが言われています。

もちろん皮脂膜がなくなってしまった分、ヘアオイルをつけて油膜でカバーすることは大切なので、乾かした後やスタイリング後のヘアオイルはおすすめです。

「kety_」はオイルではないのですが(ミルクタイプなので油分も入ってはいますが)失われた皮脂膜を疑似的に作ってくれると言われている成分を配合しています。

つまり、乾燥した部分を油分を覆うだけでなく、皮脂が毛先へとつたって保湿してくれるという人本来の保湿機能を疑似的につくりサポートしてくれる効果が期待できます。

説明が長くなりましたが、要はヘアカラーやパーマなどのダメージで毛先のパサつきが気になる方におすすめの効果が「kety_」にはあるということです。


疎水化について

疎水化という言葉は聞きなれないかもしれませんが、近年美容業界でも注目されることが多いワードです。
疎水化というのは、水との親和性が低いこと。水が浸透しにくいことです。

髪の毛が疎水化するとどうなるでしょうか?
シンプルに乾くのが早くなります。

これは髪を濡らしても水をはじくような撥水効果ということではなく、髪の内部に浸透する水分量が適切になるということです。

髪の毛はダメージすればするほど、髪の内部の成分が流出していき、その空いたスペースに水分が入り込むことで、乾くのがおそくなります。
ブリーチ毛はその最たるもので、ブリーチした髪の毛はとても乾くのが遅くなります。

水分が多くなれば保湿されて良さそう!と思うかもしれません。

しかし、ダメージによる親水化は、乾きにくいが乾燥しやすいというデメリットしかありません。
乾かすのには時間がかかるのに、乾かさずに水分を残してもその水分は定着することなく失われ、乾燥によるダメージだけが残ってしまいます。

「kety_」には前項にて説明した疑似的な皮脂膜の形成の役割をしてくれる成分が入っていますが、それと同時に髪の毛を疎水化してくれる効果も期待できます。

疎水化により髪を乾かす時間が短くなることもメリットといえますが、時間短縮については髪のダメージ状態などによっても変わってくるので一概には言えません。
しかし疎水化することで髪を乾かした後も乾燥しにくくなる効果はあると思います。

なお疎水化に関しては、ミストタイプの「ワンダーシールド」もかなり優秀なので、ブリーチ毛やハイダメージで髪が乾きづらいと感じられているかたは、「kety_」とあわせて「ワンダーシールド」を重ね付けするのがおすすめです。
「ワンダーシールド」もオンラインストアからご購入いただけます。

ワンダーシールド(背景透明)

オンラインストア(背景透明)


帯電防止について

「kety_」には帯電防止の効果がある成分も入っています。

静電気も髪のダメージ要因のひとつです。特に秋から冬にかけては、乾燥による静電気がヘアケアの大きな障害となります。

乾燥しやすい髪質の方は「kety_」を乾かす前につけて揉み込んで浸透させてから乾かすことで、静電気対策ができます。
「kety_」は毛先用のトリートメントですが、表面にもつけておくことでより効果的に静電気を防ぐことができるのでつけ方も意識しましょう。
詳しいつけ方についてはこのあと書いていきます。


内部補充について

最後に内部補充の効果についてです。
内部補充は読んで字のごとく髪の内側の成分を補うことです。
「kety_」ではCMCという内部補充の成分が入っています。

CMCは髪の内側で接着剤のように、細胞間の隙間を埋めて密着させてくれる役割があります。

実はCMCは本来は髪の内部に元から存在している成分です。しかしダメージや乾燥により減少してしまいます。
CMCが少なくなることで、髪の内側で細胞と細胞をつなぎとめておく接着力が少なくなり、その結果としてその他の栄養成分やカラーの色素がキューティクル間から流出しやすくなってしまいます。

つまりCMCが減少すると、トリートメントやカラーの色持ちが悪くなる可能性があります。それだけでなく枝毛も増えやすくなることも予想されます。

先ほどの疑似的な皮脂膜の話と同じように、ヘアカラーやコテ巻き等で髪本来の健康状態を保つのが難しい現代においては、CMCは非常に有効的な成分だといえます。

カラーの色持ちが悪い方や枝毛が気になる方には、CMCの効果がより実感していただきやすいと思います。

MASHUオリジナルトリートメントシステムのoooitでも、このCMCは重要な成分です。oooitをした後に「kety_」を使うことでトリートメントの持ちはかなり良くなります。
最適なヘアケア剤というのは髪質やダメージ状態によりますが、「kety_」はoooitをしている方に基本的には一番おすすめしたいアウトバストリートメントです。


「kety_」のつける量

ここからは具体的な使い方についてお伝えしていきます。

まずつける量ですが、髪質、毛量、ダメージ状態によって違うので、適量をつけてください。
と言いたいところですが、「適量ってどれくらいが適量なの!?」という疑問も多いかと思いますので、目安をお伝えします。

「kety_」の場合は、基本は毛先につけるトリートメントなので髪の長さはあまり関係なく、毛先のダメージ状態や毛量と髪質を考える必要があります。

ざっくりとした目安は、
夏場は2~4プッシュ
冬場は4~6プッシュ
です。
冬のほうが圧倒的に乾燥しやすいので、季節や気候にあわせて使用量は変えてください。

余談ですが、乾燥とは逆に湿気で広がりやすいくせ毛の方などは、エマルジョンタイプのトリートメントを雨の日や梅雨の時期に多めにつけることでクセのうねりや広がりがおさまりやすくなります。

エマルジョンタイプのトリートメントでは「リケラトリートメント」がおすすめです。MASHUでも取り扱いをしていて、リピートの多い人気のアイテムです。

つける量の話に戻ります。
細毛さん、軟毛さん、毛量がすくなめの方、すき毛が多く毛先が軽い方などはつけすぎに注意する必要があります。
乾かしているときにべたつきを感じたり、髪の毛が束っぽくなってしまう場合は使用量が多いです。

ただ、「kety_」は配合成分のバランスにこだわってつくっているので、従来のトリートメントに比べると、つけすぎてもべたつきにくく、つるっとした質感になりやすいので、今までミルクタイプやオイルタイプのトリートメントで重たさを感じたことがある人でも使いやすいと思います。

剛毛さんや太毛さん、多毛さんに関しては、4プッシュ以上を目安にしっかりとつけていただくことがおすすめですが、「kety_」はあくまで毛先がメインのトリートメントなので、全体的な保湿やまとまりが更に欲しいという場合は他のトリートメントと重ねづけするのが良いでしょう。

重ねづけのおすすめは「ワンダーシールド」もしくは「リケラエマルジョン」です。

ワンダーシールド(背景透明)

リケラエマルジョン(背景透明)


全体の保湿はしたいけど、さらっとした質感が良い方は「ワンダーシールド」。まとまりとしっとりさを求める方は「リケラエマルジョン」がおすすめです。

なお細毛さんや軟毛さんも「ワンダーシールド」と「kety_」の重ね付けはかなりおすすめです。
この二つの組み合わせは、重くなりすぎず、かつ熱ダメージをしっかり防いでくれる優秀なコンビです。

どちらもオンラインストアから」ご購入いただけますので、チェックしてみてください。

オンラインストア(背景透明)


「kety_」のつけ方

適量を手に出したあと、つける手順がとても重要です。
つけ方にこだわるだけで、質感が変化するのでぜひ読んで実践していただきたいポイントです。

まず手に取った「kety_」を手のひら全体に馴染ませます。
そして指と指の間にもしっかりとトリートメントを伸ばします。
この指の間に馴染ませることが重要なポイントです。

むしろ手のひらは使わずに、指の間だけで、手櫛だけでトリートメントをつけていくようにするのがコツです。

トリートメントをつけるときの鉄則は、満遍なくつけること
手のひらでつけると量の調節が難しく髪の表面にしかつけることができません。手櫛を通すようにして内側まで馴染ませることでムラが少なくなります。

例えるなら、絵具と筆で絵を描くようなイメージです。
手のひらはパレット、指の間が筆、髪の毛はキャンバスです。

パレットに出した絵具を、筆を使って塗りたい部分に塗っていく。そんな感覚でトリートメントをつけると、つけムラが減り質感が良くなります。

このテクニックは「kety_」をつけるときに限らず、ヘアオイルをつけるときにも役立つので、ぜひ活用してみてください。


つける順番は
毛先→中間→もみあげ、顔まわり→前髪→表面です。

まずは毛先からつけていきますが、大前提としてトリートメントをつける前には髪の毛のからまりはある程度ほどいておきましょう。

なお濡れた髪をとかすときには、粗めの櫛(ジャンボコーム)あるいはウェット用のブラシ(スキャルプブラシ等)をつかってください。

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トリートメントを一番初めにつけるのは後頭部側の毛先です。手櫛をとおすようにしてつけていきましょう。

後頭部側というのは、耳後ろ付近で髪を前後に二分割したときの後ろ側のことです。

トリートメントは一番初めにつける部分が、当然一番多くの量がつくことになります。サイドの髪の毛よりも後頭部側のほうが毛量は多いので、その毛先からつけると良いでしょう。
初めにサイド(耳前)の毛先につけてしまうと、その部分につきすぎて束っぽくなってしまう恐れがあります。

後ろの毛先、サイドの毛先と順につけたら、続いては中間です。

毛先に手櫛を通したことで指の間のトリートメントが少なくなっているので、ここで再び手のひらに残っているトリートメントを指の間へと伸ばすように馴染ませましょう。

先ほどの例えでの、パレットと筆の役割です。パレットから再び絵具を筆にとり塗っていくように、指の間へとトリートメントを伸ばしながらつけていきます。

中間にも手櫛をとおしてトリートメントをつけていくと、手にあるトリートメントはほとんどなくなってきていると思います。
その少なくなったトリートメントを、髪が細い顔回り、そして前髪に軽くつけましょう。

前髪に関しては手櫛ではなく、指先で毛先を軽く触るようにしてつけることで、べたつきを防ぐことができます。

そして最後に、あまったトリートメントを表面につけていきます。

このときは手のひらを使って撫でるようにつけてましょう。ここまでの手順で手のひらには少ししかトリートメントが残っていないはずなので、つきすぎることがありません。

髪の表面のダメージや切れ毛、枝毛等が気になるという方は毛先に塗った後に、先に表面にトリートメントをつけたり、細毛でべたつきやすいひとはもみあげや前髪にはつけないようにしたり、髪質によって工夫やアレンジは必要だと思います。

上記の手順を、ご自身にあうやり方に改良していってください。

どのようなトリートメントでも、どのような髪質でも、全体に馴染ませるコツをおさえていただけると、必ず質感は良くなります

さらに「kety_」の効果を高めるための小技としては、少しのつけ置きという手段があります。
お風呂上りのタオルドライ後に、「kety_」を髪につけてクリップ等でやさしく留めてまとめておきます。

そして化粧水などお顔の保湿、そしてお肌のケアなどを済ませて、それから髪を乾かします。
髪を乾かすまでに少しの時間差をつくることで、「kety_」の髪への浸透効果が期待できます

しかし当然濡れた状態での放置は髪の乾燥とダメージを招きます。
浸透のための放置時間は5分、最大でも10分以内にしましょう。


あと最後にもうひとつ小技として、「kety_」にオイルを少し混ぜるという方法もご紹介しておきます。

「kety_」は保湿成分がしっかり入っていますが、先述したとおり、たとえ細毛さんがつけたとしても重くなりすぎないような配合になっています。

剛毛さん、太毛さん、ハイダメージによる乾燥毛さんなどで、しっとり感が欲しい場合には「kety_」にほんの少しオイルを混ぜてつけてあげると良いでしょう。

あるいは、冬場の乾燥が気になる場合にだけオイル混ぜをするなどして調節するという方法もあります。

「kety_」に混ぜるオイルのおすすめは「diyl」です。
僕が施術するときにもよく使っているオイルで、「kety_」と同じくMASHUのオリジナル商品です。

「diyl」は元々スタイリング時につける用のオイルなのですが、べたつきにくくさらっとしている質感なので、「kety_」混ぜたときの相性もより良いです。

混ぜるといってもオイルは少量で十分なので、多くても1プッシュ。まずは1プッシュよりも少なめに、ほんの数滴混ぜるようにして、質感の様子を見ながらベストな量感を探っていってください。

diyl(背景透明)

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「kety_」の効果まとめ

kety(背景透明)

ここまでお伝えしてきた内容をまとめます。

MASHUオリジナルトリートメントの「kety_」は、

毛先のケアに特化したトリートメント
お風呂上りにつけるアウトバストリートメント


「kety_」の特徴は大きく5つ。

耐熱
ドライヤーやコテの熱ダメージを軽減。
保湿
皮脂による保湿を促す効果。
疎水化
髪が過剰に水分を含むことを防ぐ効果。速乾性UP。
帯電防止
静電気を防ぐ成分を配合。
内部補充
カラー・トリートメントの持ちをよくする。


使用量の目安は、
夏場は2~4プッシュ
冬場は4~6プッシュ
です。
ただし髪質や毛量に合わせて調整は必須です。
冬のほうが圧倒的に乾燥しやすいので、季節や気候にあわせて使用量は変えてください。

ここまで長々と書いてきましたが、まとめると短いですね。

普段の営業中は口頭での説明になるし時間的にも限りがあり、お伝えしきれていない内容も多々ありますが、それをここに全て書くことができたと思います。
この内容をここに残しておくことで、より多くの人の役に立てば幸いです。


商品サイズについて

「kety_」の販売価格はボトルサイズが100㎖で¥3480(+tax)
パウチ容器の詰め替えサイズが300㎖で¥7000(+tax)

ボトル2個分の価格でボトル3個分の詰め替えが買えるようになっていて、詰め替えがかなりお得です。

リピート購入して継続的に使っていただくことで質感の良さも感じやすくなるので、買い足しされる場合は詰め替えサイズがおすすめです。

kety詰め替え

オンラインストア(背景透明)






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