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受講してみた。→【実務講習】賃貸不動産経営管理士。

賃管士の実務講習を受講してみたッてだけの話である。


登録の前に。

賃管士こと、賃貸不動産経営管理士に合格した後のことである。

合格証と一緒に、登録したい人は、これが届いてからひと月くらいを目安に申請するといいわよ、との案内があった。別にもっと遅くてもいいのだが、合格から一年経つと、登録講習を別途受けねばならぬ

例年、賃管士の試験は11月である。
宅建士こと宅地建物取引士の試験が10月なので、凡そ一月後であるからしてダブル受験するという猛者もいると聞き慄いた。ぼくにはむりだ。

受験に五問免除が使える。使え。

賃管士試験には宅建士と同様に五問免除がある。が、賃管士は要件に届いてないのならば、講習の受講で五問免除対象になるのである。なのでこれはもうお金で買おう解決しよう講習に申し込み五問免除しよう。受験を考えているのなら申し込むべき。5点免除は2年有効である。受けろ。受けるべきぼくは受けた。5点のゲタ欲しいンじゃ。

賃管士の試験範囲は宅建士と比べて狭く、宅建分野を広げていれば試験範囲は近しい。だからダブル受験も分からなくはないけれども勉強の向き不向きからすればぼくは不向きなのでそんなの無理だわー。

さて、賃管士の受験合否は12月下旬、合格書の発送は1月上旬である。

その後の話をしよう。

講習を受ける前に。

セルフチェックシートで確認を。

賃貸不動産経営管理士に合格しましたか?
 →はい
実務経験はお持ちですか?(管理業務に関する2年以上の実務経験)
 →いいえ
実務講習を受講して下さい。
修了後、登録申請へお進み下さい。

ウェブにセルフチェックシートという、たいそう分かりやすいフロー図があるので安心して個々のケースですべきことがわかるありがとう

こうしてぼく合格証をアップロードして実務講習を受講することにしたのである。
お値段二万円。

実務講習の内容。

申し込みからちょうど1週間で教材が届く。

1、実務講習テキスト
2、理解度確認テスト・問題編
3、理解度確認テスト・回答編
4、演習ワークブック

まずは、実務講習テキストで学習目安18時間をしてからオンライン受講をしてね、と云うことで、オンライン受講のパスキーが教材着から1週間くらい遅れて届いた。

そのパスキーが届くまでの合間に、テキストを読んでいたけどA4、120ページ、文字が大きく二色刷りでなかなかいい。気張らず読める。

問題はオンライン学習である。
演習ワークブックを活用して、修了試験をパスしないといけないのである。よくあるパターンである。だいたい合格するようになっているのである。それでも落ちることはままあるのである。

オンライン受講は、パスキーを入れてログインした日から60日間限定である。
とりあずでログインして、忙しさにかまけて放置してたら失効するじゃないか。

などと色々考えたが杞憂である。

根が不真面目でケチくさいぼくは講習テキストをきっちり読んで、60日後から逆算し、パスキーを使ってのログイン日の設定をしたのである。

eラーニング・講義。

オンライン講座は演習ワークブックを使った3種のビデオ講義+実務演習とその解説からなる。

1、維持保全の実施に於けるオーナー等への対応に関する事項。
2、管理委託契約に係る重要事項の説明と契約。
3、サブリースに係る重要事項の説明と契約。

それぞれ前後編に分かれているような作りになっており、30分程度の講義を観て聞いて、演習に15分くらい。解説が10分。それが×2。なので、ひと講義+演習で二時間くらい。修了試験で20分。どんどん進めていい。しかし講義ビデオは早送りできない仕様である。演習も早々に終えたとしても指定された時間が終わるまでジッと待つしかないのである。

eラーニング・修了試験。

修了試験は、各講習を終えるところにある。したがって、試験も計3回。10問中7問正解で合格である。
ちなみに落ちても期間内なら何度でもやり直しができる。変な問題が出たので面食らった。めっちゃ長文で甲と乙を穴埋めするのだが、回答選択肢は「甲乙の差は幾つか」紙ならまだしも画面となれば、かなりやりづれェ。

とは云え、ある程度まとまった時間が取れたら実務講習は1日も必要としないので終わる。

集中力の足りないぼくは初日の午前にひとつを済ませ、午後に二つ目の修了試験まで終えた。夜に続きをして終わらせても良かったけれどもなんだかダルかったので、翌日に最後の講義と演習を済ませ、修了試験を終えた。

修了後のこと。

すべて終えたら修了書がダウンロードできる。
そのまま登録へ案内があるのだが。顔写真の用意が必要である。

登録する場合は、修了書と顔写真のアップロードと、登録料6600円の支払いだ。

と、まあそんな感じである。

実務講習の修了書の有効期限は五年である。
つまり実務を何一つしないまま五年経ったあとも登録しておきたいのであれば、また実務講習を受け、今度は登録講習を受講することになる次第である。

特にオチはない。表題通り、賃管士の実務講習を受講してみたッてだけの話である。


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