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令和最新。【映画】「エイリアン:ロムルス(2024)」

予告も、いっさいの前情報なしで観に行ったよ。

迷ってるなら、今すぐレイトショーを予約して行こう、行くべき観に行くべき。

エリアン・シリーズを履修してなくても、楽しく怖がれると思うよ。

過去のエイリアン・シリーズってのは、ターミネーター・シリーズみたいに、広がりすぎて、順番だとか予習だとか、なんだかんだ必要なように思えてしまうのが大変よろしくない。

リプリーのいない「プロメテウス」も「コヴェナント」も、なんか違うんだよなぁって思ってた。「コヴェナント」で、エイリアン・シリーズは幕を下ろした、とすら思ってた。ごめんなさい。

 ※

「エイリアン:ロムルス」は、ほんとうに正統派続編という出来で、劇場でとてもとても楽しんできました面白かったです。

ホラーで、アクションで、SFで、ディストピアで、モニタがブラウン管で、最高かよ。

暗いシーンと明るいシーンと、明滅するシーンと、さまざまな対比で実にエイリアンらしいエイリアン映画であって。最高かよ。

旧4部作(テトラロジー)を念頭にした感もあれども、新しいエイリアン作品であるところのギミックもあって、あと本当に怖かったのでレイトショーで見るものじゃあない。最高かよ。

公開から一週間で、近場のシネコンでは日に字幕2回、吹き替え1回の合計3回くらいの上映しかなくて、あまりカンバシくない様子で、やっぱり今回もハズレなのか、だから上映回数が少ないのか、などと思ったけれども。
そんな映画でなかった。
見たかったエイリアン映画の新作だった。
最高だよ。

宇宙の悲鳴は誰にも届かない。

 ※

旧4部作で、ひとまずの完結を見たと思ってたエイリアンシリーズ。
どの作品もトーンが違って、それぞれのよさ、見どころがあって、面白いのがエイリアンのよいところ。

いずれ「ロムルス」を含む7作セットのブルーレイ・コレクションBOX的なものが出るだろう、出るはず。出ると思いたい。

半世紀近くも続くコンテンツ力よ。
H.R.ギーガーのデザインが、いまも真っ暗な宇宙の中で動いている。


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