見出し画像

日本初、地域活性を目的としたNFTを発行したサッカークラブのオーナーが、NFTを分かりやすく解説します

四方健太郎/ヨモケン

みなさん、こんにちは。
神奈川県リーグ2部に所属する「鎌倉インターナショナルFC」(通称:鎌倉インテル)の代表をしております、四方健太郎(よもけんたろう)と申します。
※自己紹介はこちら

NFT? なんのこっちゃ・・・。
最近よく聞く、「NFT」(エヌ・エフ・ティ)という単語。

ビギナーが、ゼロからこれを理解するには、かなり高い壁があるでしょう。

かくいう僕も、半年前まではブロックチェーンすらよく分からない、仮想通貨だの暗号資産だの、、というのは信用ならない怪しい世界、と思っていたし、そうだと信じたい自分がいました。

ですが、「あなたの夢が、みんなの財産になる」というキャッチコピーを掲げるドリームシェアリングサービス「FiNANCiE」が、サッカークラブを経営し、ご多分に漏れず財務や営業面で四苦八苦する僕の前に現れてからというもの、そのサービスの本質とサッカークラブ(特に僕たち鎌倉インテル)との相性の良さから、一気にその世界観の虜になり、気がつけば自分も「そっち側の世界」の末席に連ねさせてもらうことになりました。

ブロックチェーン技術をベースにする、新しいクラウドファンディングの形を標榜するFiNANCiEをプラットフォーム上に、鎌倉インテルのクラブトークンを発行し、およそ2300万円の資金を調達することができました。

さて、それは一旦置いておいて、NFTです。

Non-Fungible Token(非代替性トークン):

ブロックチェーン上に記録される一意で代替不可能なデータ単位である。NFTは、画像・動画・音声、およびその他の種類のデジタルファイルなど、容易に複製可能なアイテムを一意なアイテムとして関連づけることができ(鑑定書と類似)、ブロックチェーン技術を使用して、そのNFTの所有権の公的な証明を提供する

Wikipedia

とまぁ、これを読んでもほとんどの人が理解できないでしょう。

一旦、頭をシンプルにするために、上記の文章から、「画像」だけを抜き出してみましょう。

そして、「画像」を「絵」「絵画」と頭の中でイメージを切り替えてみてください。

例えば、本物の「モナリザ」の絵画をあなたが持っていたとしたら、すごい金額がつく価値の高いものですよね?
そして、多くの人たちの羨望の対象になるでしょう。

では、さらに例えて、「モナリザ」と同様に、アートとして価値のあるデジタルで描かれた絵画(ここでは「デジタル・モナリザ」としましょう)をあなたが持っていたらどうなるでしょうか?

誰もそれに価値があるとは思わないでしょう。羨ましく思わないでしょう。

なぜ、思わないのでしょうか?

それはデジタルだったら、簡単にコピーできてしまうからですよね。
簡単コピペです。

そこでブロックチェーン技術です。

ブロックチェーンを活用すれば、その「デジタル・モナリザ」を本物の、唯一無二のホンモノとして証明することができます。

※いま話題の「所有権」の話はいったんここでは省略します
※正確には「唯一無二」ではないこともありますがそれもここでは割愛します

「そんなもん、ホンモノって言われても、見た目簡単にコピーできるやないかいっ!!」

というツッコミもあろうかと思いますが、それは現物の「モナリザ」も同じです。極端な話、コンビニでもコピーできます。

もっと言うと、何をもって、その現物のリアルな「モナリザ」をホンモノのモナリザであるかを証明しているのでしょうか。

おそらく、ルーブル美術館に飾ってあるからですよね。ルーブル美術館という信用のある権威によってそれが証明されていて、来訪者はそれを信じているわけです。「鑑定証」というのも同様です。定性的に証明している、とも言えるかもしれません。

でもブロックチェーン上にある「デジタル・モナリザ」であれば、それが技術的に、論理的にホンモノであることを証明できます。

つまりは、皆さんは普段、ある意味”無条件に”信用している権威などに依存して、そのモノの価値を認識しているだけなのです。

一般的にはまだまだ”怪しい”と思われている暗号資産や仮想通貨というものも、中央銀行や伝統的な金融機関のお墨付きがないだけに、一般にその価値を認めにくい状態にあります。ですが、皆さんも普段、普通にオンラインバンキングや電子マネーなども使ってますよね。なぜその数字だけのものを信用できるのか?って話でもあります。

が、これも本題からは外れるので、一旦おいておきます。

さて、ようやく本題に入っていきたいと思います。

これを読んでいる人は、僕の周りの人から伝わっていったと思うので、サッカー好き、野球好き、スポーツ好きな人が多いかもしれません。そんな皆さんに分かりやすい事例を使っていきたいと思います。

僕が中学校のとき(30年前くらい)に、買いまくっていたカルビーの「Jリーグチップス」。

50円くらいでポテトチップを買うと、当時のJリーグの選手たちのカードが1枚ついてきました。いまも実家のタンスの中のどこかに大量に眠っているかもしれません。

当時も人気だったのは、いまもプレーしている生きるレジェンド、三浦カズ選手。

一定の割合で封入されていたのかもしれませんが、貴重な価値のあるレアカードだったのは間違いありません。

ところ変わって、スポーツ文化・ビジネスの発達するアメリカでは、メジャーリーグやNBAなどでも、このような選手カードはたくさん発行されていて、人気は日本の比ではありません。

カードそのものをオフィシャルな商品(またはお菓子のオマケなど)として(一次的に)買うことができます。

また、そのカードを収集家・コレクターの間では選手カードが売り買いされる「二次マーケット」も存在しています。

このあたりは想像つきますよね? 当然ながら、二次マーケットでは人気やレア度によって価格が異なります。昔ながらのカード屋(売り買いの仲介所)もあれば、もはや最近ではインターネットで個人間でも売り買いできます。ネットオークションなども簡単に想像できますよね?

これがデジタルに置き換わったらどうでしょう?

「モナリザ」と「デジタル・モナリザ」の例と比較してみてください。
コピーの例も思い出してみましょう。

コンビニでコピーした三浦カズ選手のJリーグカードに価値があるでしょうか?

無いですよね。コピーされた偽物には1円たりとも払いたくないですよね。

では、紙のホンモノのカードと同様に、コピーではない、ホンモノと証明することができるデジタルのカードがあったどうでしょうか?

唯一無二のホンモノだから価値があるし、欲しくなるし、羨望のまなざしになるわけですよね。

そんな世界がすでにアメリカでは起きています。NBAの選手カードである「NBA Top Shot」というサービスがそれです。また、最近ではプロ野球のパ・リーグとメルカリが共同でNFT事業に参入するニュースも出て話題になりました。

さきほどの事例と同じで、

「そんなもん、欲しいのかね〜〜」

という方はいると思いますが、上記のアメリカの事例などが現実で起きています。
※ 「信じたくない、そんなわけない」という、確証バイアスがかかる気持ちはすごく分かります

ただ、よく考えてほしいのが、紙のJリーグチップスの選手カード、これが仮にカズ選手のレアカードだったとしても、サッカーにまーーったく興味のない人にとっては、何の価値もないのと同じことだと思います。逆に言うと、価値を信じる人たちにとってはすごく貴重なモノということになります。


さて、NFTを語る上で、もう一つ大きな特徴があります。

それはトレーサビリティです。そのデジタルアイテムであるカードが、いつ誰から誰に渡ったのかがトレース(追跡)可能なのです。なぜかというとデジタルだからです。

このトレーサビリティは、そのアイテムがホンモノであることを証明する手段としても大切ですが、もう1つ、二次マーケットにおける売買で発生するお金の動きに連動して、このアイテムの元々の製作に携わった人(ここではクリエーター、写真家、選手、メーカーなど)が収入を得ることができます。

なぜかというと、デジタルだからです。

デジタルカードを制作する際に、何%を元々の発行者に還元する、みたいな設定をすることができます。(これをスマートコントラクト、スマコン、と言います)売値の5〜10%くらいが一般的と言われています。

僕が書いた本がブックオフやアマゾンでいくら転売されても、悲しいことに著者である僕には1円も入りません。その昔、音楽CDはたくさん中古ショップで売り買いされてましたが、これもアーティストには1円も入りません。ゲームソフトなんかもそうですね。

これが売り買いされるたびに、取引額の5〜10%のようなコミッション(手数料)収入が発生します。何度転売されても、その都度に発生します。

余談として触れておくと、サッカー関係者ではピンと来る方がいるかもしれませんが、選手の移籍金発生時に伴う、連帯貢献金と似たような概念と捉えてもらうと分かりやすいでしょう。あれはFIFAという圧倒的な世界的中央集権組織があるからできることでもありますが、ブロックチェーンはそれのデジタル版(自立分散型)です。

これはIP(知的財産)ホルダーにとってはすごく意義深いことですし、今までデジタル化で辛酸を舐めさせられていたかもしれないクリエーターやブランド保有者には渡りに船なテクノロジーかと思います。

さらには、デジタルなので、カードに映像データを載せることもできます。
音声もできます。

唯一無二、なので試合のチケットにすることもできます。
おや、ここでも勘のいい人は気が付きます。

チケットの転売を禁止することもできますし、チケット転売時の価格高騰を制限することもできます。さらには、さきほどの例のように、二次売買されたときに興行主がコミッションを得ることも出来ます。

このような「機能」(ユーティリティ)もつけられたりするのもNFTの特徴です。

スポーツ好きにはたまらない、雑誌「Number」ってありますよね。Numberに限らず、カッコいいアスリートのカッコいい写真が載っている雑誌、昔はもっとたくさんあった気がします。

写真の美しさを楽しむために紙の雑誌を購入する機会も減ってしまいました。おそらく、相対的に紙の価値が下がってしまっているからかもしれません。インターネットの登場とデジタル化に伴い、その価値の源泉だった、ライターさんやフォトグラファーさんの報酬も下がってしまっていると聞きます。

ホンモノの価値を保ちつつ、デジタルならではの新機能を搭載できる。
"価値を創造した"作り手がしっかり正当な対価を得られる。

これがNFTの特徴を端的に示した表現ではないでしょうか。


というわけで、まだまだ書ききれないことが多く、奥深いNFTなんですが、あまり詰め込みすぎると頭から煙がでると思うので、一旦、今回はこの程度にしておきたいと思います。

あと、最近のバズワードとして「メタバース」がありますよね。その昔の映画「マトリックス」のような仮想空間です。

皆さんが望むか望まないかに関わらず、世の中はまちがいなくそっちの世界にどんどん発展していくと思います。

となると・・・、「デジタル・モナリザ」や「デジタル・三浦カズカード」が自慢できる世界がどんどん出来上がっていきます。

NFTを発行したり、売り買いするには、多くのケースで仮想通貨・暗号資産が必要になってきます。

メタバースには国境や国籍、肌の色などのバックグランドは関係ありません。ボーダーのない世界と言えるでしょう。

そこで利用される通貨、つまり信用の証も同様にボーダーはありません。

これから世界は急速にその方向性へ向かうでしょう。

どんなビジョンに共鳴するか、デジタルな世界を信じる人、信じない人、世の中には色んな人たちがいて、いろんな生き方があって良いと思ってます。生まれつきのバックグラウンドに紐付いて制約された世界は終わりを遂げようとしています。

僕たちはそんな新しい時代、先の読めない時代に、同じビジョンを持つ仲間たちと一緒に、ボーダーや限界に固執せず、常に変化・進化・変革を遂げながら、試行錯誤の歩みを止めずに、新しいチャレンジをし続ける存在でありたいと思っています。

鎌倉インターナショナルFCでは、「鎌倉デジタルコレクション」と称して、世界最大級のNFTマーケットプレイスである「OpenSea」にて、サッカークラブとして日本初となる地域活性を目的としたNFTコンテンツを販売しました。

前述の例で、クリエーターやライツを持っている人たちが対価を得られると書きましたが、僕たちのコレクションの収益の一部は、ある意味、その風景のオーナーといえる鎌倉市や、寺社仏閣、建物、選手などに還元します。これは二次マーケットでの流通時(売買時)でも同様に還元することができます。

コロナ禍で(特に海外からの)観光客が減少してしまっている鎌倉の皆さんに少しでも還元でき、活性化に繋げられたらと思います。特に日本に来ることができなくなってしまった外国人の方々に買ってもらえるようになると良いなと思います。

どんな世界観なのか、ぜひ一度覗いてみてください。

鎌倉インターナショナルFC 代表取締役オーナー 四方 健太郎




鎌倉デジタルコレクション Vol.1 (Open Sea)
https://opensea.io/collection/kamakura-digital-collection-1

鎌倉デジタルコレクション Vol.0
FiNANCiEアプリ上の、鎌倉インテルコミュニティにてプレゼント中です!2021年12月24日(金)まで応募受け付けております。
※保有トークン数に応じて当選確率が上がります。

(2022年11月24日 追記)新たに11/24より、第3回のファンディング(トークン追加販売)を開始しました!12/26までの限定販売ですが、このタイミングだとトークンが固定価格で安定的に買えるほか、鎌倉ビール(しかもオリジナル!)や鎌倉ハム、ブラック&ゴールドカラーの限定ユニフォームなどがリターン特典としてついてきます!


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!