FEエンゲージ 邪竜の章クリア感想

注意 

ネタバレがあります
難易度はハード



約16時間でクリアしました。10時間ぐらいかと予想してたら思いの外ボリュームあったし、難易度も高かったです。初日に半日ほどぶっ続けでやったので思考力が落ちてぐだぐだになった時間も含んでます。
全員生存縛りを3章以降していたんですが、毎回時水晶使い切ってやり直してました。2章はラストにセレスティアを撤退させてしまったのでリベンジ案件です。回想戦があるのでセーブデータ分けなくて良いのが気楽です。
ゲーム中にスクショ撮る癖がないので画像なしですが1章ずつ感想。
記憶だけで書いてるので間違いや勘違いもあるかもしれません。


1章

詩の語りから始まるの、風花の月が変わった時のナレーションちょっと思い出しました。エルの声優さんの声も相まって本編とは違う雰囲気あって好きです。
本編リュールは元々邪竜の子で、ルミエルの力を継いで神竜になってましたが、異界リュールはルミエルと血の繋がりがある生まれつきの神竜なんでしょうか。ソンブルも異世界からの侵略者じゃなくて元々世界にいた祖竜から生まれた存在になってましたし、竜の設定は本編から結構変えてますね。
邪竜の章自体は6章クリア後からできるみたいなので、本編リュールの正体をうまいこと隠してるなと思いました。6章時点でのクリアはマジの詰将棋になりそうです。
マップは形だけならifのカムイが竜化して暴走したマップっぽさを感じました。無印無双でよく見たマップなのでなんとなくですが…。実際確認してみたら全然違いそう。
敵は狼がやばい。神竜の章のクロムマップでルイが連携とHP低下で1ターンキルされたのがトラウマになってるせいで結構な苦手意識があります。

出撃ユニットは
リュール・チキ
エル・シグルド
イル・ミカヤ
クラン・カムイ
フォガート・クロム
最初だし適当に選出してもクリアできるだろうと言うことでこのメンバー。フォガートが敵将と戦闘会話あるんじゃないかと思って選んだけど、この時点ではなかったですね。後々本人からあんまり自我がなかったと語られたので納得。
イルが弱いから守りながら戦おうというのは事前に知ってたんですが、エルも思いの外弱いというか…。壁にするつもりで再移動できるシグルドを付けさせたんですが、結局逃げるために使ってましたね。個人スキルもほとんど死にスキルですし。絆レベルと継承スキルの重要さが改めて確認できました。
リュールとフォガートに控えメンバーから奪ったキラー武器を持たせましたが、これが思ってた以上に重要でした。フォガートが光の弓持てないのでだいぶ使い勝手変わるんじゃないかと思ってましたが杞憂でした。必殺が出るかどうかにすべてを賭けるのはなんか久々の感覚。


2章

腕輪回収のためにフィレネへ。
セレスティア、リュールに会った時のはしゃぎかたとか、異世界の自分への興味とかでなんかかわいい人だと思いました。王族達はあったかもしれない可能性ぐらいの変わり方でしたけど、四翼は名前ごと違ってまるっきり別人だと感じました。
唯一事前に王族兄妹の会話が公開されてたので本編とは違う雰囲気なのは知っていたんですが、思ってた以上に好戦的でびっくりしました。異界アルフレッドがブロディアへの侵攻をためらってましたが、元々仲間だったからためらっただけで、最初から中立だったらすぐ戦争起こしてそうだと思います。好戦的でリトスや隣国とギスギスしてるのはわかりやすく本編から反転してる部分ですね。

出撃ユニットは
リュール・チキ
エル・シグルド
イル・ミカヤ
セレスティア・リン
アルフレッド・ヘクトル
エーティエ・ロイ
セリーヌ・ベレト
ルイ・アイク
フィレネ王族兄妹と臣下を1人ずつ選出。明らかに枠が足りない。
下ルートはエルイルをセリーヌとルイで守りながらゆっくり進軍。
上ルートは霧のブレスと残像盾と切り返しでゴリ押し進軍。敵のサンダーがどこに飛ぶのかいまいち理解できて無くて、増援マージを倒し切るのに時水晶使いまくりました。
準備画面で敵ユニットの情報見てて、異界アルフレッドたちの名前や兵種や個人スキルの詳細説明の違いを見てここも変わってるんだ~って思ってたら、異界セリーヌに異形特効が効くことに気づいて…。すぐ他の敵ユニット見て回ったらみんな異形ですごい怖かったです。絶対後で全部説明してくれるんだろうなって思いながらやってました。
戦闘会話はいくつか見れました。異界アルフレッドの言葉、全部重い。
でも本編アルフレッドとの会話の
「こっちの世界でも僕はムキムキではないんだね…。」
「何訳のわからないことを!」
はちょっとおもしろかった。戦場で漫才するな。
異界セリーヌはルイとの会話が印象的でした。本編セリーヌとの会話は威圧感出てたのに、ルイ相手には優しい声音になるの、異界ルイとの信頼が見えて悲しくなる。本編スタッフロールの一枚絵は、この世界でも在ったはずののものなんでしょうね…。

戦闘後に和解してあっさり引いてくれたのが意外でした。神竜様っていう存在はそのぐらい大きなものなんでしょうね。
セリーヌと騎士団を戦力として貸そうとしてたのも、神竜様の元なら大丈夫だって信頼があるから出た提案なんだと思います。でもリュールが別世界から来た存在である以上その信頼に答えることはできない…。


3章

いつの間にか国境越えてブロディアへ。
王族兄弟は紹介ムービーで印象的なセリフが出てましたが、予想通りに険悪。異界ディアマンドの声がずっと暗くて精神が限界なのが伝わってくるのが辛い。
戦争嫌いで、戦争を起こさないようにするには最強の防御を得れば良い。その方法は今他国との戦争を起こして腕輪を全部奪うことって、矛盾なんだけど、どっちみち腕輪を巡る戦争が起こったら勝つしかないし、だったら先に仕掛けたほうが有利になるだろうってことなのかなと。戦争を起こすという自分の思いとは真逆の決断のせいで弱気になったのがディアマンドで、兄に代わって王になって戦争押し進めて、さっさと平和を手に入れようとしてるのがスタルークなのかなって思います。
戦争に対して否定的なのは本編ディアマンドも一緒で、平和を得るための方法がもし違ってたらこんなにも変わってしまうんだなと…。

出撃ユニットは
リュール・チキ
エル・シグルド
イル・ミカヤ
セレスティア・セネリオ
グレゴリー・カミラ
ディアマンド・アイク
アンバー・エーデルガルト
スタルーク・ベレト
シトリニカ・ヴェロニカ
王族兄弟と臣下1人ずつ選出。
あれ難易度思ってたより高いのでは?となったマップ。
実はディアマンドとヴェロニカの絆レベル20まで上げてたから完全なミラーもできたんだけど、編成で遊んでる余裕なかったです。
全員生存縛りのせいで1回最初からやり直しました。
マージカノンを怖がりすぎると進軍が滞るし、かといって強気に行き過ぎると増援飛行兵と合わせて厄介になるという。しっかりマージカノンのそばに弓兵置いてるのも手出しし辛い要因。
増援が多いのも難易度上げてる。ルナティックだともっと多いとかいう噂を聞いて震えてます。無理では?
ここでも詳細説明を見てたんですが、異界ディアマンドの説明が悪口しか書かれて無くて笑っちゃいました。あれ異界スタルークが書いたんじゃないの?そのスタルークの方はカーソル合わせた時の待機モーションが良いですね。絶対本編スタルークがやってくれない動きしてる。
戦闘会話は今回の出撃メンバー分は見れました。
スタルーク同士の会話が面白かったです。異界スタルークから見て本編スタルークの言動は自分の弱いところという認識になるんだってところがちょっと意外でした。たぶん本来の性格はそんなに変わらないんだろうけど、無理矢理高圧的に振る舞っているんでしょうね。いや無理矢理にしては板につきすぎてる気もするけど。
ディアマンドはアンバーとの会話が印象的、と言うか怖かった。
リュールやシトリニカ相手だとまだ悲しんだり思い出に縋ったりしながらも理性がある感じだったのにアンバーの前でぶっ壊れて泣き笑いしだすから…。アンバーのあんな戸惑って怖がってる声初めて聞いた。
「あなたのために死ねて幸せだったと思いますよ」とかは言わなかったの、異界の自分の死をこんなに嘆いてる主君の前で美化できないというか、代わりに自分が伝えるべきことがあるとしたら悲しませたことを謝ることなんだと思ったんじゃないかなって。

戦闘後、予告通りに刺されてましたね…。暗殺がどうこう言ってたし、スタルークの不意打ちなのかなって思ってたんですけど、兄弟そろってエルがやりましたね。そしてフィレネ兄妹もやってた。ほんとに全部説明しろよって思いました。リュールにも言われてたけどエルが何もかもを抱えすぎてて不安と不信感がありました。
あとスタルークが刺されたときにディアマンドがエルに対してキレてたのが、昔は兄弟仲良かったんだなってわかるのが辛い。


4章

四翼合流。モーヴがあまりにもモーヴのまんまで逆に違和感。でも四翼の仲の良さ見てるとなんかニコニコしちゃう。ずっと仲良くしててほしいけど、モーヴがそのままなのが怖い。
そしてイルシオンとソルム激突。今までの2国は戦争の準備中だったので急に盤面が動いた感じがしました。

出撃ユニットは
リュール・チキ
エル・シグルド
イル・ミカヤ
セレスティア・リン
グレゴリー・カミラ
マデリーン・ヘクトル
アイビー・セネリオ
オルテンシア・ベレト
ミスティラ・アイク
フォガート・クロム
王族姉妹と姉弟を選出。
今作初の三つ巴戦。赤と黃がお互いに攻撃仕掛ける方を優先するっぽいのでうまく使えばもっと楽だったかも。
異形飛竜とかいう初見殺し。しっかり引っかかって1回やり直しました。
戦闘会話は出撃メンバー分は見れました。
異界アイビー、あまりにもクズで悪役。密かに神竜信仰に縋ること無く、母親や周りのやり方に染まった結果なんでしょうか。
「国を、民を、悦ばせないと。」ってセリフがあったので、父から奪い取った王の座を守るために焦ってるのかなとも思いました。神竜も邪竜も死んで国内ガタガタになってるんでしょうか。
本編オルテンシアとの会話、オルテンシアが強い子になっててかっこよかったです。本編14章から本当に成長したなって感じます。
異界ミスティラは真面目な武人になってましたね。厳しくて堅物だけど、フォガートとの会話で根っこにある家族愛が出てて、そのあたりは本編のミスティラと変わらないんだなって思いました。国風が反転してるなら自由を許さず、真面目さや厳格さが評価される国になってるんでしょうか。でも異界フォガートが軽い感じだったので王にだけそういう生き方が求められるとか…?

戦闘後に、今まで戦ってきた全員が異形兵で、死んだことにも気づかずに動き続けてる死体だって明かされて、「この世界に救いはない」ってそういうことかよってなりました。実は一筋の希望があるとか、どこかで盤面を引っくり返せばまた世界がうまく回るようになるとかは無く、とうの昔に滅びきった世界なんだって。
その事を一人で抱え続けていたエル、リュールに対しての言葉がもうなんかもう…。リュールやイル、四翼に対しての優しさや愛情故に、全てを自分だけが苦しんで終わらせようとしてたのかなって…。
感情をぶつけられた本編リュールの言葉、「神竜様」って感じがしてすごく良かったです。優しくて、相手にしっかり向き合おうとする性格は本編通して成長したリュールだなって思います。異界リュールも同じ精神性を持った人で、だからこそ本編以上に複雑な関係の国や王族たちに揃って慕われていたんだなと。
そして本性出したイル。戦闘面で弱いのとかなんか理由あるだろって思ってたけど、弱者を演じてるタイプだった。あとソンブル、優秀な御子全員に後継者の提案して、後々蠱毒みたいなことするつもりだったんじゃないか?
本編ソンブルは礎の紋章士とのすれ違いの結果、邪竜と呼ばれる存在になったって感じだったけど、異界ソンブルは生まれ持った邪なる竜って感じですね…。


5章

恥ずかしくて隠れちゃうエル、とてもかわいい。出てきたときにはちゃんと謝って、もう一度向き合おうと決意するのほんとにいい子だなあと。
待ってる時の四翼の会話も良かったです。こっちはなんの淀みもなく家族だって、けどモーヴがモーヴなままのせいでほっこりしたけど変な不安はありました。
四翼がエルを逃がすシーンでも絆と覚悟の強さが見えて、誰も死なないでくれって思いました。でもモーヴが離脱するならここなんだろうなと…。

出撃ユニットは
エル・ロイ
オルテンシア・ベレト
ロサード・リン
ゴルドマリー・シグルド
アイビー・セネリオ
フォガート・クロム
パンドロ・ミカヤ
ボネ・エーデルガルト
ミスティラ・アイク
セアダス・ルキナ
ユナカ・カムイ
戦闘会話ありそうな8人と旅人組。
初回敵の動くフラグを変なふうに踏んじゃったのか、フォガート+オルテンシア+召喚された12体ぐらいの敵+最初から配置されてる敵が一気に押し寄せてきて、これは無理!ってなったのでやり直しました。2回目は召喚が始まるタイミングが遅くて、ああこれが正規の難易度なんだ…って安心しました。
攻略は宝箱は無視する方針で行ったら結構楽でした。飛行ユニットたちを左の通路に行かせ、残りを右の通路へ行かせる。右メンバーが真ん中来たあたりで左が倒し終わるので飛行じゃないと通れない場所通過して合流って感じにしたら楽でした。
リュールを狙うマージカノンは早めに倒して、異形飛竜は出てきた瞬間流星群で仕留めたらあとはリュール狙いで動くやつが居なくなるので、そこは精神的に余裕が出て助かりました。
エルは小部屋の左上陣取って、超越でステータス上げつつ踏ん張りを保険に耐えてました。
戦闘会話は出撃メンバー分は見れました。
異界オルテンシア、本編オルテンシアの前向きな姿勢とか、かわいさを求めるところとか全部なくなってて辛い。臣下たちも含めて目立たないように生きてたのにそれでもひどい目に合ってきたって…。他のきょうだいはアイビーに処刑されたみたいですが、一人だけ生かされて、八つ当たりや美しさの再認識のための道具として扱われてきたんでしょうか。
「もう死にたくない」って言ってましたけど、イルシオンでの戦争で死んだ後、異形兵として復活させられてイルの手駒にされてたのかなって思います。
異界フォガートは快楽主義なのは元からっぽいですけど、それを殺戮で満たそうとしているのは殺して殺されてを繰り返して狂っちゃたのかなって思います。ボネとの会話で親しい人にまで殺意を向けようとはしてなかったみたいですし。本編フォガートを殺して成り代わろうと言うの、世界への固執がなさそうで、ほかの王族たちが異形兵になっても国のために動こうとしていたのと対照的で印象に残りました。
イルからすればこの2人が刺客や偵察として操りやすかったんでしょうか。

戦闘後、腕輪だけ取り戻してイルを拘束したりしないのはちょっと甘いんじゃないですかね。ほっとけばそのまま死にそうなぐらいに弱ってる演技をしてたんでしょうか。なんかそのくらいはできそうな気がするし。
そして四翼…。覚悟決まりすぎでしょこの人ら。


6章

崩落したソラネルへ。守り神であるソラが死亡しているか完全に力を失ってるか…。あんなもちもちかわいいマスコットにまで容赦が無い…。
イルの語り、イルとして得た思い出を全部吐き出して置いていこうとしてるのかなって思いました。捨てきれなくて、心の何処かで止めて欲しいって願うのも、世界が滅びるとかお構いなしに力を得たいと願うのも、どっちもイルの意志なんだろうなって。
三級長の腕輪、なんで入手マップなしでソラネルに落ちてたんだろうって疑問だったんですけど、異界リュールがソラネルに封印してたからなんですね。クロムルフレはどっちも寝てたっぽいのに、級長たちは腕輪の中で話をしてたって言ってて、ここがリュールが封印したか、エルが眠らせたかの違いだったんですね。
リュールがあっさり封印解いたので結構びっくりした。正直別の方法があるのかなって思ってたから。異界リュールの言葉、「世界を救って」じゃなくて「大切な人たちを救って」って言われたことを思い出してた本編リュール、世界を捨ててでもエルとイルという異界リュールの大切な人を救うことにしたの、すごい決断だと思います。最初来たときに言われた「救世の主」って呼び名を完全に裏切ることになるんですよ。
そして四翼の話。モーヴかっこよすぎでしょ。ワープの杖持っててなんでリワープ持って無いんだって思いましたけど、異界ヴェイルが死んだときからずっと死に場所を探してたんでしょうか。数少ないまともな生存者である四翼を逃して自分はヴェイルのもとにって…。仮にリワープ持ってても使える時間なかったのかな。マデリーン逃してすぐ遺跡崩壊したっぽいし。
あとゲームシステムがシナリオに反映されるの好きなので、ロイヤルナイトのモーヴが杖使って、セイジのグレゴリーが杖奪いに来たのなんかよかったです。グレゴリーが一歩遅かったのは移動力の差なんですかね。

一日でここまでやって、一回挑戦してやり直してたらさすがに疲労がやばかったのでここで中断。最終戦だけ次の日へ。自由選出が8枠だったので王族8人入れてたんですが、無理だったのでクリア時は違うメンバーになってます。
出撃ユニットは
リュール・チキ
エル・カムイ
セレスティア・リン
グレゴリー・カミラ
マデリーン・ロイ
ヴェイル・セネリオ
セリーヌ・ベレト
ルイ・ヘクトル
ディアマンド・アイク
スタルーク・エーデルガルト
アンバー・クロム
オルテンシア・ミカヤ
セアダス・ルキナ
本編で使ってても強かった組み合わせが多め。再挑戦前にディアマンドとアイクの絆レベル20、スタルークとエーデルガルトの絆レベル15にして、ステータスの補強とフェイルノート使えるようにしました。ほかのメンバーは元から絆レベル20です。
最初の挑戦でイルの動き方はわかってたので、敵の撃破順をフォガート→スタルーク→ディアマンドかアルフレッドとなるように進軍しました。ミスティラがいたあたりは行ってません。砂陣とられて最終的にちょっときつかったです。
結局スタルーク倒して北上したあたりでフィレネとイルシオン王族が動いたので、イルシオン姉妹が来る前にフィレネ兄妹を撃破。その後中央で迎え撃とうとしたらディアマンドが召喚始めたので、魔防か移動力高いのは左に、残りを右に分かれて戦う形に。セアダスの気功スタイル絆盾なかったら積んでた。アイクの天空で召喚された紋章士蹴散らしてあとはちまちま削ってました。魔導書構えてるディアマンドがあんなに怖いとは思わなかった。あと何☆5を4枚抜きしてんだテメェ、許さんぞ。
王族倒しきってからは中央でイルと決戦。砂陣でいつ事故るかわからなくてずっと祈りながらやってた。攻撃食らっても耐えられるユニットで少しずつ削る。あんまりイルの地形破壊と敵巻き込みによる強化を気にしてなかったけど、復活石3つ持ってました。もっと少なくできそう。
主なダメージ要因はリベラシオンと、月の腕輪持ってエンゲージ+したアンバーのライラシオンでした。短剣がヴェイルしか居ない上に絶対に耐えられない火力を出されたので、毒入れられませんでした。誰かに竜呪持たせてたら楽だったかも。
戦闘会話は全部見れたと思います。
王族が死ぬ時みんな感謝と後悔を言っていくのが辛い。でも神竜様のもとに送るのが絶望の中で戦い続けた人たちへの最期の救いになってたらいいな。大切な人たちを救ってほしいって、王族たちのことも含んでたんだろうし。
四翼とイルの会話、四翼はエルの騎士であると同時に、イルの騎士でもあったんだなって思わされました。
「何も奪わせない!」「俺の答えだ!」「正しいと信じている」って本編のヴェイルとモーヴのセリフなんですけど、ここで繋げて来るか~!ってなりました。よく似た赤の他人ではあるんだけど、それでもどこか繋がりのある人たちなんだって。

戦闘会話と戦闘後のイベント含めて、エルとラファールのお互いへの愛情が見えて…。本当は全部知った上でラファールを弟として大事にしていたの、愛が無いとできないでしょ。エルの力なら弟を騙るなって拒絶することもできたのに。そして竜石に原因があるって気づいて自死して壊すのも…。
エルにとっては本当のイルもラファールも、どっちも自分の守るべき弟なんでしょうね。
ラファールが自分の犯した罪は自分のもので、自分の意志で、ソンブルにだって渡さないって叫ぶところ、覚悟の重さとか、異界リュールが彼を大切な人だと言った理由とかが伝わりました。
腕輪を集めて得た力を使って、千年かかってでもエルを復活させようと決意するの、ラファールからもエルに対して愛情があったんだって、それがあったから最後に止めてほしいって零してしまったんだって思いました。
ラファールは千年の孤独を過ごして、生き返ったエルと話して許してもらって、本編の世界線に来てリュールに協力するところまで行って初めて背負った罪を清算できたってことなんでしょうね。滅んだ世界で本当に生き返るのかもわからない中で、狂わずに待ち続けることができたの、意志の強い子だなって思います。FEシリーズって孤独に狂った竜が多いイメージあったから。
四翼がリュールについてきてくれる時の、それぞれの思いが聞けたのも良かったです。モーヴがいなくても、四翼は四翼であるって言ってくれたのなんか嬉しかったです。

エンディング、主題歌の2番から始まったけど、ああここの歌詞はあの事を指してたんだなて納得しながら聴いてました。改めて聴くと本編にも邪竜の章にも通じるように出来てるの、上手い作りの曲だなって思います。
加入が四翼とエルラファールでずらしてるのもちょっと好きです。わかってても本当に大丈夫なのかってドキドキする間があるの、いいですよね。
やっぱり本編と邪竜の章は時間の流れ方が違うんでしょうか。
まあ攻略中長いこと本編世界をほっぽって置くわけにも行かないし、そういうことにしといたほうがよさそうですね。3回ほどソラネルに戻ってるんですが、料理当番が変わったりしても時間はずっと開始した昼だったので。ただの偶然かもしれませんが…。



シナリオ全体の感想ですが、暗いし世界の救いはないけど、異界リュールの願ったことは達成されて良かったなって思います。
最初のシーンで言われる、
「旅路の全てを苦しみ、悩み、楽しみ、そして…愛してください。」
ってセリフ、メタ的に見ればプレイヤーに向けてのものなんだけど、きっと異界のリュールにとっての旅路も、苦しかったことも、悩んだことも、楽しかったことも、最終的にはバッドエンドだったかもしれないけど、それでも全部が愛せるものだったってことなんでしょうね。
そして同じように愛してほしいと本編のリュールに望んでいる。
本編のリュールも千年前の自分に対して、
「いつかあなたが歩む旅路も、輝かしいものでありますように」って望んでたけどここでのセリフの繋がりが、異界であってもリュールはみんなに慕われる神竜様で、だからこそ死んでしまってからなにもかも噛み合わなくなったんだろうなって…。
本編がいろんな奇跡の上で成り立ってた物語だったんだなあと。実際指輪の紋章士たちが2度と使えない新たなる紋章士を生み出すって力をリュールのために使ってくれなかったら、邪竜の章と同じとは行かなくとも破滅へ向かう物語になってただろうし、そもそもヴェイルがどこかで死んでたら22章の戦いもなかったわけだし。
なんか邪竜の章通して、本編の話ももっと好きになりました。本編ありきの邪竜の章だったって思います。


あとがき

思ったことを並べて書いてるだけなので、前回以上に読み辛い文になってると思います。
合間に他の方の感想を読んだりしてたのですが、「わかる~!」ってなることが多くて楽しかったです。自分の語彙力じゃ文章化できないことをしっかり文章にしている人たちが多くて、ちゃんとした感想や文章書ける人って凄いなって思います。

今回のプレイ環境ですが、クリア済みの支援会話、絆会話を回収してるデータでやりました。やってて絆レベルって重要だなあと。強制出撃のキャラがみんな絆レベル1なので他のユニットで使えてたシンクロスキルがなかったりと、そのあたりの差に慣れるかどうかで体感の難易度変わりそうですね。

エキスパンションパス第2弾とか出るんでしょうか。もっとこのゲーム遊びたいからぜひ出して欲しいですね。新しいグッズも出てたし。
いつか来ることを願ってます。強欲なので…。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。エンゲージはいいぞ!

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