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3Dについて思う


他者の意見を傍観しながら大人しく"見て見ぬふり"をすることもできたことだが、自分の意見を言うのはいけないことではないと思う。

きっと私のように、いろいろな意見を見て、いろいろな思いが込み上げてきて、本当の自分の気持ちがわからなくなっている人も少なくないのではないかと思います。


ジョングクさんのアルバムGOLDEN、発売されましたね〜グッズも出て、ソロ活が始まると決まった時は想像もできなかった明るい未来だと思います。

かっこい〜( ;  ; )


ここで"見て見ぬふり"をできなかったのは、3Dにおける差別的内容の扱われ方です。
生まれて今までまだ20年も生きていない、日本生まれ日本育ちの私は差別をどこか客観的に見る節があり、今まさに歴史を学ぶ立場であるに関わらず、どこかで傍観している私がいるのも事実。

しかし

"自分を愛するために僕らを利用してください"

とわたしがわたしを好きでいられる場所を作ってくれた彼らが、わたしの立場を侮辱する形で歌うことに、笑顔で応援できないことはおかしいだろうか。

"嫌なら聞かないで"
"批判するならファンじゃない"

こんな言葉をX(Twitterと呼びたい…)で多く見かけた。一つではなく複数のポスト。

確かに、悪質な行動をとる人々を決してARMYとは呼ばないジョングクさんの "サセン" の一部になりたいわけではない。

思慮深く賢い彼らが、"素直に応援してくれない人はARMYではない"と思わないことを願う。


懐かしい…


一度言ったように、私は日本で生まれ育ったためアジア人や日本人としての差別を感じたことはほとんどない(というより、ない)。
しかし世界中を飛び回り LOVE YOURSELF を謳い、大きな愛を与えてくれる彼らに救われた人や勇気をもらった人、彼らのおかげで自分を大切にできている人が数え切れないほどいるだろう。
そのような人がいる中で平等であるはずのファンダムの一部を差別するような内容を口ずさんで欲しくないのだ。


ちなみに"アメリカでは普通だ" という意見もわからなくない(実際のことは知らないが文化の違いは確かにあるだろう)。しかし3Dはアメリカ国内に向けた、アメリカ出身の歌手が歌う曲ではない。


私はこの曲を聴いた時、差別されていると思うよりも、これはジョングクさんの気持ちなの…?という思いになった。
本人が歌っていないにせよ事務所が認め、彼が反対することなく発売された、大好きな人の曲であることは間違いないのだ。
これから先、彼が歌うかもしれないし、メンバーかもしれない。


大好きだから信じ続けたいし信じているからこそ、音楽は言語や国を超えることや自分を愛する方法を教えてくれた彼らに裏切られたくない、という気持ちである。
裏切られた、という言葉はこちらが信じているから出てくる言葉だ。勝手に好きになって勝手に期待しているから、不満や裏切りという負の感情が出てくるのだと思う。
しかしそれは私たちARMYが期待してしまうのに十分なほど、彼らから愛や信頼を受け取っているからこそだと思う。
だからこそ余計に悔しくて、裏切られたような気持ちになる。
しかし彼らが心から歌詞に共感して、伝えようと歌っているのだとは思えないのも事実であり、それもまた彼らが培った信頼ありきの感情であると思う。



♡お誕生日おめでとう♡



善人でありたい

僕を信じてください

そんなことを話す彼が”ただの歌手”だと自身を表すことに、少しネガティブな感情が生まれる。
リーダーである上に英語が得意なこともあり、7人(時にはもっと大きな規模)の総意であるように(本当にそうかもしれないが)意見を述べることの多いナムさん。
自分の本音を言えないことや、正しい立場として振る舞わなくてはいけないこともあるだろう。
不器用で素直な彼がどんな努力をして、力を使って、言葉を発してきたのか。

"ただの歌手"

かつて詩人になりたいとも話していた彼が求めるのは、最初からここだったのだろうか。

少なくとも私にはそう思えないからこそ、彼の本音がますます知りたくなります。



“できるだけ素直になれる人でありたいのですが、ファンと歌手という無形とタイプの間の存在は果たして何を超えて何にまでなれるのでしょうか。 愛という親切な幽霊の下で、すべてが容認できるでしょうか? むき出しが弱点になり、素直さが傷つく経験を今もかなり経験していますが、まだよくわかりません。前に行くほど話すのが難しくなって悲しいと言いました。 その事実は相変わらずのようです。 それでも私はかなり淡々としています。”

ナムさんのweverse ポストより翻訳

素直さが傷つく経験をかなり経験している彼らはまだ、よくわからない。
でもこれまでにあった差別的内容や過ちも受け入れ、真摯に向き合ってきた過去があります。
歌詞を変え、言葉にし、時にはアイドルという職業を忘れているのではないかと思うほど素直に心のうちを話すのが彼らであることを、わたしは知っている。


ポップスター



大勢の人が見る舞台で、キラキラ輝きながら歌うジョングクさん本人を批判したいわけではない。
アミとの時間を過ごしにきて、弟の曲を歌ったナムさんを批判したいわけではない。
でも彼らを信じていて彼らに救われて、彼らが大好きだからこそ、今までもこれからも差別的内容である歌詞を口ずさんでほしくないのです。



これからも彼らの愛する音楽が、私の愛する音楽であることを願います。

7人それぞれのソロ活も、2025年に7人が揃うことも私にとって生活の支えとなっています。

彼らも私たちも健康でいたいです。

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