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トレイン!チェンジ!チェンジ!


『すいません、ここに行きたいんです。』

東京から帰省中の友人との久しぶりの再会。
待ち合わせ場所に向かっている途中、外国人の観光客に声をかけられた

若い男性2人組

スマホの画面には大阪環状線の文字

梅田大丸の地下道から大阪駅の改札へ向かう通路

あぁ、すぐそこだな。
待ち合わせ時間まであまり無い…でも大阪駅の改札の前を通るしな…

じゃあ一緒に行こうよ。

とボディーランゲージで伝え一緒にエスカレーターへ向かう

エスカレーターの前に着くと
それはそれはすごくさりげなく

どうぞ。と

エスカレーターの登りの順を先に通してくれた

あまりにもさりげなく
スマートに譲ってくれたので

うれしさより感動の感情。
(若いのにすごいなぁ。という母性に近い感情。笑)

そして改札の手前付近に到着。

ふと、
そういえば彼らは環状線に乗ってどこに行くんだろう。

と思い

何となく
universal studio?と聞いた
(めちゃくちゃカタカナ発音で)

『はい。そうです。桜島…行き…西九条…?』

なるほどユニバねユニバ!
て事は…

環状線で西九条まで行って、
西九条に着いたら一旦電車降りて
向かいのホームの桜島行きに乗ってね!

と伝えるか。

よし!

………。

待てよ、彼らはどこの国の方だろう。
これは何と聞いたらいいの…?

おそらく30秒くらい
自分自身と会話していた。


恐る恐る

こ、Korea?

と聞くと

Yes、はい。そうです!
ごめんなさい日本語…

とすごく丁寧なお返事が返ってきた。

いやいや、こちらこそ本当にごめんね。
すごくすごくお上手です。日本語。

と思いながら

LINEの翻訳機能を使いながらルートを伝えた(実に便利な機能)

ユニバまでの生きかたは何となく理解している様子。

ただ、彼ら切符も買ってなくて売り場を探していたので
一緒にユニバ行きの切符を買った。

そうか、券売機は外国語に対応しているのか。
と久しぶりに券売機を触ったのですっかり忘れていた。

そしてここであらためて
西九条!DEトレイン!チェンジ!チェンジ!桜島!トレイン!

と西九条を指して伝えた。

果たして伝わってるのか….

すごく日本語が堪能な韓国から来た観光客のお二人
最後までありがとうございます。ありがとうございます。と
お礼を言っていた。


思い返すと、バリバリの日本語で道案内して
楽しんでね〜!と言ってスタスタ歩いていった


恥ずかしくなった


友人と合流し早速報告。

少しだけ遅れたのでごめんね。と伝えたけど

友人はすご~い!(拍手拍手)と褒めてくれた。

えへへへへへ。


そして毎回つくづく思う、
せめて英語は勉強しないとな。と

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