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G1予想 宝塚記念 見解(少し)と予想印、買い目


さあ、待ちに待った宝塚記念ですね!

それでは見解と印、買い目です。


宝塚記念


◎ラッキーライラック

オルフェーヴル初年度産駒にして最大の大物。本格化した牝馬。ご存知の通り、宝塚記念は牝馬が強いレース。過去5年で5頭が好走。(ヴィブロスもカウントしてます。)そのうち、勝ち馬のリスグラシューとマリアライトは共通して、父サンデー系で、母系に欧州色の底力が強い血統を併せ持っていた。ラッキーライラックは母系はアメリカ寄りでスピード色が強い配合。しかし、ご存知の通り、父がオルフェーブルであり、当レースに強いステイゴールド系のタフな血を持つ。更に、オルフェーブルは母父「メジロマックイーン」と当レースに滅法強い「メジロ」の血を持つのも強調材料。中山記念で2年連続2着、府中牝馬S3着、そして昨年のエリザベス女王杯を勝利していて、(1.2.1.0)と非根幹実績はある。前走の大阪杯は好位の内で立ち回り、抜け出してから突き抜ける完勝。一見、クロノジェネシスの方が外外を回った分の価値が高く見えるが、この馬はそれ以上に余裕があるように見えた。馬場が回復してきた分、内で好位を立ち回れるであろうこの馬を高く評価したい。


◯ワグネリアン 

前走、大阪杯で最も残念な内容だったのがこの馬。というかこの馬はダービーを制してから、チグハグで噛み合わない競馬が続いている印象。神戸新聞杯⇨鞍上乗り替わり、その後は体調整わず、秋を見送り。半年ぶりの大阪杯で内に切り込んで3着。札幌記念⇨手応え十分で直線迎えるも落鉄で失速。天皇賞秋⇨明らかにイン前有利な馬場で後方外ぶん回しでヨレたダノンプレミアムの煽りもあって5着。JCでジョッキー乗り替わり、4角で流れに乗れず、一旦下がる勿体ない競馬。前走大阪杯⇨直線詰まってまともに追えず、流れに乗れずの5着。距離延長が意外にこなせているし、この馬は、ダービーを制覇したときや札幌記念のように、前々で立ち回ればこのメンバー相手にも十分通用する能力はあって不思議ない。宝塚記念のように消耗戦になりやすいレースはこの馬に合っていると思うし、とにかくスムースなら好勝負とみた。


▲クロノジェネシス 

道悪は3戦3勝と本命にしてもいい馬だったが、今日の馬場はそこまで悪くもないし、大外枠に入ったしまった点を見ても3番手評価に下げた。京都記念やアイビーSのように、非根幹実績があるのも好材料。今回は間隔が取れたのもこの馬にとっては好材料だろう。バゴ産駒でこれ以上の成長は見込みにくいし、前で立ち回っても後ろから差し込んでもこの馬より有力な馬はいると見ている。ということで3番手評価。


☆トーセンスーリヤ

今回の宝塚記念で地味に狙ってみたいのがこの馬。欧州血統が走りやすいこのレースで、父系がサドラー×ネヴァーベンドといかにも欧州血統という馬。前走はタイムも上がりも優秀だと思うし、この馬が刻むラップは、宝塚記念向きと推測する。距離延長で嫌われるかもしれないが、ここ5戦で4度非根幹距離を使われて、いずれも馬券になっているのも馬が充実している証拠。ノーブルマーズやラブリーデイの上がり馬枠はこの馬と見る。好枠ゲットし、両サイドの有力馬を見ながら位置を取れるのも評価できる。


?サートゥルナーリア

現役屈指の能力を持っていて、強いのは間違いない。しかし、評価に困る1頭。前走は相手もタイムも低レベル。非根幹実績はある。この馬における最大の懸念が、過去の宝塚記念で要求されるようなレースで結果を残せていないこと。スピードの持続力やHペースに耐えうる競馬は向いていないと思っている。瞬発力勝負で強いタイプなので、下手に前受けすると垂れてしまうのではないかと思っている。ので上位評価には加えないこととした。


注ブラストワンピース

この馬にとってベストなローテーションは"距離短縮"。今回は真逆のローテーションな上に、AJCCで急坂2200mのコースで勝利しているが、相手が非常に評価しづらい。今回も大外枠に入った上、元々立ち回りが器用でない馬。人気もしてしまっている上、自然と危険視したくなる。この馬のベストはちょっと渋ってパワーのいる展開か、左回り2000mだと思っているので、今回は見送り。


△は3,5,12,13,14,17

以下、参考買い目。

馬連 ◎-○▲☆(3点)

ワイド ◎○、☆-◎○▲(4点)

三連複フォーメーション ◎-○▲☆-○▲☆△(21点)

            or ◎-○▲-○▲☆△(15点)

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