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クラスの皆にバレちゃった裏話。

前山邦夫

こんばんは、前山です。
さて、先日投稿したブツ撮り作品が１万いいねを超えました。
写真で出したものでは初めて１万まで行ったのでちょっぴり、いやかなり嬉しいです。

まぁ、周囲では１０万～３０万いいねとか叩き出してる人だらけなのでバズったとは中々言えないんですが今回は色々と狙って作品を出した結果、自己最高の結果になったのでその振り返りも兼ねて記事を書きます。

本日のテーマは、自分の作品を見てもらう為には最大限の努力をしよう！

作品の解説。

作品のモチーフはアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』
それぞれ、登場する各キャラクターをイメージカラーと小物で表現しています。

１枚目は、暁美ほむらと鹿目まどか
２枚目は、美樹さやかと佐倉杏子
３枚目は、巴マミと百江なぎさ
４枚目は、インキュベーター

以上が、モチーフになったキャラクターです。
ご覧になった方は分かると思いますが、それぞれ組んだ相手は劇中で関係性の深いペアにしています。

小物に関しては、ネタバレになる部分が多いので未視聴の方の為に全部解説出来ないんですが…。

１．ほむらとまどかの羽根は劇場版をご覧ください。
２．美樹さやかのグラスの水は人魚をイメージしました。
３．佐倉杏子、巴マミ、百江なぎさは彼女らを象徴する食べ物（飲み物）

特に美樹さやかのモチーフはめちゃくちゃ悩みました。
リプでも来ていた音符を配置しようかと思ったんですけど後述する作品全体の流れの思惑があり除外。
結果的に、彼女を想起させるもう１つの『人魚』をイメージしてグラスに水を注ぎました。

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組む前の元の写真がこれなんですが、実は２パターン撮っています。
彼女が劇中で絶望によって『人魚の魔女』になってしまう内容を踏まえて器(ソウルジェム)から絶望が溢れている、みたいな意図で１枚目を採用しました。


もう１つこだわったのは４枚目のインキュベーター

視聴された方は、ご存知の通り最初は人畜無害な面で生活に入り込み、詐欺紛いの言い回しで絶望に叩き落としに来る感情のない畜生です。

元々構想としてあったのは、アメリカンチェリーを目に見立ててやろうと思ってたんですよね。
ただ、近所のスーパーにチェリーが全く売ってなくて。
こりゃどうしたもんかと作品を見直しているうちに、鹿目家の食事のシーンでミニトマトが出てきたんです。

まどかのお父さんが作っている家庭菜園が劇場版でもアニメ放送版でもうつって結構印象に残っている人が多いと思います。
はっきりと明言はされてないけど、この家庭のシーンは日常を彩る重要な要素として使われてるんですよね。

これを見て、日常生活にシレっと入り込んで全てを壊してくるインキュベーターを表現するのに最適じゃないか！と思いついた結果が、ミニトマトを使った表現です。

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更に、右下に房についたミニトマトを置いている理由は、インキュベーターが１個体だけではなくて群体で、代わりがいるってことを示唆しています。

正直、ここまで読み取る人はいないと思ってたんですけど結構な人数の人が気付いていました。すごいですね。気付いてくれて嬉しいです。

他にもマミさんの紅茶を入れているティーセットは、下の黄色を綺麗に映すために透明のガラス製のものを購入したり、まどかの羽根は実は根本を引きちぎっていたり、色々と小ネタ仕込んでいます。

まどかの羽根を引きちぎっている理由は劇場版観てね。


写真の組み方の話。

内容について色々思案したはいいけど、今度は見せ方です。

まどかとインキュベーターを組んで、ほむらだけ１枚にするとかも考えてましたがやっぱりまどかとほむらはセットにしたいなと。

更に、魔法少女組は結構抽象的な表現になっているけどインキュベーターだけはビジュアルですぐわかるじゃないですか。

多分まどマギって気付かずに見ても、（ちょっとインキュベーターっぽいｗｗ）てなると思うんです。

作品をモチーフにしたものはまず気付いてもらわないとお話になりません。

でも、「これは〇〇なんですよ！」って明言すると驚きとかがないので作品のインパクトが薄れます。

そこで、モチーフにしている作品へと見た人自身が辿り着く手助けとしてビジュアルでわかる４枚目のインキュベーターを使いました。


この分かりやすいインキュベーターモチーフですが

１．視聴者が作品モチーフに気付く導線としての役割

２．気付いた人だけが驚いたり、ニヤリと出来るファンサービスの役割

の２つの要素を包括しています。
②の役割っていうのは、作品説明で書いた通り『日常に入り込んでいる非日常生命体』を表現している事に気付いたコアなファンへのサービスというか気付いたらちょっと嬉しいっていう感覚を与える役割です。


勿論、主な役割は①の作品モチーフに気付かせる導線としての役割なので②は機能しなくても問題ないです。
やっぱり重要なのは、この組写真がまどかマギカという作品をモチーフにしたものであると気付いてもらう事につきます。


（１，２，３枚目見てよく分からない…）⇒（4枚目…インキュベーター…？え、あ、1枚目2枚目3枚目って！！！）

これ実際になるとめっちゃ気持ちいいと思うんですよね。
そういう意図をもって写真を組んでいきました。
先述している美樹さやかのモチーフで音符とか楽譜を使わなかったのはこれが理由です。
あくまで１～３枚目までは抽象的に表現した上でインキュベーターに繋げたかったので、音符とか楽譜は直接的すぎるかなぁと除外しました。

ただこれだけだと、モチーフに気付いてもらう導線としては少し弱いのでキャプションでもう１押ししています。

劇中で使われた有名なセリフ「クラスのみんなには、内緒だよ！」

インキュベーターのビジュアルと劇中の台詞を用いたキャプションで、視聴者の気付きが正解だよって確信を持たせてあげるのが目的です。

自身が気付いた事って、皆に教えたいですよね。
そこなんです、その皆に教えたくなる「僕（私）が気付いたコレ見て！」って気持ちが作品の拡散に繋がるんじゃないかなーーって事が大事でした。


余談ですが、拡散してくれた方の中で「クラスのみんなに拡散しました！」って言うてくれた人がいて、めっちゃ面白いなーって思いました。

僕の中ではまどかマギカって分かってもらいたかったので結構有名なセリフであれば何でも構わなかったのでキャプションは「奇跡も、魔法もあるんだよ」と悩んだんです。

でも、そんな風に思ってもらえたならこっち選んでよかったなと思いました。
(クラスの皆には内緒なんだけど、この写真って実はね…)
なんて思ったり出来てたらって予想外の効果が生まれているような。

作品の投稿日の選定。

作品を投稿したのは5/5（火）

何故この日を選んだのかというと、世間一般では5/7（木）からGW明けで仕事や学校が始まります。
まぁ新型コロナウイルスの影響でイレギュラーではありますが、原則そうなります。

つまり、作品の投稿はTwitterを見ている時間が多くなるGW期間中に投稿するのがマストとなります。
しかし、5/6（水）の夜に投稿してしまうと翌日から仕事や学校があるから0時以降のインプレッションが下がると予想しました。

この作品を作るのにまとまった時間が欲しかった為GW前半は制作期間にあてています。
そうした事から 5/4,5/5 が候補にあがりました。
ここまで来ると何方でも良かったんですが5/4はみどりの日で、トレンド的なハッシュタグが流行っていたので、まったく関係ない本作品をぶつけるのは得策ではないと考えてトレンドに乗った作品を投稿することに決めました。

実際、この日に投稿した作品も3451いいねを貰うことが出来て結果的にこの判断が正解だったと思ってます。

こういう流れでGW最終日１日前に投稿する事になりましたが、読み通り深夜～朝にかけてもかなりの数の反応を頂けました。


訴えかける層を意識する。

これはどのSNS戦略でも言われている様に、発信する相手をキチンと把握するのは大事な事です。

例えば、私のアカウントであれば大前提として写真
更に絞り込むと、風景を見たいと思ってフォローしてくれている方が多い訳です。

ただ、最近のタイムラインを見ているとアニメを結構見ている人が多いんですよね。
まぁ私も普段アニメの話を写真アカウントで頻繁にしないのと同じで、好きだけど前面に押し出していない人が多いのかなと。
更に、元々人物撮影をしていた頃からのフォロワーはコスプレイヤーの方やコスプレカメラマンが結構いるわけなんですよ。

そうした層を引き込んだらどうなるのかと予想を立てて、以前よりいくつかトライしていました。

ご存知の通り、物語シリーズを意識した作品です。
まぁ、君の知らない物語のキャプションに使った星景写真はそんな明確な意図はなかったのですがこれが思いのほか反応を頂けました。

ここから、好きな作品をテーブルの上で表現したら面白いんじゃない？って考え出して、一発目がなでこスネイクをモチーフにした作品ですね。


これが意外とインプレッションに比べてエンゲージメント率が高かったんです。
一番多かったのは引用リツイート。今回と同じように「なでこスネイクだ！」みたいなね。
この２つを踏まえて、アニメ好きっていう今まで意識していなかった新しい潜在的な層に訴えかけられると判断して作品を作り込んでいきました。

嬉しい誤算としては、思っていた以上にフォロワーさんがアニメ好きな人が多かった事です。
これはシンプルに話してて楽しいし、交流も出来て、伸びる伸びない関係なく嬉しかったです。
やっぱり好きな作品を語るのは楽しいもんです。


最後に一番大事なまとめ。

今回、やみくもに投稿してたまたまバズったという訳ではなくある程度計算の上で伸びたと思っています。
実際にめちゃくちゃ考えて作品作ってます。上で書いてない事も色々試してます。

でも、勘違いしないで欲しいのは私がやってるのは伸ばしたいからっていうのは二の次ですよ！！ってこと。

好きな作品をモチーフにして自分で表現する事が楽しいからやっています。
実際、まどマギはGW中にテレビシリーズ全てと劇場版全部観返してます。
風景もそうだけどやっぱり好きと思えるものやらないと続きませんよね！って話。

好きなものを使って自分で作品作るなら、やっぱりいろんな人に見てもらいたいから伸びる方法を試行錯誤してるって感じです。

伸びるトレンドというか傾向とかはありますけど、あれは先行者利益というかやり始めた人達が凄いのであって後乗りし続けると、飽きられたりうんざりされるよねって。

好きなものをどうやって伸ばすか考えてやる方がきっと楽しいぞ！


チラっと話したけど、ほかにアニメモチーフの作品案は４つ程あります。
一つは薔薇乙女やりたいけど、難儀しそうだよね。
残りは正直やりたい内容が面倒くさすぎてまた当分考えまくります。

俺の好きな作品もやってくれ！ってあれば是非教えてください。
僕が好きならやるかも、、しれない。。。

本日のお相手は、魔法少女の中なら暁美ほむら推しの前山でした。




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