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太陽が運動場に落ちていたら(5)

少年は言いました。
「誰も僕を認めてくれないよ」

先生は言いました。
「学校の運動場に宝石が落ちていたとしても、誰も気が付かないかもしれない。

でも、
みんなを優しく温める太陽が
運動場に落ちていたら皆が放っておかない。
自分の小ささを認め、太陽のように大きくなろう。」

そのとき少年は、納得した。
そして自ら学ぶ人になった。

始まりは「足りない気持ち」から出発して少年は努力したのかもしれません。

認められたい気持ちからの努力は、
もっと認められたい気持ちを強めてしまうのかもしれない。でも、その不足感すら、いつか自分の味方になってくれる日が来る。

学ぶには順番があって、
まずは自分の足で歩み始める、学び続けることが大事なんですね。

正しさより、納得が大切なときがあります。

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