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ここ1か月で良かった本の読みどころ

おはようございます。

今日はアイスクリームの日です。

今日の日経新聞朝刊がお休みなので、ここ1か月で良かった本の読みどころを。

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① 「ウェルビーイング」(前野隆司さん)

日経ウェルビーイングシンポジウムを視聴して、もっとウェルビーイングについて深掘りしたかったので、図書館で借りて読みました。

前半はウェルビーイングのおさらい的な位置付けでしたが、後半に出てきたウェルビーイング企業の事例紹介は私の発想にない考え方が多かったので衝撃的ですらありました。

巻末の「さらに学びたい方のためのブックガイド」を見て、次にご紹介する「9割の社会問題はビジネスで解決できる」に出会うことができました。

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② 「9割の社会問題はビジネスで解決できる」(田口一成さん)

前野隆司さんが尊敬するという田口一成さんの本だったので、興味を持ち、読みました。

読む前にTEDで彼の講演を視聴していたので、事例についての理解が早かったですね。

印象的だったのが、余裕ができてから寄付をするというのではなく、ソーシャルビジネスを生業として社会問題を解決するという取り組みでした。

後は社会に対して何かできないかと思い悩む前に、ちゃんとした消費者になろうというのが肩の力が抜けて良かったです。

ハチドリの精神を大切にしたいものです。

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③ 「人生の短さについて」(セネカさん)

昨日たまたまYahooで見つけた投資関連のニュースでお薦めされていたのでKindle Unlimitedで読みました。

紀元前に生まれたとされるセネカさんに、こんなに心を動かされるとは思いませんでした。

事例がローマ帝国時代のものなので、ピンと来ない部分もありましたが、約2000年経っても色褪せない叡智が溢れていました。

『多忙な人間は人生を浪費している。』

『ある人の髪の毛が白いとか、顔に皺が寄っているからといって、その人が長く生きてきたと認める理由にならない。その人は、長く生きてきたのではない。たんに長く存在していただけなのだ。』

『過去を忘れ、現在をおろそかにし、未来を恐れる人たちの生涯は、きわめて短く、不安に満ちている。この哀れな人たちは、死が間近に迫ってから、自分が長い間ただ多忙なばかりで、なにも意味のあることをしてこなかったことに気がつく。しかし、そのときにはもう手遅れなのだ。』

あえて、ネガティブな箇所を引用しましたが、定期的に読み返し、自分が人生を浪費していないか、自問自答したいですね。

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【編集後記】

昨日は「鴨川食堂しあわせ」を読み進めていましたが、どうも集中できず、Yahooを見ていて「人生の短さについて」に出会うことができました。

ソファに座って読んでいましたが、途中から立ち上がって背筋を伸ばして読みました。

改めて古典から学びたいですね。

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ここ1か月で良かった本の読みどころは以上です。

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