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楽曲制作ノート「MoonRiver」

Japanolofi Recordsさん(@Japanolofi_R)が毎月開催されている企画「Monthly-Beat-Gathering」への参加曲でした。初開催となる今回のお題は「月をイメージしたLofi/Chillout」ということで、月と言われてパっと浮かんだのがMoonRiverでした。高校の頃吹奏楽でやったなぁ、良い曲だったなぁ、と思い出に浸りながら、あ、カバー曲にしてみようかなと思い、MoonRiverをLofiChillで、前回(実は定例企画になるまえにも参加してました)同様ミクさんのハミングをいれた「MikuChill」にしたいなと、早速絵師さんに相談。たしかお題が発表されて開催が一週間後とかだったので、まずは絵師さんのスケジュールを確認しないと。。。って快諾いただきました🥹ほんと凄いお人です…いつも感謝です😭

絵を描き始めてもらうためにも全体像がイメージできるくらいの状態までもっていかなきゃと急いで作り始めることに。まずはオリジナルをしっかり聴きました。うーん、歌声もメロディも美しいですね🥹コード進行はオリジナルのままにしたいなと思い、でも耳コピで分析してる余裕がなかったのでこちらのサイトを参考にさせてもらいました。

コード進行はもちろんですが、音楽理論に基づいた解説がとても勉強になりました。音楽理論は一通り学んだつもりでいたんですが全然覚えてなかったです😭でもこちらのサイトでは各用語について分かり易く丁寧に説明されていて、少し寄り道になっちゃったんですがめちゃくちゃ得るものが多く、今回の曲制作で得たものの一つだったりします。
ということでコードをがしがし打ち込み、お次はbeat。lo-fi感のあるkickやsnareをサンプルファイルから選んで並べてみたんですが、なんか小節感がつかめず…あ、3拍子なのに3拍子っぽく聴こえないからか、ということで1拍目を強調するようにしたら割かしリズムが取れるようになりました(3拍子ムズイ。。。)。コードとリズムがあればミクさんのハミングも入れられそうかなと、ピアノでメロディを打ち込み。やっぱりオリジナルのメロディーのイメージが強く、そこからできるだけ遠ざかるようにと気を遣いました。あとはアコギをアルペジオで、グロッケンとオルゴール音を添えて、大枠ができたかんじです。この時点で絵師さんに共有しました。

Speldosaは音が澄んでて綺麗。値段もお手頃でおススメの音源です

間奏のピアノソロはオリジナルのオマージュとして、メロディをそのまま使わせてもらいました。音色はlofi感あるかんじにしたかったので、いろいろプラグインを挿しては試行錯誤してます。あとはイントロとアウトロのピアノのアルペジオ(「カデンツァ」って言葉を初めて知りました)を付け足したり、シンセベースはもっさりしちゃってたのでスネアをトリガーにサイドチェインダッキングさせたりしました。

間奏のピアノの音色づくり

絵師さんから共有もらったイラストが、まぁ素敵で素敵で、風になびくカーテンの様子から「風の音」とか「虫の声」みたいな環境音を入れたいなと思い、ブレイクにそれっぽい音を入れました。LoopCloudには環境音も結構あって、普段からちょいちょいブックマークを付けたりしてたのでそれが日の目を見たかんじですw

全体はこんなかんじ

お題発表から開催まで1週間もなく、平日はなかなか時間も取れない中の制作でしたが、作りたかったものが作れて、時間に追われながらも楽しんで制作できたかな、という印象でした。いや、オリジナルのコード進行が素晴らしかったからそれに引っ張ってってもらった感もありますね💦名曲はやっぱり凄いなと改めて実感😌


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