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深夜の2時間DTM お題「ハープシコードを用いた曲」

ハープシコード…なんじゃ?ってなわけで調べました。「鍵盤楽器でピアノの前身、チェンバロ」。あ~チェンバロかぁ、チェンバロの音めっちゃ好きだわ…でも音源あったかな。KOMPLETEにありそうな気がするからひとまず音源探しから。おぉ、まんま「Harpsichord」って楽器があった!よしこれで決まり~音色からしたらクラシック系だけど、最近だんだん秋っぽくなってきたから「枯葉」みたいなJazzっぽいの作りたいなぁ、ということで方向性もなんとなく決まり、打ち込み開始。

音源の見た目もオシャレ

枯葉コードという有名なコード進行があるんですが、今回は特にそこにはこだわらず単純にルート音が完全4度上がるのを繰り返すコード進行にしてみました。これだけでも結構哀愁感漂ういいかんじの流れができるかなと思います。
Ⅱm7→Ⅴ7→ⅠM7→ⅣM7→Ⅶm7-5→Ⅲ7→Ⅵm7→Ⅵ7
これの繰り返しです(キーはC#)。セブンスがこれでもかってくらい出てくるんですが、それがすごく気持ち良く流れてくんですよね…さすが王道進行。続いてドラムの打ち込み、この時なぜかドラムセットを使わずサンプル素材でドラムを鳴らそうと試み、見事に迷走しましたw結局わけわかんなくなってKOMPLETEのStudioDrummerで打ち込みし直してます…時間もったいない😣これには一応理由があって、DTM始めたての頃はドラムセット&ドラムエディターで打ち込むと良い音が出せない(という完全な思い込み)、EDMはサンプル素材でリズムトラックを作るのでバンド系も同様にいけるはず(実際いけるとは思いますが…)、という変な思い込みが無意識にあり、何も考えずにサンプル素材を並べ始める癖が自分にはあるみたいで(これは良くないので直さないと💦)

上の4トラックはボツになったサンプル素材のトラック。なぜか消さずに残ってましたw

メロディーは枯葉を連想するような似た雰囲気に敢えてしてみました。コードに合わせスケール外の音も入れたり。後半はお決まりの掛け合いを打ち込んで終了。

フレーズの始まりと終わりはコードに含まれる音にすると落ち着きが良いです
イントロとアウトロにはメロディーにリバーブをかけてちょっと遊んでみました

ベースを入れようか迷ったんですが、なんかベース無い方が曲調に合いそうかなと思い今回はパス。メロディーはハープシコード、コードは最初はピアノだったんですが「German spinet」というハープシコードに似た音色の音源に変えて、全体的に似た音色で統一してみました。
気に入ってるポイントはやっぱり後半のハープシコードの掛け合いですね。単純なハモリパートではないので打ち込みも手間なんですが、音の流れがうまくかみ合った時の気持ち良さが好きでついつい掛け合いにしたくなっちゃいます…😊

全体はこんなかんじ

枯葉コードは良くも悪くも「枯葉」のイメージが強く出てしまう気がするので、そこをメロディーや音色などで「自分らしい」雰囲気に作っていくのかが腕の見せ所なのかなぁと思った次第です(って自分はおもいっきり枯葉になってしまいましたが…😵)


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