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高校時代の読書感想文がいまでもアラサーの自尊心を支えている
「授業サボれるんなら俺も真面目に読書感想文書けばよかったわ~」
県の表彰を受けに授業を抜ける私の背中へ、聞かせるようにか聞かれると思わずにか、同級生の放った言葉は随分鋭利に突き刺った。
夏休みに毎年課せられる課題、読書感想文。Twitterなんかではよく、「何のためにやらされるのか分からない課題」「もっとも必要のない課題」などとクソミソにけなされている。
でも、私にとって毎年の読書感想文もと
初めてWeb拍手を貰った日、ジャンルを離れることを決心した
「ジャンルを上がったり創作活動をやめたりしてから”あなたの二次創作が好きでした”とか言われることがあるけど、もっと早く言ってくれたらもっと創作を続けられたかもしれないのにって思う。」
二次創作界隈で時折聞く発言だ。「推しは推せるときに推せ」は公式コンテンツに限らないということだろう。
一方で、「もう何年も前に創作しなくなっていたジャンルの古い同人誌にウン年越しに感想を貰ったのが嬉しくて、もう一
「あの人の作風に似ている」と言われたオタクは、過疎ジャンル字書きのイタコになった
「ひょっとして○○のジャンルにいらっしゃったAさんですか?違ったらすみません。」
まだ個人の二次創作ファンサイトが盛んだったころの話。私のサイトに突然、一通のメールが届いた。
匿名の、ごく短いメール。
○○はかつてそれなりに人気のあった少年漫画だが、私は一度も読んだことが無かった。無論、Aでもない。つまり私にはまるで心当たりがなかった。
「メッセージありがとうございます。すみませんが、○○