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【シャングリラ】を一人遊びに見いだす、風が心地い夏の午後【文化放送】【柴田阿弥ちゃん】【雑記】

 日曜日の午前中は、永遠の推しメンであるセントフォースの柴田阿弥ちゃんの文化放送のラジオ、シャングリラを聞いている。

毎週楽しいのだが、今日は特に面白かった。
お一人様専門家の方が出て好きなことを自分のタイミングでやった結果お一人様になったと語られたり、前にゲスト出演して以降リスナーとなって毎週かわいくツブヤイターで呟くちょまどさんがオタオタしいトークを繰り広げたりと、なかなか僕が好きな空気感で大満足である。

 さらに今日は、投稿したネタが読まれてそのコーナーの大賞にも選ばれとても嬉しい。
 読んでもらったコーナーのテーマは「未来の一人遊び」。自信もお一人様好きで妄想好きな僕としてはもってこいなテーマであった。
 投稿した内容としてはドローン搭載のカメラを自分の横に飛ばして一人情熱大陸ごっこという、普段自分が仕事で落ち込みがちな時にする妄想をベースにしたネタ。実にねくらである。

しかし、自慢であるのだが一人遊びは大好きである。大好きでやめられないのである。
大好きでやめられないなどというと、手淫が好きなように聞こえてしまうが、いや、嫌いではないのだが、一人で妄想したり、自分ルールをつくって生活を無駄に過ごすのが好きなのである。
簡単なところだと、かわいいポメラニアンのぬいぐるみに「金に汚く暴力的で自分本意だけどどこか憎めないアホな子」のキャラクターをつけてアテレコをしたり、駅に行くまで暗い色の敷石しか歩いてはいけないという小学生みたいなルールを決めて真剣に取り組んだり、今日は100円玉を使わない日と決めて、ものすごい量の10円と1円玉で買い物したりなのがある。

その中でもおすすめしたい遊びと、僕自信もまだうまく遊べないけどこれができたら面白いだろうなーっという遊びがそれぞれ一つずつあるのでご紹介したい。

俺BGM

ひとつは、スマホのプレイリストにありとあらゆる音楽をぶちこんで、ランダムに流しながら町を歩く遊び。
出勤中に半沢直樹のテーマや威風堂々やアルマゲドンのテーマが流れると普段通りの仕事が、ものすごいビックプロジェクトに思えて面白いし、女の子の友達とのデートに向かってるときにレッド・ツェッペリンのステア・トゥ・ヘブンが流れてくると、「あぁ~~俺彼女の会う前に車に轢かれて死ぬんだー」っという気分になってちょっと涙ぐめてくる。(もちろんそんな目に遭ったことは一度もない)

一度お客さんに謝りにいかないといけないとき、バラエティーや童謡でかかるようなヘッポコ行進曲のようなテーマがかかって(曲名はしらない)、緊張とばかばかしさで「やめろ!!」っと路上で叫びながらイヤホンをぶち抜いたことがある。実に中毒性の高い楽しい遊びなのである。

俺ゴンクエスト

さらにもうひとつ、これは自分でもいまだにうまくいったことがない遊びなのだけど、都会の人混みで人をすり抜けて歩かないといけないときにやる遊び。
普段すれ違うときに人を避けるという自然にやっている行為を、マジンガー俺、もしくは新世紀エヴァン俺オンになったつもりで、自分を操縦する感覚で人を避けるという遊び。
これが意外に難しい。
普段なにも考えずできていることを考えてやろうとすると、判断が遅れたり、こう動きたいと思うのにその通り体が動かなかったりする。
そんなことをしてるうちに「自分の体なのに自分の思った通り動かない」「普段自分を滑らかに動かしてる俺は誰だ」「俺は俺なのか?」っとすごくトリップしてきて、そのあげく人の多さも相まって気持ち悪くなって、その場にしゃがみこんでしまいましたとさ。

一人はいい。
家に帰って誰かが待ってくれているのもいいが、やはり一人はいい。
村上春樹の”僕”がいっていたように、灰皿を眺めていたって「なぜ灰皿を眺めているの?」と聞かれることがないからだ。
そんな僕はいま、スタバのテラス席でアイスコーヒーを飲みながら、Bluetoothの小型キーボードを使って、スマホの小さな画面にこれを打っている。
汗をかいたアイスコーヒーで濡れたテーブルについて、「何で濡れているのに拭かないの?」などと言われることもなく、夏の谷間に訪れた涼やかな風を楽しむことができるのである。

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