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悪魔と契約しなくても

ロバート・ジョンソンは悪魔と契約して天才的なギター弾きになった、という伝説があります。

才能のことを考えるとき、この伝説を思い出します。

では、私はギターのために魂を売るか?と考えたとき、別に売らないと思うのです。
なぜならそんなにギターに興味がないからです。
魂を売りたいほど興味があること、それが才能のあることなのかもしれません。

ですが悪魔と契約するのはなかなか悲惨な結果を招きそうなので、そこまでして才能が欲しいとは思えません。
契約には代償が必要です。
魂と考えるとよくわからないので具体的に起こることを想像してみます。

「面白い話が書けるようになりたい」と願うと、周りが面白いと評価しても、自分自身は面白く感じない話しか書けないようになりそうです。
「有名な小説家になりたい」と願うと、死んでから有名になる小説家になりそうです。
「絵がうまくなりたい」と願うと、両目を失うことになりそうです。

何もかなえなくていい、そのまま速やかにお帰り下さい。

結局、才能が開かなくても、何か夢中になって続けることができたら、それが一番素晴らしいと思います。

さぽさぽさぽ~と♪