【店舗運営者必見】Yahooショッピングで抑えておきたい広告の種類とは？

今回は、Yahooショッピングの広告に関する内容です。

Yahooショッピング店舗運営者の方であれば抑えておきたい、広告の種類とその運用ポイントについてご紹介していきます！

Yahooショッピングの広告は主に4種類

Yahooショッピングの広告は主に4種類あります。
①　PRオプション
②　バナー・テキスト広告（ディスプレイ広告）
③　アイテムマッチ（ストアマッチ）クリック課金型広告
④　ソリューションパッケージ

それぞれの広告の内容と運用のポイントについてご紹介していきます！

①　PRオプション

PRオプションは、商品が売れたときにのみ発生するコンバージョン型課金広告です。

PRオプションの設定としては、（1）店舗全体と（2）商品ごとの2種類から設定可能で、それぞれの設定で料率を決めて運用することができるようになっております。

赤枠部分がPRオプションの表示場所

広告費としては、『販売価格×料率（％）』で費用が計算されます。

PRオプションを使用することによって、商品ページのスコアを高く設定することが可能となっております。

『商品ページのスコア』とは？
PRオプション料率＋商品ページ内の設定＋レビューの良さ　など
複数の要素によって決定されるスコアで、スコアが高いほど、検索結果の上位に表示されやすくなります。

PRオプションの料率を上げることで、商品ページスコアを高くすることができ、上位表示させることができます。

PRオプションの運用ポイント

販売開始直後は、PRオプションの料率を高めに設定して、上位表示させる対策を取ることが多い。

販売実績やレビューがつくことで、商品ページスコアが上がってくるので、徐々にPRオプションの料率を下げて、バランス良くスコアを上げていくことが必要。

②　バナー・テキスト広告（ディスプレイ広告）

・トップページや特集ページ、総合ランキングなどに設けられている広告枠などに掲載される広告。

広告掲載費用は30,000円～利用できる。
※掲載枠や配信期間によって費用が変動する

他の広告と比べ特に多くの人に見られる場所に掲載されるため、非常に多くのアクセス数を見込むことができる。

バナー・テキスト広告の運用ポイント

広告内容は特集やカテゴリなど様々な種類があるため、取り扱っている商材にあった配信枠を選択する必要がある。

また、商品選定、割引率、配信面の入稿など作業は多岐に渡るため、事前の調整が必要。

広告配信だけにとどまらず、転換率を高める施策（ポイントやクーポン）をセットで行うことでより広告の効果の最大化を図ることができる。

母の日特集などシーズンに合わせた広告もあり

③　アイテムマッチ（ストアマッチ）クリック課金型広告

Yahooショッピング内で商品を検索した際に、検索結果の「ストアのイチオシ」という欄に表示される広告。

赤枠がアイテムマッチの表示場所

最低入札単価10円～設定可能なので、低予算から広告運用が可能です。

検索結果の上位に表示されるため、多くの集客を見込むことができます。

（注意点）
広告の入札ができるのはキーワードに対してではなく、商品カテゴリに対してであるため、細かいキーワードの設定ができない。

アイテムマッチの運用ポイント

ブースト予約を活用して、売上を上げたいタイミングで予算を高く設定しておくと、露出が増えて、売上アップに繋がりやすい。

入札単価は常に変動するため、上位3位以内に表示されるように随時表示順位を確認しながら、入札単価を調整するとよい。

④　ソリューションパッケージ

Yahoo!JapanのトップページやGoogle検索結果ページなどYahoo!ショッピング以外の広告枠に広告を配信することができる広告。

月額予算50,000円～、入札価格は20円～100円の間から広告運用が可能です。

Yahooショッピングの外部に広告が配信されるため、より多くの新規顧客を獲得できる可能性がある。

配信プランは2種類あり、それぞれの概要は以下の通り。

■ベーシックプラン：売上最大化を目標に、各種広告サービス（Google 広告、Criteo、Yahoo!広告）に予算を配分、出稿。

■リターゲティング特化プラン：CriteoとGoogle 広告 動的リマーケティング、Yahoo!広告に予算を配分、出稿。ヤフーショッピングで自社の商品を閲覧していた利用者が他のサイトを訪れた際、「前回ヤフーショッピングで利用者が見た商品」＋「お勧め商品」を表示させる。

ソリューションパッケージの運用ポイント

始めは効果が出にくく、徐々に効果が出始めるのが特徴であるため、長期的な運用の必要性がある。スケジュール調整は2ヶ月~を目安に行うのが好ましい。

運用要素はそこまでないので、最初に設定してしまえば、ある程度放置してOK。

まとめ

今回はYahooショッピングの広告の種類と運用ポイントについてご紹介しました。

Yahooショッピングの広告は、売上を拡大する上でも重要な要素です。

貴重な予算で効果を最大化させるためにも、事前に広告の方法を話し合った上で、運用に取り掛かりましょう。