秋深き隣は何をする人ぞ⑤

この連載はいつ終わるのだろう…。


前回の話でようやくベーシストになった。

でもそんなことを言いつつ、実は曲作りはずっと続けていた。

ミスチルに憧れた頃から今に至るまで、自分の中では「曲を作る」ことが最終目的にあり続けている。

いろんな楽器を弾くこと自体も楽しいけれど、それが曲の一部となっていくことが嬉しかった。
だからチープなものではあるけどDTM環境を揃え、一人でデモテープのようなものを作るために奮闘していた。

とは言え、サークルではゆるゆると好きな曲をコピーしていたくらいで、特にそれを人に聴かせることもしていなかった。
けれども、それは「曲を形にしたい」という願望を溜め込み、どこかにはけ口を探していたのかもしれない。

そしてふと気付いた。

今なら一人で多重録音して曲をつくれるじゃないか。

そして作ったのがこのアルバム
(あからさまに宣伝なんだけど、noteにbandcamp の埋め込みができないのがつらい)

ほころびだらけではあるけど、是非聴いてみてください。


そんな風にして、たまに友人に誘われてギターやベースを弾いてライブをしたり、家で一人で録音したりということを続けていた。


実はここまでで触れていないもう一つの話があるのだけれど、それはまた次回。

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