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ぐりぐら散歩➀こどもたちのペースにあわせてみる。

5月も気が付けば最終週に突入しようとしています。
3月に学校が休みになってもう3か月が経とうとうしていると思うと、なんだか色んな思いがぐるぐると渦巻いてしまいます。

緊急事態宣言が発令されてからしばらくの間、子どもたちはまだ海岸で勝手に遊んでいました。

そして4月が終わる頃、唯一の遊び場だった海で遊ぶことが禁止になり、子どもたちのあり余るエネルギーをどうやって解消しようか悩みました。

そしてStay Homeの中、平日こっそり近所の山を連れて歩くことに・・・・。
そこから私とぐりとぐらの山散歩がスターとしました。

基本は、私(Yo)と次男(ぐり)と友達のKくん(ぐら)の3人で。
一応ぐりとぐらのことを紹介しておくと、彼らは幼馴染で小学校5年生になったばかり。2人とも同じくらいの背格好で幼~い感じなので、たいていは3年生くらいに見られます。そのくせ口だけは達者で言葉が乱暴!
そんな2人との珍道中、よければ読んで下さいね。

・・・・・・

子どもたちが海岸で遊んでいる期間は、私は1人山歩きをしていたので、はじめはその時の感じでついつい距離を稼ごうとしてしまい(1人歩きの話はまた改めて♡)、子どもたちから疲れるとブーイングの嵐が。

「Yoと行くと長いし疲れるから嫌だ!」と。
なにいってんだ~、チビどももっと歩け~!と最初は思いましたが、よくよく考えたら、子どもたちはそもそも私みたいに目的=歩くではなく、やりたいことがあるし、彼らのペースもあるよなと。

そこで”子どもたちを連れていく時は彼らの目的とペースにあわせよう”と心がけてみることに。

後日、ぐりとぐらに「今日はどこに行きたい?」と聞くと、
「この前林道の奥の土砂崩れした箇所を自分たちで整備したから、そこを偵察にいきたい!」と。

ふむふむ・・・・。

ということで、行先決定!
(※それまでは私が行先を決めてしまうことが多かった。しかもロング~!)

道中はなるべく2人を先頭にして、彼らのペースにあわせて後ろからゆっくりついていく。

ぐりとぐら、スタートしてすぐにいつも遊んでいる川辺に降りる。
「Yo、フリスビー持ってきたよね?それやろう!」と。

おっといきなり寄り道かっ!と思ったけれど、とりあえず川に石を投げたり、フリスビーをして遊ぶこと約15分。

さて、目的地はまだまだ先だぞ~!

何度か寄り道とお菓子タイム(これがやたら多い!笑)を挟みながら1時間ちょいかけて、入り口から約1.8km先の林道の終点に到着。

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そして整備したポイントでここはあ~だとかこ~だとか言いながらひとしきり偵察し、また終点に戻ってそこで川遊び。

川の横は今にも崩れそうな崖になっています。

「そうそう、土砂崩れって大雨の後とかに起きやすいよね?」
「この前、この崖の上から道なき道を降りてきたこともあるけれど、足元がもろかったのを覚えてる?」

☆「うんうん」とぐりぐら。

「よく崩れる前に、小石とかがころころって落ちてきたりするみたいだから、そういうことがあったら崩れる前兆かもしれないと思って、気をつけようね」と偉そうに言ってみた。

彼らはわかった~と適当な返事をして(いつも聞いているか聞いていないかよくわからないです。)、また遊び続行。

しばらくすると、2人で「わ~!」と叫びながら私の方に走ってきたので、何をしているのかたずねてみたら、
「土砂崩れが起きた時の為に逃げる練習をしてるんだよ。今ね、石ころが上から落ちてきた気がしたから!」と。

わお~♪

ぐりとぐら、私の話を聞いていないようで一応ちゃんと理解してくれていたらしい。

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まあそんなこんなで、帰路は翌日どこに行くかを話しながら歩く。
「明日はS山までいくかな~」とぐらがぼそっと呟いた。

そだね、自分たちで行先を決めるってとっても大事だね。
と思いながら、私はもっと歩きたいけどね!と密かに思うのでした。

さて今日はここまで。
次回はS山でのお話です。
お楽しみに♡

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