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交通事故

自動車の交通事故を見た。
正確に言うと交通事故がすでに起きていた現場を通った。

そこは見通しの悪い十字路で、信号もなくて、そのわりにけっこうなスピードで自動車が走ってくるので怖いなぁと思っていた場所だった。

事故を起こした自動車の片方は、フロントががっつり壊れていて、十字路の真ん中で止まっていた。もう1台は、角の住居の塀にぶつかっていた。ちなみにその住居の塀は、つい先日も事故で自動車がぶつかって崩れていたので、「KEEP OUT」的なテープで塞がれていたのに、また事故とはなんとも呪われた家だ。

「宝くじに当たる確率は、自動車事故に当たる確率よりも低い」とはよく言うが、少し調べたら50歳までに4人に1人が事故に合うらしくて、意外と高いらしい。ちなみに僕は32歳現在、まだ事故に合ったことはない。

なぜ交通事故について書いているかというと、昨夜読んでいた漫画で、ヒロインの女の子がトラックに轢かれて死ぬシーンがあったから。
人は本当に突然死ぬ。

僕がなぜ曲を書いたり、文章を書いたりするのかと言われたら、「好きだから」というのが大前提ではあるけれど、「生きた証を形として残したい」というのは4番目くらいに本気で思っていたりする。いや、5番目かも。

もし僕が今死んだとして、何人かの人たちは泣いて悲しんでくれるかもしれないけれど、そこに僕の生きた証が形として残っていないと、たぶんあっというまに忘れ去られてしまう。たぶん、僕はそれをけっこう嫌がっている。というか恐れている。

とは言っても、長くても100年経てばどうせ忘れられてしまうのだけど、僕のひ孫とかが僕の音楽聴いてくれてるとこを想像すると、なかなか楽しい。

あれ?子供作らないといけないのかな。

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