[詩]言いたいやつには言わせとけ

人生、間違いばっかり。

最近そんな事ばかり考えている。もしあの時、別の決断をしていたらもっと違う今があったんだろう。

戻りたい。やり直したい。高校生から、いや中学生から、もしくはもっと前から。もっと前から。
もし戻ることが出来るならもっと学校生活を楽しんで、一生懸命勉強して、ちゃんとした大学に入って、ちゃんと週何回かバイトしたり飲み会に行ったりして、ちゃんとそこそこの会社に就職したい。
そんな事ばっかり夜寝る前に考えて妄想して眠れない。

少し客観的に見るとありきたりな普通のつまらない人生なのかもしれない。でも今の人生が楽しい人生でもないし、そんな普通の人生が一番幸せで正解なんだってもうわかってるから。
もう人生詰んでるから何もしたいと思えない。こんな自分と他人は付き合わない方が良いと思う。きっと時間の無駄だよ。

わかってる。そんなこと考えてるから今生きてる自分の人生が空虚なものになるんだって言われなくてもわかってるよ。でも、もう言ってられないとやってられない。こんな人生もう止まってしまってくれてもいいのにって思うのに、毎日次の日が来ることに心底飽き飽きして、適当に今日を潰して消化して終わらせるのでもう精一杯なんだよ。

でも、それでも明日は来る。

だったら悪態つきながらでも構わないんじゃないかとも思う。

言いたいやつには言わせとけ。いくら俺の生き方がダメだとかなんとか。俺は言ってやる。お前に何がわかんだよ。だってお前が生きてる人生は俺のじゃないじゃん。お前だって寸分違わず俺と全く同じ人生歩いてみろ、きっとこうなるに決まってんだから。まあ俺も君の人生なんてわかんないよ。だから別にどう生きようが俺は何も言わない。だからあんたも俺がどう生きようが文句いうな。どうせわかんねぇんだから。

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