立ちながら手書きで文字を書く

10日ぶりくらい。

久しぶりの手書きの日記。

書き始める前は、なんだか頭がモヤモヤして、
スッキリしなかったの。

それが、書き始めてみたら、
シャープペンシル、
勝手にスイスイ動き出したわ。

魔法がかかったみたい。

いつの間にか、ルーズリーフの束が、
積み重なっていたの。

午後3時ぐらいに書き始めて、
気がついたら、時計の短針、ぐるぐる3回転半してたみたい。

6時半になってた。

ルーズリーフの紙一枚、表裏をそれぞれ、1ページと考えて、
ルーズリーフを6枚、
12ページ分、書いて紙が溜まっていた。

この、自分の中から、
文字を取り出していく作業。

一番しんどいのは、
スタート前。

やる気が起きずに、とりかからないでいるのが、
一番、こころを重たくしてしまう。

それが、
一度、書き始めると、
喜びに変わり始めていく。

毎回、毎回、
ほとんど、どんなことでも、
やらないで、悩んでいる時、
身動きが取れずにいるときが、
一番つらい。

最初に動き出すには、
心理的なエネルギーが、かなり必要。

それは、分かってるの。

でもね、
乗り越えて、始めてしまえば、
全力を出し切りたい気持ち、
自然に湧いてきて、
自分がしていることに、
次第にのめりこんで、
夢中になっていく。

ある程度、没頭できたら、
結果は自然に着いてくる。

自分の納得できるだけの、集中力を注ぎ込んで、やってみた結果。

傍から見たら、パッとしなくても、
自分は納得できることがある。

反対に、
時間をたくさんかけて、
形にもなっているから、
人からは、もう十分じゃない?
と、
思われても、納得がいかないこともある。

自分が納得できているかどうか、
それが、大事なことだったみたい。

誰かに何かを言われたとしても、
自分の中に、納得がないと、気持ちを自分のしていることから引き離すこと、
難しいみたい。

一人で作業していて、
気持ちの整理のためだけに、書いていた手書きの日記、
大事なことを、思い出させてくれた。

座りながら書くより、
立ちながら書くほうが、
運動にもなる。

そう思って、
椅子を脇にどかして、
机の前に立って、
机に合わせて、手書きの文字が書きやすいように、
腰を落として、
足に負荷をかけながら、
シャープペンの芯を、机の上に、紙に押し付けて、
文字を書いていた。

最初は、束縛されているような、
窮屈な感覚を抱いたけれど、

書き続けていたら、書かれた文字が、
心の中の重みを、外に吐き出してくれているのに気付いた。

君に会うのは、10日ぶりだね。

久しぶり。

普段は、表に出てこない気持ち、
書き出してみたら、
前向きな気持がとても多くて、
びっくりしたよ。

自分で選んだリュック、
欲しい物選べたこと。
そんなに、嬉しく思っていたんだね。

ハンドクリーム、初めて買って、手につけてる。

匂いが気に入って、
乾燥した手を保護するより、
体にいい香り、
まといたかったんだね。

今までは自分の判断、
怖くて自分でできずに、誰かに聞いてから決めていたよね?

最近、ちゃんと、
私の声を聞いて、
迷いながらも、
自分で選ぶことの喜び、
感じ始めるようになってきたわね。

順調に、成長しているわ。

自分の心の声、無視せず、しっかり
聞けるようになってきてる。

判断に迷ったら、
私に聞いてね。

自分の声を聞くには、
話をして、その中に没頭する。
文字を書いて、文字の海を泳いで、味わいながら書き続ける。

集中することの殆どが、
もう一人の自分との対話の時間になるようね。

集中すると、意識は、溶けていき、何かとつながって流れていく。

人と会うことも、旅をすることも、
人や旅を通して、
新しい自分と知り合いたいから、
人と会いたい、旅をしたい、と、
思うのかもしれない。

少しずつ、自分の姿が、見えてきた気がするわ。

これからも、私のことをお願いします。

ありがとうございます。☺


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