バリ島旅行記2024① ふたたび「バリ島」を選んだ理由
昨年訪れたニャチャンでは予算を抑えるため、ハノイの乗り換え便でニャチャンを往復したところ片道11時間以上かかってしまった。
これがじつにストレスフルであり、それだけの時間をかけて行ったものの、「チェジュ島に来てしまったのか」という肩透かしをくらい(→前回記事を参照)今年の夏こそは直行便で行ける場所から選ぼうとなった。
直行便で行けて、夏休みに雨季にあたらない場所。
これが最低条件。
そこで候補に挙がったのが「コタキナバル」と「バリ島」だ。
コスト面でいうとコタキナバルに軍配が上がったのだが、ホテルもなにもかもがいまいちパッとしない印象が拭えない。
「だったら、またバリ島でよくない?」
こんなシンプルな意見が生まれた。
バリ島はコロナ前の2018年に一度行ったことがある。当時はジンバランのアヤナリゾートという超ベタな大型リゾートに6泊ほどした。コロナ前だったこともあり、ホテル内は中国人でいっぱいだった。
全般的に食べ物がまあまあ美味しく、ホテルの施設も文句ない。噂に聞いていたジンバランのサンセットはとても美しく、プライベートビーチもキレイで、とても印象に残っていた。
ちなみに、これまで夫婦+娘の3人で旅した海外リゾートは下記。
グアム(娘が3歳)
ダナン(4歳)
バリ島(5歳)
サムイ島(6歳)
ニャチャン(9歳)
どこもそれなりの魅力に満ちたエリアだ。
われわれの旅の目的、中心となるコンセプトは「娘が楽しめる場所」「娘がふだんできない体験ができること」だ。それにプラスして、大人がゆっくりくつろげる場所。あとは1泊の予算が3万円から4万円台。できれば3万円台に収めたいところ。
娘は幸いにして食べ物の好き嫌いもなく、どんなものでもとりあえず味わってみるチャンレンジャー。ゆえにけっこう何でも食べることができる。周りの知人に聞くと「見慣れない外国の料理を子どもが食べたがらない海外に行けない」とか「パクチーとか香辛料がそもそも無理」というお子さんもいるらしい。そうなると東南アジアというチョイスはいささか厳しい。
「子どもがなんでもおいしく食べる」という属性が親にとってはきわめてラッキーである。なぜならば、東南アジアのコスパのいいリゾートを親子で楽しめるからだ。
娘はとにかく「プールでひたすら遊べるたらそれだけで満足派」。「海は水着に砂が入って気持ち悪い」といまだに嫌がる。よって、ホテルのプールがしょぼいと、これまた厳しい。バリ島はその意味では(プール重視派にとっては)ポテンシャルの高いエリアなのではないだろうか(たぶん)。
なにより、ガルーダインドネシア航空の直行便が成田から毎日出ている。
2024年の夏はふたたびバリに行こう。
そう、決めた。
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