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エルミナージュとキャラ語り

どうしよう……誰にも何も分からん話しを書いてしまいそうだ。でも考えちゃったら書けないんだよな、と繰り返し。またまたなかなか着手できない問題に直面していた。

でも、昔書いていた、ひたすら趣味に突っ走ったブログを読んでくれていた人に「よくあんな無茶苦茶でしかも超長文のブログ読んでくれてるね」って話しをしたら「だから面白くて読んでるんだよ」って言ってくれて、今でもその時の言葉に支えられていたりする。

だから……書きたいものを書こう!!と思って決心して新しく書き始めてみた。

簡単にゲーム概要

エルミナージュって?というところから触れていたら、えらいことになってしまうので極簡単に。

「wiz系」と呼ばれる、かなり古いタイプのダンジョンRPGだ。ドラマチックな物語を追うよりもダンジョンでのお宝さがしや探索、キャラクターの育成そのものの方に比重が傾く単調作業が苦にならない人向けのゲームである。

詳しくは公式サイトをご覧になった方がよい。

基本的に、このゲームジャンルは自キャラを愛でるためにあるゲームだと私は思っている。

なので、このゲーム、本格的に動き出すまでが大変で、かつめちゃくちゃ楽しい。

ダンジョンを探索するためのPTをどう編成するか。そして、自分の持ちキャラをどうやって落とし込み組み合わせるか。

こういうジャンルのゲームの中でも「エルミナージュ」は職業数が16種類と非常に多くなっているので、とても悩みがいがある。

というわけで、今日はキャラメイキングであーでもないこーでもないと悩みまくって遊んだ記録を残していく。

必須の職業をリストアップ

自由にPTを組んでよくて、そのメンバーも全て自分で作ってよくて……となると、ついつい誰を使おう??というところから考えてしまいそうになるのだが、そうするといざPTを組もうとした時に上手くいかなかったりする。

幸い、エルミナージュシリーズに関する知識はあるので、絶対に用意したい職業の目星がついている。まずは何が必要になるか書き出していくことにした。

  1. 回復役

  2. 鑑定役

  3. 盗賊

  4. 錬金術師

  5. 魔術師

  6. 前衛職

一旦こんなもんだろう。
どんなゲームでも、戦闘が含まれるのであれば回復役は必須だ。

必須技能【医学】もしくは【応急手当】

全てCoCで作成したキャラクターをコンバートしてくるので、回復役は職業が医者か高い応急手当技能を持つ子が適任だろう。

が、ここで問題が生じた。
私の持ちキャラには医者というか、そもそも医療関係者がほとんどいない。ブランク期間除いても5年くらいやっているというのにどういうことだろう。精神科医やセラピストといったメンタル系のキャラはいるのだが、ケガや病気に対応できる純粋な医療キャラがないのだ。

先行きが不安ではあるが初手保留とさせていただくことにした。

推奨技能【医学、科学】

鑑定。
これは、絶対に必要な要素だ。

ダンジョンで拾ってくるアイテムは鑑定しなければ使うことができない。PTメンバーに鑑定できる人がいない場合はお金を払って店で鑑定してもらわなければならない。お金を節約するためにも自前で鑑定できるようにしておく必要がある。

このゲームにおいて「鑑定」という行為ができるのは「司教」という職業だけだ。つまり司教は必須メンバーである。

鑑定の精度はレベルに影響を受けるので作るだけ作ってお留守番させておくわけにもいかないのだが、司教は普通に強い。僧侶の呪文と魔術師の呪文の両方を使いこなすことができる

レベルを上げるのにより多くの経験値が必要になる上級職で、成長させるのに苦労するのと、レベルアップの度に新しく呪文を覚えるのだがランダム要素が絡むので欲しい呪文をなかなか覚えなかったりする面はある。が、毎度その回の司教の癖が見えるようで面白かったりする部分でもある。

この幅広い魔術を使いこなす司教という職業、私の中では早々に誰を就任させるか心に決まっていた。

もともとは医学の勉強をしており医者となるだけの能力がありつつも、向いていないと考え科学者の道を選んだ、という子がいる。

ドイツ人の地質学者、カミル。これほどまでに設定とゲーム内の仕様がマッチする子は他にいない。一先ずここは確定だ。そして時間が経てば回復面を十分彼がフォローしてくれるはずだ。……そう、時間が経てば。

回復役が要らないタイミングなどあるだろうか。今すぐも必要なのだ。しかも十分な回数が使える人材が。

魔法については使用回数が指定されているタイプで、レベルが上がると使用できる回数が増えていく。だが司教は育つのも遅いし、僧侶魔法自体効率よく覚えてくれない。

序盤は回復を分担できる人がいないと全部司教に任せるのは荷が重そうだ。僧侶を兼業できる人材についてはまた改めて考えよう。

職業【盗賊】

盗賊もゲームシステム的に必須だ。
宝箱の罠を鑑定し、解除するのが一番上手いのが盗賊なのだ。盗賊技能持ちの職業は他にもいくつかあるのだが、どうしても専業には劣る。

それに専業の盗賊でないと、盗むという技能が使えない。場合によっては盗賊をPTから外して宝箱だけ何とか他の職業で頑張ってもらうこともあるかもしれないが盗賊を用意しないというのは色々と可能性を狭めてしまうことになる。

ただ、盗賊にするキャラはいつも悩む。
CoCのキャラをコンバートするにしても職業「盗賊」のキャラはもっていない。お遊びでゲームのような職業のキャラクターをたくさん作る人もいるが私は特別な場合を除いては一般的な職業でキャラクターを作ってしまうので、盗賊にコンバートできるぴったりな子が思いつかない問題があった。

現在、盗賊に仮就職しているのがこちら。CoCでの正式な職業は「殺し屋」だ。盗賊、という表現は生温い。よって「仮」だ。

本当は殺し屋らしく、ズバズバ首を飛ばせるようになって欲しい。なので忍者で育てていきたい子なのだが、忍者は上級職なのですぐに就かせることが非常に困難だ。とりあえず盗賊で下積みをしてもらっている。能力値が足り次第転職させることになっている。

これは私の拘りであって、わざわざ茨の道をという感じだったのだが、この子は種族をデビリッシュにしている。要するに悪魔だ。全体的に能力値が高い代わりに成長が遅くなるデメリットがある。加えて忍者自体も成長に時間がかかる。要するに1つレベルを上げるために必要となる経験値がめちゃくちゃ多くなってしまっているのである。

でも……浪漫があるじゃないか。悪魔の暗殺者だ。周りがぐんぐん成長していくなか、後ろからじわじわ修練を積んで実力をつけていく。こういうのは私がテンション上がる方法を使うのが一番いい。忍者はレベルが上がるごとに首切り率が上がっていくのだが、カンストするのはレベル360くらいだったはずだ。

知らない人のために言っておくと、エルミナージュのレベルは上限が職業などで変わってくるのだが、いずれにせよレベル1万くらいまで上げることができるので、カンストで育成が終わってしまうことを心配する必要はない。

利勇が忍者になるには信仰心が足りないのだが、悪魔の盗賊が信仰心を僅かといえど伸ばすことができるのかいささか心配だ。

後任の盗賊を用意しておかなければならない。前述した、盗賊でしか行えない技能を用いるためだ。

人材がなくて悩み抜いた結果、職業は船乗りの彼を抜擢することにした。連想ゲーム的にギリギリ、船乗り→海賊→お宝、的なやつ。あとは、雰囲気だ。「それっぽい」かどうかは非常に重要な要素となる。

職業【錬金術師】

これも絶対に必要になる職業だ。
装備品の強化、錬金アイテムの作成ができるのは錬金術師であり、代替手段がない。

この職業、特徴としては戦闘では戦力にならないし虚弱体質。一発射抜かれたら倒れてるレベル。ただ、役に立たないかというと補助や妨害、いざというときの何でも屋みたいなところがあるのが面白いところだ。特に敵に状態異常を仕掛けるのは重要な要素なので火力はないが頼ることは多い。

そうなると就任するのはこの人しかなさそうだ。

戦闘技能はなく、頭の良さと手先の器用さで力仕事以外のほとんどはやろうと思えばできる、という技術系の職人だ。

戦闘中は攻撃以外の雑用をこなし、帰れば素材を持ち寄られ、この装備をああしたいこうしたい、と言われるのだ。うーん、それっぽい。

ところで少し画像に注目してもらいたいのだが、現在の職業が僧侶になっているのがお分かり頂けるだろうか。

彼は応急手当技能が高いので、利便性的にも再現性的にも本職の錬金術師になる前に僧侶呪文を回収していくことにした。

呪文については、基本は3種類で僧侶、魔術、錬金となっている。魔術師呪文の中にもデバフ系やテレポートなどの補助系はあるのだがどうしても火力メインのイメージが強いのでこの人に関しては僧侶呪文も使える錬金術師としてやっていってもらおうと思う。

こうすることで火力は一切でないがそれ以外はできる、を徹底的に再現できる。そして、これで丁度足りなかった回復役問題も上手く解消しそうだ。

錬金術師が僧侶呪文を覚えることはないのだが、呪文を覚えた状態で転職すればその後も扱うことができる。各レベル3回ずつの制限はついてしまうが、使えるのと使えないのとでは大違いだ。

錬金はどうせ最初の方は素材がないので、今のうちに育成を進めていこう。毒の治療や、急に出てきたゴースト系の敵に対応できる人材は多いほうが助かる。

職業【魔術師】

魔術師の呪文の中には冒険が各段に便利になるテレポートやマップを明らかにするもの、地形ダメージを無視できるようになるものなど、無くてはならない類いの呪文が数多くある。

よって「魔術師」の呪文は必須だ。ついでにちょっと使えればめちゃくちゃ便利。だから、本来の職に就く前に経由していくことがとても多い。故につい、うっかりしていた。

専業予定の子がいないのだ。

魔術の威力は絶大だ。便利呪文が使いたいだけなら、兼業魔術師にやってもらえばいい。だが、きちんと攻撃魔法を撃つつもりで用意している魔術師が放つ呪文の威力は他の追随を許さない。本当にこの超火力を不採用にしていいものか。

確かに!確かに色々問題はあるのだ。
使用回数に制限がある以上、いつでも撃つわけにはいかない。
威力を上げるための装備はすぐには手に入らない。
耐性のある敵も出てくるのでせっかく撃っても通らないなんてことも出てくる。
弱体化させる為の手順を踏んたり本気を出すタイミングを見計らったり、何より死なないようにしなければならない。

それでも居る価値がある、他の職には真似できないド派手で強力な攻撃ができるのが魔術師の魅力だ。

アテがないわけではない。悩みはしたがやはり魔術師の本採用なしは私には考えられない。

そして、魔術師を採用するならこの子しかない。
「魔法の色は翼に宿る」というシナリオ出身の子で、まさに魔法使いをイメージしたキャラクターだからだ。実情はちょっと変わったスキルを持ち合わせる技術者なのだが、アクティブな面も持ち合わせており身のこなしが軽いので「遊楽者」を担当させる予定でいた。

職業名だけだと、ちょっと何をする人なのか分からないが英語の職業名はBardとなっている。ゲーム中では楽器を武器として装備することができ、回数制限なしに楽器に備わっている呪文を発動させることができる。そして専用の技能はタロットカード。好きな効果が発動するカードを選んで引くことができるのだが、成功確率は初期で75%で、引くたびに下がっていく。そして引くのに失敗した場合は、いい効果は敵に適用され、悪い効果は自分たちに適用されるというちょっと癖のある職業だ。

実は今まで本採用したことのない職業で、ちょっとそれっぽいかなと思って遊楽者予定の育成をしていたのだが、魔術師不在として考えたら普通に魔術師を本業にさせた方がいい気がして仕方なくなってきた。ちなみに実は遊楽者でも魔術師呪文を習得するのだが攻撃手段として用いる場合は副業魔術師の呪文の威力はかなり低くなってしまう。どんどんただの補助魔法としての役割になっていくことを思うと魔術師枠としてはカウントできないことになる。

アーテルは治療技術を持っていない子なので、僧侶魔法はともかく特殊な行動もできることを反映して錬金術は一通り学んでから本職へ転職する予定でいた。何せ錬金術は便利な呪文が多いので、どちらにせよとりあえず錬金を学んでもらうことについて変更はない。

やはり今回も遊楽者の採用は無しとなりそうだ。

必須技能【戦闘技能】

CoCからのコンバートを考えた時に一番難しいのが戦闘要員だ。システム的に戦闘を推奨していないことに加え、エルミナージュの世界には銃火器が存在しないことが輪をかけてコンバートのしにくさに繋がっている。

昔エルミナージュをやっていた時はネットゲームの自キャラをコンバートしていたので、ファイターを戦士に、アーチャーを狩人にすればいいだけだったので非常に簡単だった。

とはいえ戦うためのPTを組むのに前衛がいないのでは何も成立しない。どうにかして前衛職のキャラクターを作る必要がある。

CoCだと直接その職業についている子はいないので概念の擦り合わせを行うしかないだろう。順番に用意したい前衛職について考えよう。

戦士

王道にして直接攻撃部門最強。体力、攻撃力、成長速度、どれを取っても優秀な職業だ。ただし直接殴る以外のことはできない。

だとすれば、やはり私の持ちキャラの中ではこの子を出すしかないだろう。

体育大学の学生なのだが、能力以上に出目が強くて仕方がないイメージの人だ。戦闘技能必須のシナリオのために作ったのもあって、探索者というよりは戦闘員の能力値となっているため、戦士と名乗るに相応しいだろう。

また、年若いのもあり耐久と力がぐんぐん伸びる様もぴったりだ。

神女

ヴァルキリーだ。さすがに「女」とついている職業なので女性しか就くことができない。最終的な火力は決定打に欠ける、と言われる職業なのだが私は愛用していた。戦える回復役だ。

火力としても重要なので戦闘中に僧侶呪文を使わせるのは余程の場合のみなのだが、先にも書いている通り呪文は回数制限があるシステムなので主に戦闘終了後の治療を担当することになる。

つまり相応しいのは、みんなの為に前に立つ女性だ。

堂々と最前線に立って戦うというイメージはこの子を置いて他にいない。本編中に明かすことのない本名が表示されているのが妙な気分にさせられる。本当はドイツ語表記なのだがそこまでなかったので、これで我慢だ。

本来はサブマシンガンで思いっ切り前線に出て戦うタイプなので、コンバートすることで逆に少しおしとやかなイメージになってしまうが、守るために戦うという信念は引き継げそうだ。頭はあんまりよくない以外はゴリゴリの能力値になっているところもお気に入りである。

ゲーム中に登場にする最強の槍は神女にしか装備出来ない代物となっている。両手武器なので盾が装備できなくなるデメリットがあるのだが、本来のレニは守るためのものを捨てて、攻め切ることで守ることを考えている子だ。盾を捨てて最強の槍を手にするときこそ、完全に解釈が一致する時となるだろう。

君主

神女と並んで僧侶呪文が扱える戦士だが、より守りに特化している。大器晩成の上級職で、特に状態異常に強い。レベルが上がることで発動するようになる「法院保護区」が強力だ。存在するだけでPT全体の状態異常耐性を上げることができるようになる。

正直地味ではある。しかし、状態異常からの総崩れはよくある話なので事故率を下げてくれるのは心強い。何より君主本人も僧侶呪文が使えるので、この人が残っていればPTを立て直すことも可能なのである。

皆が気持ちよく戦い続けてくれるように、下で支えてくれる存在。

「お父さん」を採用しなくて誰を採用しようというのだろう。「とある幸せな家族の話」出身のみんなのお父さんだ。

職業作家、というのも前衛でありながら火力は出ない地味な君主とどこか似通ったものがあるような気がしてきた。育成枠がいっぱいでまだ作っただけになってしまっている。無転職で君主を突っ走る予定なので、とりあえず転職予定で修行をしている子優先だ。

闘士

個人的に見ていて楽しい職業なので採用したい。特別な武器を持たず、素手で戦う格闘家だ。戦闘中は確率で連続攻撃を行う。途中で敵が倒れた場合は手の届く隣の敵を続けて殴りに行ったりする。「いいぞ!いいぞ!!」と、連撃をついつい応援してしまうのだ。

これについては本当に格闘家がいれば一番いいのだが、さすがに厳しい。スタントマンがいるので、これが一番近そうではあるのだが男の比率が高くなっているので、女の子を採用したい。

そこで抜擢されたのは、ホラー好き廃墟カメラマンの凪沙だ。戦闘技能必須のシナリオのために能力を調整したので普通に強いのだが今のところその強い戦闘技能がちゃんと発揮されたことはない。

ならば、と思っての採用だったのだが早速みて欲しい。画像にある「打倒」の数字を。これは敵の撃破数だ。特に意味はなくどれほど活躍しているかを数字化しているだけなのだが、レベル8にして既に100体倒している。同じくほぼ一緒に行動しているレニは彼女の半分しか撃破数を稼いでいない。

さて、これで前衛は合計4人だ。一応何かあったときのために、2PT何となく組めるように12人ほどは作ってもよいかなと考えている。また完全固定のメンバーでダンジョンに潜り続けていると飽きる、というのもある。マップ埋めとお宝探しで延々歩き回ることになるのでたまには席替えをしたくなるのだ。

お気に入り職業

この他に、実は以前採用してとても気に入っている職業があるので、そちらも今回育成していこうと考えている。状況によって交代で入る人員となる。

狩人

言うまでもなく、弓使いだ。後列まで届く強力な攻撃は敵の背後に厄介な術者がいる場合など非常に有効である。

また、独自のスキルとして状態異常の敵に対してターン終了時にまとめて追撃を行うというオートスキルの発生がある。状態異常の呪文がまとめてかかっている場合、次々に追い討ちをかけてくれるのだ。正直めちゃくちゃ楽しい。

このゲームは、護身のためにも攻撃を通りやすくするためにも、どんどん状態異常を狙っていく傾向にある。ただ、状態異常については毒以外はダメージを与えることはない。そこで狩人がいてくれれば、追撃という形でダメージを狙えるようになるのだ。

CoCにも弓の技能はあるが、しっかりと弓の技能をとっている人は既に戦士に就任しているので残念ながら難しい。そこで今回はこの人を使うことにした。

彼はアングラ系の情報屋だ。ハッカーでもある。万が一の時のため、銃の扱いもできる。頭脳戦メインでありながらも、窮地に陥れば戦えなくはないというイメージのキャラクターになっている。

狩人は弓がメイン武器ではあるが、最悪前衛に立たせても斧などの近接武器が使えるようになっている。近距離になってしまうとお手上げ、というわけではないところに似たものを感じたので採用になった。

が、現在の職業は魔術師だ。先にも述べたように状態異常の敵に対する追撃があるので自分でも状態異常をまとめて狙えるようにするという計画のためだ。加えて、種族はワービーストになっている。この種族は通常攻撃時、確率で敵を毒状態にする可能性がある種族だ。ワンチャン、小細工無しでボーナスタイムが発生するというわけだ。

相手を弱らせては後ろからガンガン攻撃を飛ばし、弱っている相手こそ留めを刺そうと追い討ちをかけていく立ち回りはなかなか容赦なく目に映るが、そんなところも彼らしいかもしれない。

使用人

英語ではmaidとなっており、イメージとしてはやはり可愛い女性にやってほしくなるので、以前は種族を妖精としてメイド服を着たキャラにやってもらっていた。

この職業が専用で使う使用人鞄というものがあり、消費アイテムを大量に詰め込んでおくことができる。そして戦闘中、必要となったものはガンガン自動で使ってくれるのだ。

アイテムにはお金がかかるので浪費している感じにはなる。そのため金欠が気になる序盤ではなかなか採用しにくのだが、使用人がいてくれるとダンジョン内でお茶会を開くことができる。これは、街まで帰らなくても減少した呪文の使用回数を回復することができるというものだ。これでダンジョン内に長く滞在することができるようになる。少しだけHPが減った状態なんかはわざわざ呪文を使わなくても使用人が自動で傷薬を使って治療を行ってくれる。ボス級の敵がお出ましになる時にどのくらい戦力になるかは微妙なところだが、長時間の探索時には心強い仲間となる。

そんなわけで、今回も是非使用人は採用したい。

なんと、都合のいいことに見習い執事のキャラを持っているので今回は彼を採用しよう。残念ながら可愛いメイドではないが可愛いメイドを持っていないのだから致し方ない。

回復の類いはアイテムでやるからいいとして、多少何かできることを増やしておいた方がよさそうなのと、すぐに使用人になってもアイテムをじゃぶじゃぶ使わせるのが難しそうなので一旦魔術師を経由してもらうことにした。

登録数11名

善のメンバー


中立のメンバー


悪のメンバー


本来は性格属性によって、極端に違う「善」と「悪」はPTを組むことができないという制約があるのだが、主にアイテム管理の面で非常に面倒なので早々に善悪混合PT解禁のイベントをこなしてきた。

特定の性格属性でないと就くことができない職業もあるため、どうしても色々な職業を組み合わせようとすると性格がバラバラになってしまう。

探索中の行動で性格が変更になってしまうことがあるので、転職予定の子が同行している場合で、転職先に性格制限があるときのみ注意をする必要がある。

さて、一気に記事にしていったが、これを決めて計画を組み立てるまでにぼちぼちと探索を遂行していたところ一番最初の任務はクリアしてしまっている。

ここからはもう既に、自由に、どこにでも行くことができる。街もダンジョンも全て一気に解放される。

緑の文字は街、白の文字はダンジョンだ。
一応、画面下部に出ている「モンスター警報」で敵の強さの目安が出ているので明らかに危険そうなところは分かるようになっている。

各街ではクエストが発生しており、そこで人助けをすることで全体を通した目的である指輪を集める任務もやりやすくなるということで……。ここからはダンジョン探索をしつつ、人助けをこなして徐々に目的のお宝との距離を縮めていく冒険が始まる。

まさに始まったばかりで、最初の洞窟さえ1つ階層を進んだだけで2戦するのが精いっぱいの状況だ。本日紹介したこのメンバーで、ぼちぼちと攻略を進めていけたらと思っている。

進捗などはまた、ネタが溜まった時にでも。

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