【専門家が解説】おうちのお昼寝に『保育園式ねんねトレーニング(ネントレ )』
保育園では基本的な生活習慣の指導を行っています。そんなプロの指導を元にした、おうちでもできる『お昼寝ネントレ』を紹介します!
お昼寝がうまくいかない理由とは?
お昼寝を促すと嫌がって大泣きする寝ぐずりには、こんな理由があります。
①もっと遊びたい!
子どもは目の前の遊びがなくなってしまうことに強い抵抗を感じます。
②体力が有り余っている
午前中の運動量が足りないため、体力が有り余ってしまうことです。
③眠る感覚が怖い
子どもは睡眠時に意識が落ちていく過程を怖がります。
理想的なお昼寝とは?
<お昼寝の適切な時間帯>
* 生後2ヶ月→ 朝寝 昼寝 夕寝
* 生後5ヶ月から6ヶ月→朝寝 昼寝
* 生後8ヶ月以降→昼寝のみ
保育園で実践しているお昼寝ネントレ を解説
<保育園での日課>
9:00~10:30 午前中の日課として、運動遊びを行う
9:15~10:30を目安にお散歩や戸外遊びでお日様の光をたくさん浴びて思い切り遊びます。できるだけ体を動かせるように努めます。
10:30~ 子供の食事、その後就寝へ
たっぷり遊んだ後は給食の時間です。
食事を終えた子どもから、灯りを落としたねんねスペースへ向かいます。
12:00~14:30 並んだ布団でお昼寝する
保育園のねんねスペースには、それぞれのお昼寝布団が敷いてあり、準備が整っています。お友達が寝ていることを理解し、お昼寝までのプロセスが体に馴染んでくると、目を瞑れなくても布団の中で寝転がり、多くの子どもが2時間ほどゆったりと過ごします。
ご家庭でできるお昼寝ネントレ の方法とは
Step1:午前中にたくさん活動させましょう
7:30までに起床させるようにして、子ども主体のお出かけは午前中に集中させましょう。雨の日も、体操やスキンシップ遊びなどで積極的に遊びましょう。
食事→お昼寝の流れを日課にしてください。眠たくなる昼食後はお昼寝の絶好のタイミングなので、食事→お昼寝の流れを日課にしてください。
Step2:昼寝のための環境を作りましょう
①部屋をリラックスモードにして、お昼寝ムードに変えましょう。照明を落とし、部屋を暗くしましょう。カーテンを開け、自然光を残すことで、過剰な眠りの深まりを防ぎます。
②ヒーリングミュージックやオルゴール音楽をお昼寝の合図にしてみましょう。
③大人も子どもの隣で横になり、休息をとりましょう。家族の寝姿があることも効果的です。
<お昼寝の時間帯のポイント>
眠り始めが遅くても、15:00には子どもを起こしてください。生後2か月頃から、17:00以降の夕寝も避けましょう。
まとめ
おうちでのお昼寝ネントレ を行う際には、特に時間帯に留意が必要になります。
時間に配慮しながら、お子さんの機嫌の良い生活リズムが作れるようになると良いですね。
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