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兵法でコバエ退治。コバエ消滅。

 今年は30℃以上が続いたことと、私が父親の食事を真面目に用意して生ごみが多かったせいか、最近今までと比べ物にならない数のコバエに悩まされていました。色々コバエグッズ買いましたが、毒餌はほぼ全滅で役立たず。インコが放し飼いの為ハエ取りリボンは目立つところに使えず。
 主婦のいる家庭と違って、高齢者と無精なオッサン2人の家は掃除もいい加減なので、それもコバエ大量発生の要因となりました。(でもゴミ屋敷ではないですよ)

 そこで一計を案じ、殺せなくてもほとんどの虫が嫌う蚊取り線香はコバエにも効くと予想し、台所下の扉の中、生ごみバケツのそばで3日ほど焚き続けました。そうしたら、コバエ大激減しました。台所下の扉は閉じているので、部屋はそれほど煙くなっていません。毎日暑いので居間と続きの東西の部屋も窓を全開にしてあるから、ほぼ気にならず。
 火元には十分な注意は必要ですが、下や周りに燃える物を置かない、火のついた線香が入れ物に完全に収まっていれば火事の心配もないかと思います。アース製は割安の上に付属の缶とふたがあり、中には燃えない石綿が敷いてあります。
 餌になる場所、巣や卵を産むような所からコバエを追い払えば繁殖できなくなるから、あとは見つけたコバエをこまめに退治していれば居なくなるだろうという予想が見事に的中しました。(インコが飛んで来ないテーブルの下にハエ取りリボン吊るし・テーブルクロスで中に入りにくい)
 ネットにあった撃退法は売っている毒餌と同じもの(麺つゆ+酢+洗剤)で全く効果なかったです。毒餌は種類が合致しないと効果ゼロ。

経済的で効果的な自作の殺虫剤。

 先に結論を言えば、これはスプレー式の入れ物に洗剤を水で適当に薄めたものを入れただけです。性能的には100均で売っている入れ物より、中身を使い切ったスプレー付きの洗剤の入れ物の方が使い勝手は各段に良いです。とくに素早いコバエに当てるならなおさら。安物の100均製スプレーは撃ち損じます。メーカー物のスプレーの性能は抜群。
 洗剤の濃度は薄めに作って、一度台所などでコバエにかけて弱るかどうかを確かめると良いです。コバエが弱るとティッシュで拭き取れるくらい逃げ足が遅くなります。

なぜ台所洗剤?

 まずスプレー缶の殺虫剤は高いということと、さらに毒性が恐く食器や食品などに吹き付けたくない。そこで、コロナ禍に身近になったエタノール消毒液をスプレーに入れて退治していました。これなら食器にかかっても多少なら安全だろうと思いました。
 しかしエタノールは効果が弱く、吹き付けただけでは完全に死なないように見えたことと、エタノール自体が高価だったのでやめました。

 はて、それではどうしたら良いだろうと考えた時、その前にネットを見て作った毒餌のことが頭に浮かびました。この毒餌(麺つゆ+酢+洗剤)は、臭いから売っている毒餌とほぼ同じものだと想像しました。酸っぱい麺つゆの臭いです。50㏄の毒餌に数滴の洗剤と書いてあったので、洗剤の量は結構薄くて効果があると思いました。
 また食器を洗う洗剤を水で薄めたものの方が、スプレー缶の殺虫剤よりははるかに気持ち悪くない。その辺に多少かかってもまあ良いかなと。

 台所洗剤薄めたコバエ殺虫剤はたぶんスプレー缶の殺虫剤と同等の効果を発揮します。これがあれば高価な殺虫剤は不要です。ちなみにウチで使っている台所洗剤は100均に売っているような一番安いものです。

  本記事、コバエ撃退が成功した一因は孫子の兵法にあると勝手に思っています。わーっはっはっはっはっは…ゲホゲホ…

<(ↀωↀ)> May the Force be with you.