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人生初の挑戦! 自分で2台のバイクの廃車手続き

2024年3月4日、私は愛車であるHONDA SL230とYAMAHA FAZER8の2台を廃車手続きをしました。

SL230は20年近くの相棒で、FAZER8は10年以上乗り7万キロ以上走りました。

SL230 ・・・普段の足として所持。修理したくてもパーツがなく、仕方なく廃車に(´;ω;`)
FAZER8…このバイクで東日本を走りまくりました。仕事が大変で今は乗れない。

思い出深いバイクたちとの別れに感慨深いものがありますが、

FAZER8に関しては一時的な廃車のため、また乗る予定ではあります。

FAZER8に最後に乗ったのは2020年10月。それ以降、まったく乗れておらず、車検にも通していなかったのです。税金の支払いと任意保険の継続のみしていてもったいないなと思ったので、今回、廃車にすることにしました。

事前の問い合わせは、東京運輸支局本部へ

車検証のないバイクの廃車に必要なものは・・・?


多摩ナンバーの廃車手続きには多摩自動車税事務所が関わりますが、電車で行くには、不便な場所・・・。

さて、ナンバーがついていて車検証がないバイクはどうやって廃車をするのか、事前に問い合わせをしようと思ったのですが、どう探してもナビダイヤルしか問い合わせ先が見つからない。

多摩自動車税事務所の問い合わせ先のナビダイヤルは、二輪の廃車手続きの場合、自動音声が延々と続くだけでオペレーターにつながらない😡

東京運輸支局本部(03-3458-9231)に連絡したところ、丁寧な対応をしていただき、何とか全ての手続きについて事前に確認することができました。
自動車検査証(車体番号)とナンバーがあれば良いみたい。

250㏄クラスのバイクの場合、軽自動車届出済証ナンバーが必要。

これとナンバーが必要

軽自動車届出済証の再発行

書類はネットでダウンロードしないほうが良い

「軽自動車届出済証再交付 申請書(軽二輪 第4号様式)」は、
ネットでダウロードができたため、事前に記入をして持っていきました。

ネットでダウンロードをして記入をして、A4用紙に印刷したもの

しかし、それは無効と言われました。
驚くべきことに、普通にA4サイズで印刷をしたのではだめだという。
普通に印刷したものは四隅の黒い■の位置がずれるから無効だと言われました。
印刷する際に細かな設定をしないとだめだということで・・・。

車体番号の記載も下7桁でいいなんてややこしいですよね。
注意書きで書かれていますが、かなり小さな文字なので、見ていなかったです。


運輸局で配っている用紙も10種類近く、壁に並んでいるので、用紙を間違えないように取らねばいけません。
OCRって何? って感じで、素人には区別がつきません💦

この横にも6~8種類用紙が棚に入れて設置

どの用紙と悩んだときは、記入台の前に、それぞれの場合の記入見本があるので、それで確認すると良いと思います。

流れで話が進みましたが、ここから自動車検査登録事務所に着いた後の流れについて説明をします。

多摩自動車税事務所に電車で行く場合

多摩自動車税事務所の住所が国立市なので、国立駅から行けばいいのかなとも思いましたが、立川駅からバスに乗って行った方がバス停も近く、わかりやすいです。

ちなみに帰りに立川駅行きのバスに乗る場合、ファミリーマートの前になります。

廃車の手順

正門から入ってまずは向かって左の大きな建物に進んだが・・・

多摩自動車税事務所に入って、まず、どこに行けばいいのだろう? と悩みます。

とにかく一番大きな建物に行けば、総合案内があるだろうと向かいます。

その大きな建物(庁舎:多摩自動車検査登録事務所)の前に設置されている、案内板を確認したのですが、
素人には理解ができませんでしたw(;^_^A

総合案内板
二輪車は下の方に記載

とにかくメインである、庁舎の建物の中に入って、職員の方に聞こうと思ったのですが、甘かった・・・。
待っている人がかなり多い!!!

窓口しかなく、待っている人が多く、手順を聞ける場所はない

まずは受付をせねばと思って機械に歩み寄りますが、モニター画面を見て、固まります・・・。
「OSS申請」と「窓口申請」の2種類があって(;^_^A

OSS申請?! 窓口申請は待っている人が40人!

何もわからないまま、特殊ではない窓口業務だし、多分「窓口申請」の方だろうと、「窓口申請」の受付票を取りました。(いい加減な直感w)

廃車関係の書類はナンバーを返納しないともらえない

それで見本に従って記入しようと思ったのですが、どうも見本にある用紙がどこにもない!
ということで、庁舎のフロアをさまよっていると、このような用紙が「車の場合のみ」配布されていました。

これを見て、まずはナンバーを返納をして、手数料を支払う必要があると気づき、「ナンバーセンター」という小さな建物に向かいました。

多摩自動車税事務所の場合、正門から入って向かって右手にあります。

ナンバーセンター
廃車にしたナンバー。ずっと乗っていなかったので車検はかなり前に切れている

ナンバーを返納して、手数料を支払う手続きをします。
ナンバーセンターで、手数料納付書や税金を止めるための書類をもらえます。

ナンバーセンターでもらえた手数料納付書


手数料納付書に名前、ナンバーを記載して、その手続きをした後、
先ほどの大きな建物に行き、書類を発行してもらいます。

廃車については、こちらのサイトがわかりやすいです。

その後で税金を止める手続きをすればいいと、これからの手順も詳しく説明してもらえました。

ナンバーセンターは空いているので、わからないことがあればここで聞けばいいかもしれません。

【参考までに】車検証の再交付の場合

こちらも手数料が必要で、最初にナンバーで手数料を支払います。

自動車検査証返納証明書の発行



ナンバーを返納し、手数料を支払った後の手続きは、一番大きな建物の庁舎(多摩自動車検査登録事務所)で行います。
先ほど、無意識にとっておいた窓口申請の受付票が役にたちました。
結構、順番が進んでいたので。

自動車検査登録事務所に行ったら、まずはここで受付票を取って、ナンバーセンターなどほかの場所に行くのが、待ち時間が節約できてもいいかもしれません。

実際、窓口で呼ばれても来ない方が何名もいましたので、そうしている方が多いのではないかと・・・。

ここでまずは、SL230 の軽自動車届出済証を再交付してもらい、

備考欄に再交付と記載。無料で再交付が可能

自動車検査証返納証明書を発行してもらって、無事に廃車手続きが完了。

自動車検査証返納証明書

でも、ここで終わりでなないのです。税金を止める手続きをしないといけません。

廃車後の税金関連の手続き

自動車検査証返納証明書をもって、自動車税事務所に向かいます。

下にある用紙が税金を止める用紙。記入項目は少ない

窓口で自動車検査証返納証明書を掲示し、税金を止める書類を提出したら、無事に終了です。

かかった時間は平日の月曜午後1時ごろから3時ごろまで。結構時間がかかりましたね(;^_^A

任意保険について

(1)車両変更

SL230の保険は、新しく買ったバイクの保険に車両を入れ替え。
私が契約しているものでは、ネットから簡単にできました。

(2)中断証明書

ナンバーがついていないけど、再度乗る予定がある場合、「中断証明書」というのを発行してもらうことができます。
10年間、中断が可能とのことです。

FAZER8の任意保険の方が等級が上なので、乗らない間はこちらの任意保険を使う形にしようかなとも考えたが、再度、同じバイクに乗る場合、違うバイクを登録できないとのこと。

もし、FAZER8の任意保険を新しいバイクで使用した場合、再度FAZER8に乗ったときに、新しいバイクのナンバーを外して廃車にしないと、FAZER8の任意保険が使えないとのこと。

一度登録した任意保険は、永遠に紐づくのですね。


今回、いろいろと大変でしたが、とても勉強になりました。
お役所の手続きの複雑さに疲れましたが、

大切なバイクとの別れをきちんと終えられてホッとしています。

廃車手続きを控えている方は、事前の準備と根気が必要ですね。

【追記】最後に参考までに資料を添付(125㏄~250ccの場合)

それぞれの場合で「印鑑」と記載されていますが、不要です。

ナンバーがついていないバイクを購入したとき


所有者の名義を変更する場合



廃車または使用を中止する場合

軽自動車税申告書と記載されていますが、不要でした。

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