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映画『ショック・ドクトリン』

チリ、アルゼンチン、ロシア、イラク…。

世界各地の資本主義・新自由主義が、
共産主義に対する優越の証でもなく、
それを望んだ国民の選択でもなく、
いかに圧倒的な暴力として持ち込まれたかを追うドキュメンタリー。

民主主義の象徴とも言える国会議事堂を砲撃して、抵抗する何万人もの人を収監・拷問・殺害して、挙げ句の果てにそれを「自由」だの「正義」だの言い出して...。

ほんと、どこまでも悲しみと怒りが込み上げる映画、というか現実。

全てを市場原理で解決しようとすることがいかに失策で、いかに民意に沿わないか。
この映画が何よりの証明だと思う。

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