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映画『マチュカ』

舞台は1970年代社会主義政権下のチリ。
主人公が通う私立校でも地域の貧しい家族を受け入れたり、みんなで耕作や養豚に励んだり、福祉・共生路線が取られていた。

そんな中、ピノチェトのクーデターで社会は一変。主人公の友人は退学となり、彼の住むスラムも取り壊されてしまう...。

感想は「ピノチェトひどい」に尽きるし、大部分の人が似た感想を持つと思う。
でも、かといって社会主義支持に振り切ってるわけでもないところに深みを感じた。
例えば学校の豚は資金不足で管理が行き届かず、感染症により殺処分することになる。
そりゃあ社会主義にだって限界はあるし、バイナリ的に善悪が分かれるわけじゃないよなぁ。

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